ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoが綴るブログ。バリ島旅行記とスペイン旅行記だったのですが、最近は色々増えました。

美術展初出品

2008-02-27 11:40:39 | その他
hiyokoです。


3年前頃からでしょうか、夫のFukunosukeが水墨画を習い始めたのは。
全く絵心のない私は、絵の上手な夫が何もしないのはもったいないと
思っていたので、水墨画を習ってみたいと言ったとき、大賛成しました。
そんな夫でも、初めて手掛ける水墨画はなかなか奥が深く難しいらしく、
会心の出来という作品はまだないそうです。


そんな折り、絵の先生から、主催するISAMという会の展覧会をするので
Fukunosukeさんも出してみませんか?とお誘いを受けました。
せっかくですから参加することにしました。
夫が先に見に行ってきたのですが、なんだか元気がありません。
他の方々の作品に圧倒され、ちょっとシュンとしている様子です。


そこで、どれどれ、と私も行ってきました。
んーーー、なるほど、確かに皆さんすごい!
でも、特に上手な方々は既にお弟子さんをお持ちだったりして、
夫とはキャリアがぜんぜん違うのですから無理もありません。
比べる方がおかしい。


でも、本人はかなり刺激を受けたらしく、多分これからは絵に臨む
姿勢が少し変わるかもしれません。
それはそれでいいことだと思います!!


ではでは、作品をいくつか載せたいと思います。
全部で100点ほどあったので、ほんの一部です。
どれも大作で、夫の作品の中では一番大きかった今回の絵も、
一番小さい部類でした。
ライトが反射してあまりきれいではありませんが・・・。(って、
私の写真できれいだったことはないですが。。。)




これは夫の作品。スペインのロンダを描いたものです。

以前こちらでご紹介したときの写真の方がきれいに撮れてます。本人は
この絵はあまり気に入っていないのですが、彼の一番の大作なので
これが選ばれました。


展覧会の中で私が特に印象に残った作品。とても繊細な絵でした。


アップしたところ。きれい。



これも目を惹いた作品。雪景色がとてもよく描けています。



アップしたところ。素晴しい。



水墨画でよく描かれる滝。今回も何点かありましたが、これは私が
気に入った作品。凄い勢いで滝が流れている感じがよく出ています。



これも滝。上とは全く違った雰囲気。なんだか凄みがありました。



動物の絵もけっこうありました。これはなかなかよかったです。



私が気に入った馬の絵。全体に荒さは感じられましたが、
ほんのちょっとだけ描かれている眼で馬の表情全てがわかる、
そんな作品で、なぜか惹かれました。



これは、特別出展のC.W.ニコルさんの作品。優しいお人柄がでていますね。



抽象的な作品も沢山ありました。下の3点は特に目立った作品。
ここまで行くと、ちょっと水墨画とはわかりにくいですね。









このISAM現代水墨画展は今回で13回目だそうですが、思えば前回はただ
見に行くだけでした。
今回は、ただ出展しただけという感じでしたが、とりあえず出すことが
出来ました。
そして次回は、もう少し納得の行く作品が出せるようになるのかな、と
そんな風に思いました。
少しずつですが、上達しているんですね。


そうそう、「すごい!写真みたい!」と言われるのはまだダメなんだ
って、よく夫が言っています。
今回、色々な作品を見てその意味がわかった気がします。
本当に素晴しかった作品は、写真で見るよりずっと迫力があって凄い!
と思わせてくれました。
アマチュアの方でもこれだけ描けるんですねー。
頑張れ、Fukunosuke!!

ウチの猫の変な癖

2008-02-24 23:31:39 | 
hiyokoです。



今度は夫のFukunosukeがインフルエンザです。
いえ、私が移したんじゃないですよ!
お医者様も、時期が違うので奥さんのじゃありませんと明言して
下さっていますし。
インフルエンザの予防注射、いったいどうなっているんでしょうねー。
憤るhiyoko一家です。



さて、どこのお宅の猫ちゃんやワンちゃんにも、これ変ー!っていう
癖がありますよね。
以前飼っていた犬は、人が近づくと、くるくる回っちゃって、ご近所の
子供たちの笑いの種でしたっけ。




で、福之助はと言うと、、、、。



ん?なにかな?



