ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoが綴るブログ。バリ島旅行記とスペイン旅行記だったのですが、最近は色々増えました。

23年2月 間人→京都

2023-02-25 09:55:47 | 京都

Fukunosukeです。

 

間人の朝。漁港に見えている5隻の漁船が間人蟹漁を許された”選ばれた5隻”。

 

朝ご飯はまあ普通です。 朝食の刺身というとイカが定番なのはなぜだろう。

 

でも流石にこの鰈の干物とへしこは絶品でした。 特にへしこ!小さな一切れでご飯三杯いけます。

 

だし巻き卵。丁寧に調理されています。 

 

hiyokoもムシムシ食べました。

 

館内にズワイ漁の模型を発見。底曳き網っていうのですか。へー。こういうふうにしてとるんだ。

 

海の底ではこうなっているのか。

 

ちゃんと蟹がいます。ズワイ蟹はこういう砂地をウロウロしているんだ。面白い。

 

朝ごはんを食べたらダッシュで網野駅に戻ります。

 

 

電車来ちゃった。間人の余韻に浸る間もありません。 

 

京都まで戻り、ホテルにチェックイン。なんだ真っすぐ帰らないのか。

 

鴨川ビューの部屋です。 

 

朝の間人とはまた違う趣きです。

 

早々に京都に戻ったのはこれ。

 

hiyokoが推すピアニストのリサイタル。 

 

ま、間人蟹をだしにhiyokoの活動に付き合わされたというのが本当のところ。

 

 


港式料理 鴻禧(こうき)

2023-02-22 06:26:42 | たべもの 中華 エスニック

Fukunosukeです。

 

西新橋。というか今じゃ虎ヒルのお膝元といった方が通りがいいですかね。

賑やかな新橋の端っこにやって来ました。

 

港式料理 鴻禧(こうき)。港式というのは「香港風」というほどの意味だそうです。

 

ここはTommyさんという料理人が開いた隠家中華レストラン。Tommyさんというのは香港中華のビッグネームだそうで、香港の夏宮、日本の福臨門、恵比寿の龍天門など名だたるレストランで腕をふるってきた方だそう。

営業は夜が基本なのだそうですが、時々シェフの気まぐれメニューでランチをやっているそうです。今日はランチコースです。

 

店の造りは中華というより板前割烹のそれです。

 

シェフのTommyさんが客席に対面して鍋を振ります。

 

自家製XO醤。そのままつまみにしたり、味変に使ったりします。

 

大ぶりな牡蠣の湯引き。乗っているのは生姜の千切り揚げ(これで一人前じゃありません)。

 

ああ、この醤油の味付けは香港風。懐かしいな。

 

大根餅。大変美味しいです。

 

つぶ貝とフカひれエンガワのスープ。フカひれのエンガワというのはふつう捨てるらしいのですが、美味しく調理しています。上湯はまさに福臨門を思いだします。

 

上の方の白い具がエンガワだったと思います。フカヒレの繊維感は無いですがコラーゲンの塊。つぶ貝は生と干しと両方入っているそうです。

 

塩水鴨。福臨門といえばクリスピーチキンが有名ですが、こういうのもあるんだ。

 

あれですね、海南鶏飯の鶏を鴨で調理したような感じ。しっとりジューシーです。

 

鯛のフリッターに、トウモロコシの餡かけ。

 

トウモロコシの餡かけは、中華のコーンスープの味を濃くしてとろみをつけたような味。初めて食べました。

 

干しエビとズッキーニの炒め。

 

ズッキーニを食べて甘いと思ったのは初めて。キクラゲの様なものはモリーユ茸だそうです。

 

この干し海老は香港で作っているそうで、新鮮な海老を加熱せずそのまま干しているそうです。大きいので一瞬冬虫夏草かと思った。

 

最後は黒豚と干し貝柱のおかゆです。香港粥なつかしい。

 

パクチーがよく合います。

 

プーアール茶も上品なものでした。

 

デザートはココナッツプリンに小豆。小豆は中華風に茹でてあるそうです。

 

ここの本領はやはりディナーと思いますが、ランチでも巨匠の片鱗を垣間見ることができました。

 

 

 

 


23年2月 間人で蟹まみれ

2023-02-18 08:06:09 | 京都

Fukunosukeです。

 

ま、結局こういうことよね。

京都市内で食べたのを加えると、人生三回目の間人蟹です。

 

 

旅館の食事には色々コースがあるのですが、奮発して間人蟹フルコースにしました。

 

食事処に行くと、前座がスタンバイされていました。座を温めます。

 

今日の蟹は愛新丸。3回食べたうち、2回が愛新丸でした。間人蟹の漁船は5隻しかないのでなかなかの確率。仲居さんによると愛進丸の船長はお若いとのことで、きっと一杯蟹を取ってくるのでしょう。

 

まずは蟹のお刺身。

 

hiyoko「ヒョー!」

 

