ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoが綴るブログ。バリ島旅行記とスペイン旅行記だったのですが、最近は色々増えました。

ミラノ2008:ミラノ食べ歩き

2008-08-30 17:37:18 | イタリア2008
Fukunosukeです。


今回、食事については、都度成り行き任せだったので、有名なお店には
行っていません。なので、ざっと紹介してしまいます。
(一店だけ、感動もののお店があったのですが、それは後日)



ホテル近くのピッツェリア。DOGANAという名前(なのかな)。




    メニューは写真入。観光客相手のお店か。
    



ミラノで初めて食べたピザ。東京のピザの方が美味しかったりして。



ムール貝のトマトスープ煮のようなもの。想像通りの味で、それ以上では
ありませんでしたが、スープがなかなか美味しい。


実はこのお店、何よりもエスプレッソが美味しかった。今回飲んだ中でNo.1。
ほぼ行動を共にしたパパ友ガイドさんも同意見だったので、間違いないで
しょう。

hiyokoより:
ここは1970年代に父が何度か行ったという思い出の店。本人たっての希望で
行ってみましたが、だいぶ繁盛したらしく、ピザ専門だった店はかなりの大店
に変わっていて、当時の面影はほんの一部に残されているだけだったそうです。






ブレラ地区で立ち寄ったお店。店名はなんだろう。



ここは、なかなか美味しかったです。






ドゥオモ近くのリストランテ。Calafuria Unione。



リストランテにはピザはないと思っていましたが、普通にありました。

うーん。今回、ピザの有名店には行っていないので、本当に美味しいイタ
リアのピザは試せなかったのですが、日本で食べる方が美味しい。

パパ友ガイドさん曰く、「昨年、イタリアでピッツア職人大会があったの
ですが、優勝したのは日本人だったのよ。やあねぇ」だそうです。





最後の晩に行ったのは、osteria LA RISACCA 6というシーフードレストラン。




    ここはすごい大店です。100席以上はあると思います。
    その大店が満席になるのですからすごい。
    


“ガなんとか”という海老のグリル(誰か名前教えてください)。
これは本当に美味しかった。なんとも表現しようがないのですが、
あまりに美味しくて、おかわりしてしまったくらい。

恵比寿の三越で「赤エビ」という見た目そっくりのエビが売っていたので、
家でグリルしてみたのですが、さっぱり美味しくなかった。何が違うんだ
ろう。ほんとうに不思議です。






パスタ類も美味しかったです。



パスタ、生ハムの毎日で、後半には口の中が荒れてきてしまいました。
明らかにビタミンが足りない。ミラノの人、何十年もこのような食生活で
平気なんだろうか。



つづく。

ミラノ2008:ペック

2008-08-27 21:40:32 | イタリア2008
Fukunosukeです。



PECKといえば、日本では高島屋に入っていて、“鳴り物入りで進出した
割にはイマイチ”という感が強いのですが、ここミラノでは、街を代表する
高級食材店です。

なんたってホテルの隣なので、今回はずいぶん利用しました。




PECKといえど、ショーウィンドウのディスプレイにはこだわる。
というより、この肉の塊! 相当気合が入っている。ヨダレ出そうです。




チーズも盛大に飾る。





    ソーセージも遠慮なくぶら下げる。
    (これこそポニョポニョの魚の洪水みたいだな)
    




広い店内は3フロアに渡って食料品やワインがズラリ。イタリア人の胃袋は
でっかいに違いない。




ハムとチーズのコーナーだけで、店員が7~8人もいる。みんな蝶ネクタイ
なのがかわいい。愛想もよかったです。
店員の後ろにぶら下がっているパンチングボールみたいなのが、全部パルマ
ハムです。



「生ハムを味見させてくれ」と頼むと、最高級のパルマハムを、3000円分
くらいスライスして食べさせてくれます。太っ腹。

一時、外国人観光客が日本のデパ地下の試食を面白がっているというのが、
ありましたが、断然こっちの方がいいですよ。


あ、生ハムを買ったかどうかについては、、、言えません。エヘヘ。



2階にはカフェコーナーがあります。みんなでお茶しました。




    本店から20~30メートル位のところに、BARとリストランテが
    あります。今回、BARの方を2回利用しました。
    




BARといっても、ちょっとしたレストラン程の規模とメニュー。
店内のショーケースには色んな食べ物が並んでいます。





さて、何を食べようか。



こんなもの食べました。





えー、2人で全部食べたわけじゃありませんよ。

さすがにハム類はどれも美味しかった。けれど、僕はどちらかというと、
ハモン・イベリコ(ベジョーダ)の方が好きかな。



やっぱりエスプレッソでしめます。



このBARは、金融街の近くなので、昼間は金融業界のサラリーマンでごった
返します。みな制服のように紺のスーツに黒い靴。

場所柄かも知れませんが、レオンか何かで、「イタリアのちょい悪オヤジは
茶色の靴しか履かない!」って書いてあったんだけど、嘘じゃん。




つづく。



ミラノ2008:拝啓 small spring様

2008-08-25 21:58:44 | イタリア2008
拝啓 野に渡る風が早、秋の気配が漂う季節となりました。


small spring様におかれましては、その後お変わりなくお過ごしでしょうか。

さて、先日、イタリア渡航の折、あなたによく似た方をお見かけしました。
報告を兼ねて、ご紹介させていただきます。


ある説によれば、「自分にクリソツな人間が、この世に3人いる」そうですね。
その説が正しいなら、この人は間違いなく、その3人中の1人と思います。


small spring様は、以前、「人生には色んな坂がある。その一つが“まさか”
って言うんですよ」と仰っていました。


私も“まさか”こんな所でお会いするとは思いませんでした。




     