あれ??



こ、これは。




そうなんです。
福之助はお水を飲むと、必ず顎に水滴をつけます。
なんでかな。お水を飲むのが下手なのかな??

その上、お水を飲む前には、まるで儀式のように片手を水入れに入れて
チャプチャプと引っ掻き回し、それから飲み始めます。

やっぱり変ですよねー。

でも、この水滴、拭かずにつけたままにしておくと、猫アクネという、
黒いイボのような汚れが出来てしまうんです。
本などを読むと、手入れの少ない猫がなると書いてありました。
手入れの少ないって、、、本人(←フク)の?それとも飼い主の??

そういえば、お水を飲み終わったあと、手で顔を洗うという動作を
しても、顎の水滴は付いたままということがしばしば。
こういうのを手入れが少ないって言うのかな・・・。

仕方ないので、ウチではフクがお水を飲むと、嫌がるフクを無理やり引き
寄せて、顎をティッシュで拭いてやります。
あー手がかかる。

ま、逃げようとするフクを捕まえて顎を拭くという行為、嫌いじゃないん
ですけどね。
嫌がるフクの声や顔が、可愛いなーって。
どこまでも親バカです。


ブログを始めてよかったこと その3

2008-02-20 08:51:51 | たべもの イタリアン フレンチ
hiyokoです。


先週はなんとインフルエンザにかかり、生まれて初めてタミフルを
服用しました。Fukunosukeがこちらに書いた事で、沢山の方に
お見舞いメールなどをいただいてしまいました。
ありがとうございました!とても嬉しかったです。

お陰様で、hiyokoは生還いたしました。


で、この前の日曜日、インフルエンザ菌がすっかり抜けたところで、
バリ情報を中心とした素敵なブログをされているベッティーナさん
ベッティーノさんご夫妻と、これまた生まれて初めての、夫婦で
プチオフ会というのをやらせていただきました。


場所は下北沢の大好きなカフェ&ブラッセリー「レ・リヤン」。初めて
お会いする方とのお店選びって緊張しますが、これまでいろいろシンクロ
してきたベッティーナさんなので、きっとこちらもお好きではないかなー
と思って、迷わず決めました。


夫のFukunosukeは、いわゆるオフ会というのは初めての経験。
ドキドキです。


約束の時間に、お二人がお店に入って来ました!
わー、想像していた通りのとっても穏やかそうな、優しそうなご夫妻。
お互いにガチガチに緊張しながらのご挨拶ですが、お二人から感じられる
フワッとしたのんびりペースにホッとする私達でした。


恥かしがり屋のFukunosukeも、すぐ打ち解けていたみたい。よかった!


先ずは、レ・リヤンのお料理を色々頼んで、奥様中心に楽しくおしゃべりが
弾みます。お酒大好きな亭主様達はワインぐいぐい呑んで・・・。
どうやらベッティーナさんのところも奥様主導型らしく・・・、おしゃべりの量
では圧倒的に優位に立つ女性軍に押されがちな男同士、語らずとも話が合う??


と、そのとき、「あっーー!!お料理の写真ぜんぜん撮ってなーい!!!」
と、慌てるベッティーナさんと我々。


ブロガーの生活習慣として、まずは写真!なのに・・・。やっぱり緊張して
いたんですね、みんな。(笑)
撮った写真は、メインディッシュに頼んだこの鴨のローストのみ。あーあー。


でも、美味しそうでしょう?どうです、この火の入り具合。
レ・リヤンの優しい味を、ベッティーナさんご夫妻も気に入ってくれたみたい!


