スペイン旅行記番外編です。
フォトブログには掲載しなかった、よもやま話あれこれです。
■ スペインのトリビア
「スペインでは・・・、金髪のペコちゃんが活躍している。
名前は、ミス・パロミタ(ポップコーンの意)と言う」
出た! スペイン名物「金髪のペコ」です。日本人観光客が必ず1アイテム買ってしまう謎のペコ菓子。不二家と関係があるのか無いのか、うーん。謎です。しっかり商標登録されてしまっています。誰か「トリビアの泉」に投稿して真相を究明してもらえないかな。
■ パエリアシーズニング
パエリアシーズニングは沢山売っていますが、この2つは試してみても美味しかったのでおすすめです。
■ 「グラ」と「アングラ」うなぎの稚魚ってどっち?
スペイン人の味覚を喜ばせる最高のご馳走のひとつが、「うなぎの稚魚」です。我々は、コスタ・デル・ソルのレストランでそれがメニューにあるのをみつけ、喜んで注文しました。おいしかったのでおかわりもしてしまいました。ところが、、、。
帰国後、余韻にひたるために行ったスペイン料理屋での一幕。
自分:そうそう、向こうで「うなぎの稚魚」というのを
食べましたよ。
店主:(目を丸くして)へぇ!それはなかなか食べられ
ないものを食べましたね。めったに口に入らないよ。
自分:へー、そうですか。季節がよかったのかな。
店主:すごく高かったでしょ。どんなに安くても50ユーロ
は下らないからね。
自分:いや、土鍋で炒めたようなやつで、15ユーロくらい
でしたが、、、。
店主:?、それは、、、かまぼこじゃないのかな? メニューに
“グラ”って書いてありませんでした?
自分:え、、、、確かにそう書いてあったような、、、。
店主:うなぎの稚魚は“アングラ”です。“グラ”というの
はそれに似せて作ったかまぼこですよ。
ちゃんと目に似せた黒い点々があって、背中側は着色
してあるんです。そんなんじゃなかったですか?
自分:そう言われれば、頭から尻尾までハモハモとした同じ
食感で、骨も内臓の感じもなかったような、、、。
うそー!!!!
これからスペインに行く人、気をつけてください。“グラ”じゃなくて“アングラ”ですからね。
だけど、それを考えると、日本に旅行に来た外人の何人かは、かにかまを食べて、「日本でカニを食べたよ。日本のカニは安いしうまいよ」なんて言っている人いるんじゃないでしょうかね。ハー、無知というのは怖い。
■ HYPERCOR(ハイパーマーケット)
プエルト・バヌースにあるハイパーマーケット「HYPERCOR」は、お土産を買うのに最適。とにかく新しくて巨大な店で、食料品からワインまで何でも揃ってしまいます。空港で買うよりも当然安く、半日くらいかけてじっくりお土産選びをしたい感じ。アルハンブラのような世界遺産もいいけど、こういう現地スーパー物色もとても楽しい。
■ 世界遺産の見どころ、見逃しました
アルハンブラと言えば、今回の旅行記の中にアルハンブラ宮殿で最も有名な「アラヤヌスの中庭」、「ライオンの中庭」等の写真が無いのに気がつきましたでしょうか。実は、一番の見どころを観ていないんです。涙!
アルハンブラ宮殿の見学は非常に厳しくて、特にこのスポットはチケットに記載されている時間をはずすと見学できないのです。後で気がついて、慌てて駆け付け入り口のもぎりのおじさんに必死に掛け合ったのですが、もう後の祭り。取り付く島ナシ。
『デタラメでユルユルでイイカゲンなスペイン人のくせに(スペイン国民の皆さん失礼御免)、何でここばかりニホンのヤクショよりアタマが固くてユウズウが利かなくてニンジョウがないんだこのバカタレ! オレは15ジカン以上もかけてニホンからやってきて、この先シヌまでニドと来られないかも知れないんだぞ! だからチョットぐらいミセロこのトウヘンボク!』いや、スペイン語わかりませんから、そう言ったわけじゃなく、そういう気持ちを眼差しに込めて睨み付けたということです。しかしながら、生憎双方ともサングラス掛けていて、僕の熱い思いはぜんぜん伝わらなかったみたいです。しょうがなく諦めました。
残念ですが、見方変えれば、もう一度この場に戻るべき理由ができたわけですよね。人生の宿題として、いつか制覇してやるぞアルハンブラ宮殿!
