Fukunosukeです。
温モビって何よ。それよりカニはまだですかー?
まだです。山代温泉を多少は見て回らないと。多少なりとも。
温泉街の中心には、総湯という共同浴場があります。いい風情です。
残念ながら今回は入る時間なかったけど。
さて、温モビです。まずはデイリーヤマザキへ。
春のパンまつりの新しい景品か?
そうじゃなくて、レンタルするのです。
これ。電気自動車の小さいのです。これでも「わ」ナンバー!
デイリーヤマザキのおいちゃんが説明してくれます。
温モビは、国交省主導のニューモビリティコンセプトの実験として、
いくつかの観光地でレンタカーとして運用を始めたのだそうです。
(なので、デイリーヤマザキの新しい商売じゃありません)
3時間3300円。でも温泉街で使えるクーポンを2000円分買うと3時間
タダという意味不明なシステム。面白そうなので乗ってみたわけです。
では乗ってみよう。
え、まじすか。2人乗りって聞いてたけど、横並びじゃないの?
乗るというか、押し込む感じです。hiyokoは「なんじゃこりゃ」と
苦情を申しております。
運転席はこんな。一応ハンドルあり。バイクではない。
恐る恐る走り出しました。
ううむ。あんまり乗り心地良くないし、運転もしにくい。後ろでは
hiyokoがブツブツ文句言ってます。
ガタガタしながら、九谷焼の窯跡までやってきました。
500メートル走ったくらいかな(笑)
これをみて「おぉー!」と興奮するほど焼物好きではない。
おじさんが九谷焼の絵付けをしてます。こっちの方が面白い。
(ちなみにこのおじさんは職人というわけではなく、趣味だそうです)
こんな感じで色をつけるんだねー。
そしてまたhiyokoを押し込めます。「コートが汚れる」と文句たれてます。
ごくろうなことです。
魯山人寓居跡にやって参りました。hiyokoは大変不機嫌です。
後姿がやさぐれています。
魯山人は山代温泉に住んでいたことがあるのだそうです。陶芸の勉強を
したのもこの地で。その関係で魯山人の遺物が沢山残っているのです。
へー。ここに住んでいたのか。
山代温泉中の宿の看板を彫ったりしたのだそうです。
こんな感じで作業していたのかね。
hiyokoは少し機嫌がよくなりました。
よく手入れされた庭を眺めながら一服。
一通り見学したら、hiyokoは「もう乗んなくていい」と捨て台詞を残して
歩いて旅館まで帰ってしまいました。あらら。
1号機と書いてあるけど、ついぞ2号機は見なかったよ。
そう言えば、旅館の仲居さんに話をしても温モビの事は知らなかったしなー。
何となく、微妙な温モビでした。
カニカニー!