ぶりぶりしています。

驚きました。前回間人蟹の刺し身を食べたときは、それまで食べていたズワイとの違いがよく分かりませんでした。でも今日のは昆布締めみたいな旨味があってとても美味しかったです。同じ間人蟹なのに全然違う。いやどっちが正解かわからないけど。

 

茹で蟹。 

 

やっぱり産地で食べる茹で蟹は塩加減が抑えめで美味しい気がします。

 

蟹味噌に混ぜても美味しい。 

 

甲羅の茶碗蒸し。味が変わってホッとします。でも茶碗蒸しの中に蟹の身が一杯入っている。

 

焼き蟹。炭に蟹を乗せた途端にいい匂いがしてきます。ちなみに部屋にあった丹前は、食事前から焼き蟹の匂いがしました(笑)

 

蟹味噌部分は火にかけつつスプーンでかき混ぜてソース状にしていきます。

 

これを、小さな茶碗によそった丹後米のご飯にかけてくれます。これは気を失いそうになるくらい美味しかったです。やっぱりズワイは味噌の上品さだなと思う次第。

 

甲羅味噌があると身を入れたくなるのは日本人の性。

 

hiyoko「コリャウメエナ。タマラネーヨオイ」

 

蟹すきはまずスープに蟹味噌を放ち、

 

花のように開いたところですくいます。

 

んまい。

 

蟹も煮えました。

 

うはあ。知ってます。知ってるけど、美味しい。

 

締めの雑炊はオーソドックスに卵を入れる系。

 

あつあつのハフハフです。

 

食後はシャーベット。口の中火傷したのでちょうどいい。

 

やっぱり蟹はズワイが一番。生でも煮ても焼いてもどうやっても美味しい。

 

しかし、食事のレポートはどうしてこう虚しくなるのか。

見ていてもちっともお腹いっぱいにならないからですかね。

 

 


エゴン・シーレ展

2023-02-15 19:09:00 | その他
Fukunosukeです。

上野の東京都美術館で開催されているエゴン・シーレ展に行ってきました。


20年振りの大回顧展とかで大変な充実ぶり。展示する絵もシーレだけでなく、クリムト等同時代に活躍した画家の作品を網羅的に展示してあり見応えがあります。

ほぼ撮影NGですが、シーレが描いた一部の風景画だけは写真OKでした。



下の絵は鉛筆で線を引いただけの風景画ですが、写真をトレースしたみたいに線の描き直しがありません。人物のドローイングなんかは、クリムトだとなぞるように線を何本も描き形を整えていくのに対し、シーレはひと筆書きの様に形をいきなり描写している感じ。それなのに実在感がすごい。独特の色使いも含め一度見たら頭にこびりついて離れない。私芸術を語る知識も資格もないですが、単純にすごいなあと思います。






写真なんかもありましたよ。

という天才が亡くなったのは28才。早逝です。
スペイン風邪だったそうです。今ならまさにコロナ。いろいろと考えてしまいます。

見応えありすぎて疲れたので、うさぎやカフェで糖分補給。どら焼きで有名な和菓子店が経営するカフェだそうです。なんてことはなんにも知りません。
とか言うとhiyokoに「あんた食べたことあるでしょー」とか言われちゃうんですよね。おじさんあるあるです。


Fukunosukeはあんみつ。

hiyokoはフレンチトースト風のどら焼き。



どちらも大変美味しかったです。


上野界隈はすごい人出でした。外国人観光客もたくさん。

いよいよコロナも終わるのかな。。。

そんな時代に僕らは生きているんですね。今から100年後の人達は、我々がスペイン風邪を思うようにコロナを思うのでしょうか。






23年2月 京丹後

2023-02-11 08:49:34 | 京都

Fukunosukeです。

 

下り東海道新幹線。

 

hiyoko「ゴキゲンヨウ」

 

Fukunosukeは朝から居酒屋新幹線。 

 

京都に着いた12時には既に出来上がっております。 完成しています。

 

お。なんか見覚えのある電車だぞ。 

 

酔っぱらってまた乗っちゃった。 

hiyoko「アタシハノンデイナイワヨ」

 

というわけで、人生二度目の網野駅。

 

 

宿に到着。東京からはるばる6時間あまり。

 

今回泊まるのは、昭恋館 よ志のや。

 

森繁久彌も訪れたそうです。 

なんで最後「我がままでもありたい」って言っちゃうのでしょう。書いた時に酔ってたのかな。

 

 

お部屋はふつー。hiyokoはどこじゃ。 

 

hiyoko「コッチジャ」

 

へえ。ベッドなんだ。

 

ここはお風呂がちょっと変わっています。 

 

脱衣場からして不思議な雰囲気。 壁のキャットウォークみたいなものは脱衣籠を置く棚。

 

うわあ。

 

温泉浴場だけど、ジャングル風呂みたい。。。

 

なんかよくわからない。

 

なんかよくわからない。

 

異世界温泉の気分に浸れます。

 

お湯は循環ですが一応温泉でした。ともあれ長旅の疲れは癒えました。

 

というところで、参ります。