Fukunosukeです。
アルカナイズに行くと、セットで行きたくなるあさば。
夏バージョンになっていました。
部屋は久しぶりに松風です。
和室二間の純和風の部屋です。すべての部屋を知っているわけではありませんが、何となくこの部屋が一番あさばらしい気がします。シンプルで、飾り気がなくていい。
この広縁もいい。
青もみじが、湧いて出る雲の様に迫って来ます。
ひと風呂浴びて、サロンで夕涼み。
世界一美味い生ビール。僕はビールはあまり飲まないのですが、ここで飲むビールだけは絶対欠かさない。
お楽しみの夕ご飯。おや? いつもと違う感じです。
一品目は鮑の飯蒸し。立派な鮑で美味しい。ただ、鮑の肝を入れて蒸しているためか、器の中に少し磯臭ささがありました。
もろこしのかき揚げは半切れ×2になっていますが、一つは塩味、一つは醤油味でした。湯呑にはもろこしのすり流し。これはさすがの美味しさ。
毛蟹、雲丹、本もずく。蟹酢のジュレは生姜の味がしました。
素材もよく大変に贅沢で美味しいのですが、わずかに乗った蟹味噌を混ぜると味がまとまらない感じでした。蟹酢のジュレと雲丹も合うような合わないような。どういう味で食べたらよいか分かりませんでした。別々で出てきたら素晴らしかったのに。
冬瓜のスッポン椀。これは美味しかったです。唇がくっついて喋りにくくなるくらい。
造りは鯵、鰹、アオリイカ。鰹がとても美味しかったです。
鮎は大見川。少し小振りの鮎を、頭を下にして身の脂で揚げるように焼くと頭や骨がとても食べやすくなるのだそうです。素晴らしい鮎でした。
hiyoko「ンまい」
天城黒豚、折戸茄子煮。天城黒豚というのは初めて食べましたがおいしかったです。
アメーラトマトの含め煮、鱧から揚げ、山椒塩
そして鮎ご飯。相変わらず素晴らしい。寄居の鮎ご飯とどっちが好きかなー。
溜め息が出ます。
新趣向として、鮎の出汁茶漬けにもできるようになっていました。でもやっぱり普通に鮎ご飯で食べるのが美味しい。
ブランマンジェは器が変わりました。味も少し濃厚になった様な、、、気のせいかな。
仲居さんの話では、春からメニューを少し変えているのだそうです。確かに素材は少しグレードアップしたような気がしました(気のせいかもしれません)が、お料理はまだ探り探りという印象です。
あさばのお料理は一品一味の骨太さが良さと思うので、あまりいじらない方がいいなあと思うのですが、どうなのかな。バカ舌はあまり意見しない方がいいですね。すみません。
朝になりました。
薄い豆、白和え、釜揚げしらす。白和え最高でした。
鯵はとても身がふっくら、塩味がきつくなく高級なお魚という感じです。
出汁巻き玉子。
前回披露できなかったわさびご飯。こんな風にして食べます。
スイカジュースと巨峰。スイカジュースなかなか美味しい。
ごちそうさまでした。
hiyokoはルーチンのエサやり。
写真を撮るチャンスが無かったのですが、有名な門は修繕中とのことで骨組みだけになっていました。俵屋同様、古いままにするのではなく、ちゃんと手を入れています。こういう考え方があさばを常に新鮮で魅力的に保っているのだと思います。