■ 現地でお世話になった方々
<ホテル「La Luna Blanca」お二人の日本人オーナーのこと>
今回、現地での宿泊先は、全て義父の30年来の友人(コスタ・デル・ソル在住)にお願いしました。最初に泊まったホテルは、日本人女性二人が経営するホテルだったのですが、なんとこのお二人が、家内の中学校時代の部活の先輩だったのです。こんな偶然って、あるんですね。以下は、家内談。
正直、この信じられない偶然には鳥肌が立ちました。ウン十年ぶりの再会が、スペインとは・・・!!でも、異国の地でしっかりと根を下ろし頑張っていらっしゃる我が先輩に感動し、心から誇らしく思いました。日本女性ならではのきめ細かいサービスは、世界中の旅行客から喜ばれることと思います。頑張ってください!
<Kさんご夫妻>
実は今回の旅行は、われわれ夫婦の二人旅ではなく、家内の父を連れてコスタ・デル・ソルに住む義父の旧友(Kさん)を訪ねるという旅でした。
Kさんは、日本の大学を出た後、リタイアするまでの半生をヨーロッパの地で過ごし、現在は悠々自適の暮らしをなさっています。この方にお会いし、同じ日本人ながら色々と勉強させられる点がありました。日本なら、男性は年老いて擦り切れるまで会社で働き、いざリタイアという段になってはもう老後の余生という感じでアクティブな生活など無理ですが、Kさんは、夫婦共々元気なうちに仕事をやめ、テニス、ゴルフ、旅行と元気いっぱいの暮らしをなさっています。本当の老後の前、このような生活をすることが、人生においてどれだけ有意義なことか、人生を楽しむというのはどういうことなのか、深く考えさせられました。
今回は旅行のプランから何から本当にお世話になりっぱなしでした。このように親切にしていただいて、どうお礼を申し上げてよいものか、感謝の言葉もありません。本当にありがとうございました。
フォトブログには掲載しなかった、よもやま話あれこれです。
■ スペインのトリビア
「スペインでは・・・、金髪のペコちゃんが活躍している。
名前は、ミス・パロミタ(ポップコーンの意)と言う」
出た! スペイン名物「金髪のペコ」です。日本人観光客が必ず1アイテム買ってしまう謎のペコ菓子。不二家と関係があるのか無いのか、うーん。謎です。しっかり商標登録されてしまっています。誰か「トリビアの泉」に投稿して真相を究明してもらえないかな。
■ パエリアシーズニング
パエリアシーズニングは沢山売っていますが、この2つは試してみても美味しかったのでおすすめです。
■ 「グラ」と「アングラ」うなぎの稚魚ってどっち?
スペイン人の味覚を喜ばせる最高のご馳走のひとつが、「うなぎの稚魚」です。我々は、コスタ・デル・ソルのレストランでそれがメニューにあるのをみつけ、喜んで注文しました。おいしかったのでおかわりもしてしまいました。ところが、、、。
帰国後、余韻にひたるために行ったスペイン料理屋での一幕。
自分:そうそう、向こうで「うなぎの稚魚」というのを
食べましたよ。
店主:(目を丸くして)へぇ!それはなかなか食べられ
ないものを食べましたね。めったに口に入らないよ。
自分:へー、そうですか。季節がよかったのかな。
店主:すごく高かったでしょ。どんなに安くても50ユーロ
は下らないからね。
自分:いや、土鍋で炒めたようなやつで、15ユーロくらい
でしたが、、、。
店主:?、それは、、、かまぼこじゃないのかな? メニューに
“グラ”って書いてありませんでした?
自分:え、、、、確かにそう書いてあったような、、、。
店主:うなぎの稚魚は“アングラ”です。“グラ”というの
はそれに似せて作ったかまぼこですよ。
ちゃんと目に似せた黒い点々があって、背中側は着色
してあるんです。そんなんじゃなかったですか?
自分:そう言われれば、頭から尻尾までハモハモとした同じ
食感で、骨も内臓の感じもなかったような、、、。
うそー!!!!
