hiyokoです。
お部屋編、続きます。
簡単にお部屋の構造の説明をします。
まず玄関を入ると、正面には竹で出来た仕切りがあり、その下に冷蔵庫やお水の
セットなどが置かれています。その仕切りの裏側は、リラックススペースである
次の間になっています。
入ってすぐ右側にはトランクを置くスペースがあり、その奥には暖簾がかかって
いて洗面所などの水周りスペースがあります。玄関から左側に行くと客間です。
玄関を入ってやや右向きに目を向けたところ。
竹でできた仕切り。裏側はリラックス用座椅子のある次の間。
右側の暖簾の奥が洗面所。
冷蔵庫と水差しが置かれている棚。
このカバーの布地、アジアのものですよね。バリとか。必ずしも日本の物に
固執していないんですよね。ひたすら、この旅館の空気に合うものだけが
選ばれています。
ピカピカに磨きこまれた洗面所のシンクや鏡。シンクはシングルです。
ふかふかタオルにドライヤー。洗面台のスペースがちょっと狭いかな。
俵屋さんのアメニティ。
どれも、厳選されたものばかり。歯ブラシも使いやすかったです。
ご存知、俵屋のオリジナル石鹸「サボン・ド・タワラヤ」。
俵屋さんのお土産の一番人気ですね。
ちょうど豚インフル騒ぎの最中で、消毒液が置いてありました。
えーと、ひげ剃り用具は誰が使うの???
洗面所の右側にはトイレがあります。トイレ内の手洗い。
シンクの内側は銅版。
洗面所にかけられている匂い袋。これすごく可愛いいんです。
そして、洗面所の左側がお風呂場です。ここからもお庭の楓が見えます。
俵屋さんでは、恐らく一番小さいお風呂ではないでしょうか。
俵屋さんには大風呂がないので、各お部屋のお風呂に入ります。
お部屋に到着した時点で、既にちょうど良いお湯加減になっていました。
俵屋さんのお風呂は、高野槙という木を使っています。檜ではないです。
東寺の弘法市で売られていたあの木です。
私、檜のお風呂が一番だと思っていたのですが、お風呂の素材としては高野槇
が、長持ちし、匂いもよく、水気や湯気に強く、最適なのだそうです。
その事は、村松友規さんの「俵屋の不思議」という本で知りました。
この「俵屋の不思議」は、俵屋さんの真の姿を知る事ができるバイブルのような
本で、たくさんの「驚き」がここには書かれています。
私も今回に備えてこの本を読み、訪れる前から妄想の世界へと導かれていました。
お風呂の掃除は、男衆さんのお仕事だそうです。
どうです?気持ちいいくらいきれいでしょう?こんなに清潔感
あふれるお風呂って、そうそうないんじゃないでしょうか。
「俵屋の不思議」で特に印象的だったのが、「洗い屋」という存在です。
木のお風呂というのは、いくら毎日キッチリと掃除をしても、その木の
白さを保つ事はできないわけで、2年に一度ほどは、この洗い屋さんが
美しい状態に生き返らせるのだそうです。
その仕事ぶりをここで語るのは長くなるので割愛しますが、それはそれは
手間のかかる作業なのです。こういう職業があることも初めて知りました。
そういうわけで、このお風呂に入って実際にこの木肌に触れ、「洗い屋」
という職人の技、仕事に対する誇り、人間の手で仕事された温もりなどを
ぜひ感じてみたいと、今回の滞在でも特に楽しみにしていました。
その気持ちよさは、言葉では上手く表現できないほどのものでした。
ただ、、、最初の滞在は、この本を読まずにしてみてもよかったかなと・・・。
何も知らない状態でこの旅館の居心地良さ・感動を体験し、それが何故
なのかを後で本を読んで知り、2度目の滞在でその凄さを一つ一つ味わう
というのもよかったかな・・・。
今になって、そんなことを思ったりしています。
ま、2度目はないかもしれないので、やっぱり読んでおいて良かったか!