さて、お腹もいっぱいになったところで。


今回、ベッティーナさんにはちょっとお願いをしていました。
ベッティーナさん家のスエっちアニキモケちゃんを連れて来てね!って。
そして、我が家からはご存知、バリ介とお嬢を連れて来ました。
ベッティーナさんは、他にもモットちゃんを連れて来てくれました!


憧れの存在、アニキと感動のご対面ー!!やっぱ男前だわ~。
今年のバリでは、何としても手に入れたいと決意を新たにする私。


カメラ担当のベッティーナさんとFukunosukeは嬉々として撮影に没頭。
ちょっと暗い店内で、携帯電話の光をあてて撮影に協力するベッティーノさん。
ただひたすらおしゃべりを続ける私。。。。



全員集合の図。

スエっちアニキに耳をつままれてご満悦のバリ介。何としてもたくさん写真に
写りたい様子のモッタちゃんとお嬢。あくまでも控えめな可愛いモケちゃん。
ウチのひよこ達は大はしゃぎでした!


撮影の成果は、こちらとかこちらをご覧ください。
Fukunosuke編に呼応してベッティーナさんが奇想天外&抱腹絶倒なストーリー
を展開してくれました。面白い!!


さて、デザートもいただき、もうそろそろ・・・・・と時計を見てビックリ!
なんと、5時間も経過していたのです。
えぇーーーー!!!!
本当にあっという間の楽しい時間でした。


お店を後にして少し歩いたところで、人形の写真を撮るのに夢中になりすぎて
人間の写真を一枚も撮っていないことに気が付きました。

お店の前まで慌てて戻って「ハイポーズ!」

すみません、お二人までヒヨコにしてしまって。。。
向かって左お二人がベッティーナさんご夫妻。なんだか着ている洋服も似ていて
姉妹みたいでしょ?(あ、もちろん私が姉ですが・・・)


ベッティーナさんご夫妻のお人柄に私達夫婦、いっぺんでファンになってしまい
ました!これからもどうぞよろしくお願いいたします。
次は桜の頃にぜひまたお会いしましょうね♪



バクソ屋アニキ(スエ)登場!

2008-02-19 00:41:45 | ひよこ不条理劇場
Fukunosukeです。


ひさびさにひよこ劇場です。今回はベッティーナさん家から
豪華ゲスト登場です。




アニキ(スエ):えーバクソー!バクソいらんかえー!!





バリ介:あ、バクソください。




アニキ:(ビクッ!)ヌッ! ウウウ、、、。




バリ介:バクソいっちょうください。




アニキ:ヌヌヌ、、、フンゥ。





バリ介:ねぇ、バクソ。お兄さん有名なバクソ屋のアニキの人
    なんでしょ。バクソ食べさせてちょうだいよ。



アニキ:バっ、バクソは、、、バクソはっ、、、。

バリ介:ははーん。アニキさんバクソで商売したことないでしょ。

アニキ:(ドキッ!)




アニキ:ど、どうしてそれを知ってんスカ!

バリ介:だってベッティーナさんとこでバクソ売れてんの
    見たことないもん。


アニキ:め、面目ないっス。実はオレ、駆け出しなんで、
    まだこれで稼いだことないんっス。

バリ介:んー。しょうがないよねー。じゃあボク今日手伝ってあげる。

アニキ:ほっ、本当っスカ。アッ、アニキって呼んでもいいっスカ!

