ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoが綴るブログ。バリ島旅行記とスペイン旅行記だったのですが、最近は色々増えました。

北京2010(その13:餃子食べて日本に帰ろう)

2010-12-01 22:47:47 | 北京2010
Fukunosukeです。


最後のお昼は、何と常に餃子100種以上を揃えるという天津百餃園。

(ぜーったい2種類で飽きると思うぞー)



まあまあ、ともあれ名物なんだから行ってみましょう。



ガラス張りの餃子工房では、職人さんがワイワイ作っています。



なんと、注文が入ってから作るそうです。へー。



さあさあ、こっちは準備OKですよー。



みんな手持無沙汰。なんつったって、注文を入れてから作り始めますから、ちょっと待た
なければなりません。



おー来たー! やっぱり、基本は水餃子ですね。



こりゃうまい。





え? わーまた来たー、、、おんなじ物? あ、中身が違うの?



んー。もう飽きたー(笑)。




また来たよ。むー。もうどうでもよくなってきたぞー。



ちょっと違った味も欲しいもの。



定番のおかずですけど、なんだかホッとします。



そうですねー。おいしいと言えばおいしいですよ。うん。
だけど皮の厚い水餃子って、そうそう量を食べられる
もんじゃないですからねー。










お昼を食べた後は、ピゅーっと空港に行って、そのまま機上の人になりました。



今回は慌ただしくて落ち着かない旅行でしたが、出だしを考えれば、何とか旅行の体裁が
整ってよかったです。


まあ、今度はもっと時間を取ってゆっくり旅したいなー。中国。






ただいまー! おや、今日はつぶらな瞳ですねー。




やや? なぜこっちを睨んでいるの?何か言いたい事がありそうですねー。




今度は一緒に行く?



北京2010(その12:大柵欄~琉璃廠)

2010-11-29 22:22:13 | 北京2010
Fukunosukeです。


最後の日は、とっても澄んだ秋晴れになりました。昨晩の雨が大気中の汚れを全部洗い
流してくれた様です。なんと気持ちがいい。



この辺りは前門、大柵欄というエリア。



とても歴史のある区域なんですが、小奇麗で、レトロな街並み
というより、レトロ調の街並みという方がしっくりくるかも。



それでも、何軒か超老舗のお店、有名店の本店があったりします。




何といっても楽しかったのが漢方の専門店。広い店内が、漢方薬の種類毎にコーナーで仕切
られていて、そこにはピンキリの漢方薬が並んでいます。例えばこれはナマココーナー。



冬虫夏草! 大きさで値段がだいぶ違うみたいです。それにしても、地球にこんなに沢山
冬虫夏草があったのか!っていうくらい、いっぱい売ってます。


※ もちろん、買ってもどうしていいか分からないので、見物しただけです。



路地裏は横浜中華街の路地裏とよく似た景色。



こっちの路地の奥はカフェがあるみたい。




場所が変わって琉璃廠。

この辺は、元は文具街だった様ですが、今は文具だけでなく骨董を売るお店が沢山あります。



骨董と言っても、本物の骨董は国外に持ち出せませんから、大概のものがイミテーション。
でもその分値段も安いので、楽しく買い物ができます。


不思議なことに、中国人のガイドさんは「贋物でも、オリジナルが高価なものの贋物を買え」
というんです。これは我々には無い感覚ですね。どうせ贋物なら、自分の好きなものを買えば
いいと思ってしまうのだけど。でもそういう性格じゃお金は貯まらないのかな。







これは骨董ではありませんが、ガラス玉の中に絵が書いてあります。きれい。
(よく、小瓶の内側に絵を描いたお土産がありますが、あれと同じです)



一日かけて、探検したい街ですね。



お昼ごはんを食べたら、もう帰国です。





北京2010(その11:夜の街をブラブラ)

2010-11-25 23:52:03 | 北京2010
Fukunosukeです。



2日目の夜は雨になってしまいました。でもせっかくなので、ちょっと探検。



北京の夜景は、ちょっと独特の雰囲気があります。



なんというか、妖しい光を放っています。



さすがに雨なので人出は少ないです。商売もあがったりでしょう。



それにしても、食べるエネルギーが伝わってきますね。中国人のバイタリティそのまま。



遅くまで空いている食料品店にも行ってみます。



物は溢れているけれど、欲しいものはなかったなー。上野アメ横という感じかな。



こちらのコンビニも、食指動かず。



後ろの広告、“の”だけ日本語(笑)。だけど、略字を使っていないから漢字部分は全部日本語に
見えるのかな? それにしても、秋の北海道の味覚に憧れでもあるのかな。どうして知っている
のかな。中国で「日本」というものがどのように紹介されているのか、興味が湧きます。



というわけで北京の夜は、意外に得るものがなかったです。




北京2010(その10:譚家菜)