“日本のリチャード・ギア”と呼ばれていた時期もあるようですが、
どちらかと言えば、“イタリアのおばさん”の方が似ていらっしゃい
ますね。


残りの2人も、見つけ次第報告させていただきます。


お体、ご自愛下さい。

                            敬具





つづく。

ミラノ2008:スカラ座

2008-08-23 12:15:00 | イタリア2008
Fukunosukeです。




いやあ、海外のオペラハウスで、オペラを観ることになるなんて、思っても
みませんでしたよ。パパ友が骨を折ってチケットを入手してくれたのです。


演目は「椿姫(流行のニューハーフじゃないです)」。


チケットを取った数ヶ月前の時点では、違う演目が予定されていたのですが、
何故か途中で変わってしまいました。でも、当初予定の演目は、さっぱり
聞いたことのない題名だったので、かえってホッとしました。







    hiyokoは、おめかしして、はりきっています。
    




僕もはりきったのですが、蒸し暑くて我慢ならず、上着を脱いで腕まくり。
その辺の係りの人みたい。




馬蹄形オペラハウスの構造というものに興味津々。へー、オーケストラ
ピットって、あんな風になっているんだ。




あちこち意匠が凝っているなー。


この写真には写っていませんが、スカラ座というのは、スカラ家という貴族が
作ったオペラハウス。そのスカラ家の紋章は、“ハシゴ(梯子)”なんだそう
です。

そんなんでいいなら、うちもヒヨコの紋章を作っちゃおうね。




これほど大きなシャンデリアが天井から吊り下げられているということが
力学的にとっても不安。こわーい。この真下では、落ち着いて観劇できない。




あ、スターウォーズの議会のシーンに、こんな風景あったな。



クラシックな劇場のようですが、席には一つずつ液晶ディスプレイが付いて
いて、英語/イタリア語の字幕が流れるハイテク仕掛けにビックリ。

観客はみな正装かと思いきや、意外にTシャツの観光客もいたりしてガッカリ。


ちなみにこの日は、カーテンコールの途中で楽団員がどんどん帰ってしまい
ました。パパ友ガイドさん曰く、「指揮があまりよくなかったので、演奏家が
抗議している」のだとか。もともとパパ友はミラノで声楽の勉強をしていた人
なので、その辺は間違いないのでしょう。僕にはちっともわからなかったけど。


それにしても、オペラって、意外に俗っぽいメロドラマも多いんですね。堅苦
しい芸術というだけでなく、娯楽としても、とても楽しいのだと知りました。


今うちには、椿姫のDVDが3枚もあります。比べてみると、なるほどいいのと
悪いのとありますね。



つづく。

ミラノ2008:ホテル・スパダーリ

2008-08-21 21:15:52 | イタリア2008
Fukunosukeです。



今回の宿泊先は、パパ友のUさんにアレンジしてもらいました。
スパダーリ・アル・ドゥオモ。名前の通り、ドゥオモから徒歩2分の
距離。超便利な立地です。

40室ほどの、いわゆるブティックホテル。

外観は、、、超モダンにしちゃうか、クラシックにするかどっちかがいいん
だけどなー。



なんと、高級食材店PECKの隣。これはありがたい!




画廊か何か、美術関係の仕事をしているオーナー一家が経営する
家族的なホテル。ロビーもこじんまり。




朝食コーナー。




モダンアートがあちこちに飾られています。



今回、僕らは予約状況の関係で、途中で部屋をスイッチしました。
先ず最初は、スーペリアクラスの部屋。




どうやらこちらのホテルは、全体として青(アズーリ)基調のようです。



よくみると、ベッドの柱のてっぺんの飾りと、キャビネットのてっぺんの
飾りが同じ意匠になっています。



シンプルなバスルーム。あ、シャワーだけでなく、バスタブもついてます。



バスアメニティもシンプル。豪華とは言いませんが、まあ必要充分です。




    滞在の途中から、メゾネット・スイートに部屋が変わりました。
    2室だけの特別室です(そんなに高級というわけじゃないです)。
    室内の雰囲気は一緒ですが、中に階段があります。
    


ちょっとした中庭が望めます。素敵という程ではないけど、和みます。



    ベッドはスーペリアルームと全く一緒。
    



    上階には何があるかというと、丸ごとバスルームです。
    



「どうだ」という感じに設えているようですが、「そうですか」という感じ
でもある。



全体として、“まあ、こんなもんか”という感ですが、ホテルの高いヨーロッパ。
贅沢できません。それより、ここは立地・利便性がピカイチ。やはり、ミラノでは
色々活動したいわけですから、ホテルは機能第一でいいんでしょうね。
フロント含め、サービスも全体に感じが良いし、中価格帯のホテルとしては、
居心地がよかったです。



つづく。