長くなってしまったので、次回もお部屋になってしまいました
お部屋編、続きます。
簡単にお部屋の構造の説明をします。
まず玄関を入ると、正面には竹で出来た仕切りがあり、その下に冷蔵庫やお水の
セットなどが置かれています。その仕切りの裏側は、リラックススペースである
次の間になっています。
入ってすぐ右側にはトランクを置くスペースがあり、その奥には暖簾がかかって
いて洗面所などの水周りスペースがあります。玄関から左側に行くと客間です。
玄関を入ってやや右向きに目を向けたところ。
竹でできた仕切り。裏側はリラックス用座椅子のある次の間。
右側の暖簾の奥が洗面所。
冷蔵庫と水差しが置かれている棚。
このカバーの布地、アジアのものですよね。バリとか。必ずしも日本の物に
固執していないんですよね。ひたすら、この旅館の空気に合うものだけが
選ばれています。
ピカピカに磨きこまれた洗面所のシンクや鏡。シンクはシングルです。
ふかふかタオルにドライヤー。洗面台のスペースがちょっと狭いかな。
俵屋さんのアメニティ。
どれも、厳選されたものばかり。歯ブラシも使いやすかったです。
ご存知、俵屋のオリジナル石鹸「サボン・ド・タワラヤ」。
俵屋さんのお土産の一番人気ですね。
ちょうど豚インフル騒ぎの最中で、消毒液が置いてありました。
えーと、ひげ剃り用具は誰が使うの???
洗面所の右側にはトイレがあります。トイレ内の手洗い。
シンクの内側は銅版。
洗面所にかけられている匂い袋。これすごく可愛いいんです。
そして、洗面所の左側がお風呂場です。ここからもお庭の楓が見えます。
俵屋さんでは、恐らく一番小さいお風呂ではないでしょうか。
俵屋さんには大風呂がないので、各お部屋のお風呂に入ります。
お部屋に到着した時点で、既にちょうど良いお湯加減になっていました。
俵屋さんのお風呂は、高野槙という木を使っています。檜ではないです。
東寺の弘法市で売られていたあの木です。
私、檜のお風呂が一番だと思っていたのですが、お風呂の素材としては高野槇
が、長持ちし、匂いもよく、水気や湯気に強く、最適なのだそうです。
その事は、村松友規さんの「俵屋の不思議」という本で知りました。
この「俵屋の不思議」は、俵屋さんの真の姿を知る事ができるバイブルのような
本で、たくさんの「驚き」がここには書かれています。
私も今回に備えてこの本を読み、訪れる前から妄想の世界へと導かれていました。
お風呂の掃除は、男衆さんのお仕事だそうです。
どうです?気持ちいいくらいきれいでしょう?こんなに清潔感
あふれるお風呂って、そうそうないんじゃないでしょうか。
「俵屋の不思議」で特に印象的だったのが、「洗い屋」という存在です。
木のお風呂というのは、いくら毎日キッチリと掃除をしても、その木の
白さを保つ事はできないわけで、2年に一度ほどは、この洗い屋さんが
美しい状態に生き返らせるのだそうです。
その仕事ぶりをここで語るのは長くなるので割愛しますが、それはそれは
手間のかかる作業なのです。こういう職業があることも初めて知りました。
そういうわけで、このお風呂に入って実際にこの木肌に触れ、「洗い屋」
という職人の技、仕事に対する誇り、人間の手で仕事された温もりなどを
ぜひ感じてみたいと、今回の滞在でも特に楽しみにしていました。
その気持ちよさは、言葉では上手く表現できないほどのものでした。
ただ、、、最初の滞在は、この本を読まずにしてみてもよかったかなと・・・。
何も知らない状態でこの旅館の居心地良さ・感動を体験し、それが何故
なのかを後で本を読んで知り、2度目の滞在でその凄さを一つ一つ味わう
というのもよかったかな・・・。
今になって、そんなことを思ったりしています。
ま、2度目はないかもしれないので、やっぱり読んでおいて良かったか!
長くなってしまったので、次回もお部屋になってしまいました