2010-11-20 21:06:04 | 北京2010
Fukunosukeです。


北京2日目の夜は、北京飯店の超高級中華料理に挑戦です。北京飯店は、ラッフルズを
挟んで新館、旧館の3つのホテル棟が連結する変わった建物。せっかくなのでブラブラ
歩いてみました。

こんなモダンな一角もあり、、、



こんなコテコテな一角もあります。何でもでかいな中国。



さて、譚家菜はこちらです。



ここは北京の中でも老舗超高級店だそうです。「中国で老舗」と聞くと、(なぜか)期待よりも
“大丈夫かな?”と心配が先に立つのですが(笑)、話のタネです。


さすが高級店です。敷居が高そー。



お店の半分は個室の様です。むしろ個室がメインで、上のホールは宴会場みたいです。



↑各人のテーブルに、透明のドームみたいなもの乗ってますが、、、

実は、我々が部屋に入った時には、既に前菜↓が用意されていました。 はたして微妙。
安いバス旅行なんかで、昼食のドライブインに入ると、テーブルに(乾いた)食事が用意して
あるじゃないですか、あれと似てます。それとも、席に着けばすぐに食べられるってのが、
中国の上等なおもてなしなのかな??


ぶつくさ言いながら、食べてみた。お、うまい!おいしいじゃないか。



次に出てきたフカヒレ。これには参りました。絶品です。

スープの色が黄色いのは珍しい。秘伝のレシピだそうです。
hiyokoの分析によると、鶏油じゃないかとのことです。


大正海老の甘みソース煮。これは同店の名物だそうです、、、んー、何で甘いんだ?



鮑の姿煮。鮑はもう少し柔らかい方が好みですが、ソースは
ちょうどいい味です。高級店にふさわしい完成度。



途中で点心が出てきました。これはおいしかった。



スッポンの縁側の醤油煮。これもここの名物。しかし、スッポンの縁側ってどこの部分なんだろう。
食べた感じは、柔らかめの軟骨というか、コラーゲンの塊というか。味付けが鮑と似ちゃった
ので、おいしいけれど食べきれませんでした。



おすましのスープ。

グランドハイアットでもそうでしたが、上湯をそのまま飲ませる
ようなスープが最後に出てきます。お決まりなんでしょうか。

でもきっと、和食のお椀と同じように、これは店の実力をお客に
示す大事な一品なんでしょうね。だとすると、、、昼のグランド
ハイアットの方が美味しかったかな? どうかなー?ふふふ。




デザートは果物。

北京は寒い所だから、果物は高級なのかな、、、。



その時は、皆おいしいおいしいと食べてましたが、今こうして
振り返ると、正直、ちょっと辛口になってしまう(生意気)。
もちろん、どの料理も水準以上です。けれど、値段(相当高い
です)を考えると、どうしても感動まで至らないかなー。


まあ、やはりこれが「中国の老舗」なんですね。



北京2010(その9:北京買い回り)

2010-11-18 21:06:52 | 北京2010
Fukunosukeです。



中華のスイーツ? はて? どこに行きますかね?


やや、もう決まっているみたいです。さすがhiyoko。
抜かりありません。



稲香村、、、? ふーん。



このお店、北京にはあちこちにあるのですが、中華菓子の大御所らしいです(日本でいえば
中村屋とか亀屋万年堂? たぶん虎屋ほどの格ではないと思いますが)。でもガイドさんも
おススメということで、行ってみました。



お店の中は、こんな感じでちょっと独特。お菓子屋さんというより肉屋さんみたい。



ショーケースの中は、中華菓子で満杯です。すごい!




hiyoko:「あれとこれとそれとぜーんぶください!!」


あー、やっちゃった。




注文をすると、決まり事のように大きな箱に「箱詰め係」が
ギッチギチに詰めていきます。


よくわかりませんが、北京で働く人たちが、帰省の折に買って
帰るお菓子みたいです。誰もが箱いっぱいに、北京での夢を
詰めて行くんですね。


やー。買いましたか。




店員:「アンナニカッテルヨー。バカダネー」




もう一軒。別の北京名物。漬物屋の六必居。



うわすごい種類! 中華漬物って、ザーサイだけではないんですね。無知でした。



持ち帰りにいいように、真空パックの漬物もあります。



選んでます選んでます。選びたい放題です。



hiyoko:「その籠では小ちゃいわ! もっと大きいの出してちょうだい!」




店員:「マァタカッテルヨー。ホントニコリナイネー」



中国のお漬物、なかなか複雑な味わいがあっておいしいです。減塩志向の日本の漬物は
すっかり塩気がなくなってきていますが、こちらのはしっかりしょっぱい。ご飯にも
よく合います。

でも、家では夜はご飯(お米)食べないので、なかなか減りません。


なんでそんなに買っちゃったのー。