これからスペインに行く人、気をつけてください。“グラ”じゃなくて“アングラ”ですからね。
だけど、それを考えると、日本に旅行に来た外人の何人かは、かにかまを食べて、「日本でカニを食べたよ。日本のカニは安いしうまいよ」なんて言っている人いるんじゃないでしょうかね。ハー、無知というのは怖い。
■ HYPERCOR(ハイパーマーケット)
プエルト・バヌースにあるハイパーマーケット「HYPERCOR」は、お土産を買うのに最適。とにかく新しくて巨大な店で、食料品からワインまで何でも揃ってしまいます。空港で買うよりも当然安く、半日くらいかけてじっくりお土産選びをしたい感じ。アルハンブラのような世界遺産もいいけど、こういう現地スーパー物色もとても楽しい。
■ 世界遺産の見どころ、見逃しました
アルハンブラと言えば、今回の旅行記の中にアルハンブラ宮殿で最も有名な「アラヤヌスの中庭」、「ライオンの中庭」等の写真が無いのに気がつきましたでしょうか。実は、一番の見どころを観ていないんです。涙!
アルハンブラ宮殿の見学は非常に厳しくて、特にこのスポットはチケットに記載されている時間をはずすと見学できないのです。後で気がついて、慌てて駆け付け入り口のもぎりのおじさんに必死に掛け合ったのですが、もう後の祭り。取り付く島ナシ。
『デタラメでユルユルでイイカゲンなスペイン人のくせに(スペイン国民の皆さん失礼御免)、何でここばかりニホンのヤクショよりアタマが固くてユウズウが利かなくてニンジョウがないんだこのバカタレ! オレは15ジカン以上もかけてニホンからやってきて、この先シヌまでニドと来られないかも知れないんだぞ! だからチョットぐらいミセロこのトウヘンボク!』いや、スペイン語わかりませんから、そう言ったわけじゃなく、そういう気持ちを眼差しに込めて睨み付けたということです。しかしながら、生憎双方ともサングラス掛けていて、僕の熱い思いはぜんぜん伝わらなかったみたいです。しょうがなく諦めました。
残念ですが、見方変えれば、もう一度この場に戻るべき理由ができたわけですよね。人生の宿題として、いつか制覇してやるぞアルハンブラ宮殿!
■ 現地でお世話になった方々
<ホテル「La Luna Blanca」お二人の日本人オーナーのこと>
今回、現地での宿泊先は、全て義父の30年来の友人(コスタ・デル・ソル在住)にお願いしました。最初に泊まったホテルは、日本人女性二人が経営するホテルだったのですが、なんとこのお二人が、家内の中学校時代の部活の先輩だったのです。こんな偶然って、あるんですね。以下は、家内談。
正直、この信じられない偶然には鳥肌が立ちました。ウン十年ぶりの再会が、スペインとは・・・!!でも、異国の地でしっかりと根を下ろし頑張っていらっしゃる我が先輩に感動し、心から誇らしく思いました。日本女性ならではのきめ細かいサービスは、世界中の旅行客から喜ばれることと思います。頑張ってください!
<Kさんご夫妻>
実は今回の旅行は、われわれ夫婦の二人旅ではなく、家内の父を連れてコスタ・デル・ソルに住む義父の旧友(Kさん)を訪ねるという旅でした。
Kさんは、日本の大学を出た後、リタイアするまでの半生をヨーロッパの地で過ごし、現在は悠々自適の暮らしをなさっています。この方にお会いし、同じ日本人ながら色々と勉強させられる点がありました。日本なら、男性は年老いて擦り切れるまで会社で働き、いざリタイアという段になってはもう老後の余生という感じでアクティブな生活など無理ですが、Kさんは、夫婦共々元気なうちに仕事をやめ、テニス、ゴルフ、旅行と元気いっぱいの暮らしをなさっています。本当の老後の前、このような生活をすることが、人生においてどれだけ有意義なことか、人生を楽しむというのはどういうことなのか、深く考えさせられました。
今回は旅行のプランから何から本当にお世話になりっぱなしでした。このように親切にしていただいて、どうお礼を申し上げてよいものか、感謝の言葉もありません。本当にありがとうございました。