バリ介:柄じゃないよー。アニキにアニキって呼ばれたら誰がホントの
    アニキかわかんないよー。




お嬢:すみませーん。馬糞(ばくそ)ちょーだい。




バリ介:馬糞じゃないよ。バクソだよ。バッソでもいいけど。
    第一その字は"まぐそ"って読むよフツー。

お嬢:あらバリ介。こんな所で何してんのよ。



バリ介:アニキの人が困ってるんで、今日はお手伝い。

お嬢:ふーん。そうなの。で、バクソって何よ。


バリ介:なんだお嬢。バクソも知らないのかい。

お嬢:だって「馬糞、馬糞」ってうるさいから、何かナーと思って。


バリ介:バクソってのはコレ。バリの肉団子スープだよ。

お嬢:へー、おいしそう。 ひとつちょーだい。



バリ介:はい。じゃーちょっと待っててね。




バリ介:ハイどーぞ。

お嬢:ありがと。あー、おいしー。

アニキ:なっ、ナンだこいつら、でも、初の注文ッス。





バリ介:お代はひゃくえんです。

お嬢:あら意外と良心的なのね。





モケちゃん:馬糞くださーい。

お嬢:馬糞じゃないわよ。バクソって言うの。バッソでもいいのよ。
   第一その字は"まぐそ"って読むのよ。

モケちゃん:じゃそれー。





モットちゃん:馬糞チョーダイ!

バリ介:バクソー!

モットちゃん:じゃそれモットチョーダイ!




バリ介:うわー商売繁盛だー! 忙しいよー!

みんな:ワイワイ! うまいぞバクソー!





バリ介:アニキさん良かったねー。お客さん一杯来たよー。

みんな:おいしかったワー。また来るわねー。




アニキ:こっ、これが商売ッツもんなのか、、、。





本日の営業は終了、、、。




バリ介:アニキさん良かったねー。商売軌道にのるといいねー。
    儲かったらシモキタあたりにお店構えなよー。おいしい
    から繁盛するよー。

アニキ:ありがとうッス。これからもオレ、がんばるっス。







お嬢:あんた、たまにはいいことすんのねー。

バリ介:まあねー。

お嬢:でもアニキの人、腹筋の具合が小島よしおみたいねー。





頑張れアニキ! バクソ屋で一代財をなすのだー!


特別出演:
  汗っかきアニキ(スエ)
  モケちゃん
  タケモトピアノのモットちゃん

ベッティーナさん、変な話にしてゴメンナサイ。
これからもよろしくお願いします。

ポリス 再結成ライブ

2008-02-14 23:45:42 | その他
Fukunosukeです。


誰にでも、理屈抜きで好きなミュージシャンっていると思います。
自分の人格の中に名前が刻まれてしまったように、飽きるとか
飽きないとか関係なくて、ずっと特別な存在。


僕にとっては「ポリス」がそれなんです。


中学2年生の時、買ってもらったステレオセットのFMラジオ
から流れてきた「高校教師(Don't stand so close to me)」。
今聞くと曲も歌詞も変な歌なんですが、なぜか当時もの凄い
衝撃を受けたことを覚えています。


今日、そのポリスの再結成ライブを観に東京ドームに行って
きました。インフルエンザA型のhiyokoが、タミフル飲み
ながら僕にくれたバレンタインデーのプレゼント。


ちょっとジーンときた。




え? あ、いや“ポリスが”です。今日は。



たった3人だけの演奏なのに、圧倒されるような音圧。演奏が
上手いとか下手とかわからないのですが、スチュワートのタイコは
問答無用ですごかった。アンディのレゲエスパイスのギターが懐か
しかった。スティングのベースは、ベースなのに、みんながその
フレーズを一緒に口ずさんでしまうほど存在感があった。
もちろんスティングの歌は、もの凄い声量でそれ自体が4つ目の
楽器みたいだった。

ストレートでシンプルで、緊張感のある彼らの音楽は誰にも似て
いない。ビートのひとつひとつが、まるでノミを打ち込むように
心臓に突き刺さってくる。

往年バンド再結成によくある、“同窓会的な予定調和”みたいな
ユルユルなノリではなかった。まさに、現役(ライブ)だった。



そのせいかな。僕にとっては、中学高校時代のあの頃の気分が、
ビデオでも見ているかのように生々しく目の前に再現されている、
そんな感じだった。


それはライブ以上の不思議な体験だったかもしれない。