ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoのlifelog。

ちょっと京都06_いにしえの喫茶店対決リベンジ

2012-10-30 22:02:57 | 京都

Fukunosukeです。

 

前回の京都行でも無理矢理対決していただいたイノダコーヒーとスマートコーヒー。意味もなく
二回戦です。決着はつくのか? 先攻はイノダコーヒーの朝食から。

 


コーヒーも美味しかったです。そう言えば前回はアイスコーヒーだった。

 

海老フライのロールパンサンド。これはー、、、まあ、「美味しい」と
思って食べればすごく美味しい(なんじゃそりゃ)。

 

モーニングのセット。

 

ソーセージプレート。

 

いにしえの朝ごはんでした。 え?感想なし(笑)?

 

 

 

ついで、スマートコーヒーのお昼ご飯。

 

1階は喫茶なので、ランチは階段を上がって2階に行きます。

 

スマートコーヒーのコーヒーも美味しかったです。僕はどっちが好き
かなー。

 

サツマイモのポタージュ。

 

ハンバーグとクリームコロッケのセット。

懐かしいハンバーグでした。これは結構好きかも!

 

さて、いにしえ対決第2回戦。どっちがよかったかなー?

次回はスマートコーヒーで朝食を食べてみねば、、、。

結局決着つかずですか、、、。

 

 

と、いにしえ対決に割って入ってきたのがこちら、進々堂。

 

ものすごいインパクトのある佇まいです。

 

店内はもっと感じがいいです。大学の図書館みたい。少しカビ臭かっ
たりもする。是非紹介したいのですが、残念ながら店内撮影不可。
いにしえっぷりでは、ダントツで一番かも。

第三回戦の時は、ここでカレーを食べてみようかな。

また戦いのベースが揃わないじゃん。

 

 


ちょっと京都05_なかじん

2012-10-27 12:20:16 | 京都

Fukunosukeです。

 

最初の夜は、izolaさんおすすめの「割烹なかじん」さんへ

 

店内は、割烹というより、レトロなカウンターバーの趣き。
同じ割烹でも、気合の入った板前割烹みたいなところだと緊張して
しまいますが、ここはリラックスできそうです。

 

先付は、おこげ、海老の餡かけ。定番なのだそうですが、おいしい。
どんぶりいっぱい食べたい、、、と書いたら、izolaさんも同じ事書い
てた(笑)

 

あゆ、クリームチーズの春巻き。これはとっても完成度高いと思い
ました。新和食というような感じ。抜群においしいです。

 

豚の白い角煮。見た目通りの優しい味わいです。

 

こりゃなんだっけ、白和えだったよね?

 

ご主人。人懐こい笑顔で接客してくれるので、こちらも楽しくなって
しまいます。取り出したのは、アンティークの製麺機。イタリアの
パスタマシンかと思ったら、日本製です。

 

うわうわ。現役なんだー、この機械!

 

と、上記の工程でできた麦きり。楽しい! 蕎麦でもうどんでもなく、
独特の食感。冷麺みたいな歯ごたえがおいしいです。

 

天然舞茸。これをちょこっと天ぷらにしてくれます。

 

やや、ホントにちょこっとだ(笑)。「うに塩」というお塩で食べると
とてもおいしいんです。

 

地鶏の炭焼き。部位違いで3つ出てきます。

その1

 

その2

 

その3

どれが何かはもちろん忘れました。淡白な肉から、旨みの濃い
部位に順々に出てきます。

 

しめはご飯とみそ汁。

 

食後のコーヒーは、ご主人が喫茶店のマスターよろしく、張り切って
淹れてくれます。

 

あれ?デザートの写真を撮るの忘れてます。Fukunosukeは、
デザートの代わりにマール。

 

なかじん。

ここは本当にいいお店でした。おいしいものを作るのが大好きで、
おもてなしをすることも大好きなご夫妻が、楽しそうに仕事をして
います。お客さんもそんな様子を眺めながら、楽しくおいしく料理と
お酒を楽しめます。

お店を出るときは、なんだかとても幸せになった気分になりました。

izolaさんがお気に入りというのもわかるなー。よいお店を紹介
してもらいました。ありがとうございます。

 


ちょっと京都04_ロイヤルパーク ザ 京都

2012-10-24 20:29:28 | 京都

Fukunosukeです。

 

一応、泊まったホテルの事も紹介しておきますね。

 

ロイヤルパークホテル ザ・京都。

 

三条の街中、池田屋騒動の跡地近くに立っています。便利この上ない。

 

 

、、、なんだけどー、んー、、、

 

 

入口を入ると、趣味のいいのか悪いのか、得体の知れない像が
お出迎え。どっちかっていうと、、気色悪いです。

 

ロビーは小さめ。おや? ご一同、何やら悪だくみ中ですか?

 

それにしても、、、んー、部屋が狭い。わざわざ部屋の写真を撮る
気にもなりませんでした。一応高級ホテルなのかと思っていたの
ですが、ビジネスホテルですね。ちょっと残念。
※ 後でHPを見たら、我々の泊まった部屋は一番狭い部屋だった
  みたい。その上なら、印象は違ったかも。

 

納得いかないことがちらほらあるのですが、例えばアメニティ。
何故か、全部二つずつ。

 

つまり、こういうこと、、、。

 

もちろん、シャワーキャップも女性用と男性用があるわけで、、、。
これでいいのかなー。

まあ、「勝手に期待したお前が悪い」と言われればそれまでですが、
それなら「ロイヤルパーク」の看板出さない方がいいのになーって
思いました。

 

 

なんだけど、朝ご飯はなかなか美味しかったなー。
ブッフェで和洋取り揃えています。どれも頑張っている感じ。

 

京都は、なかなか泊まる場所が難しいですねー。

 

 


ステーキ店の新星。トロワ・フレーシュ

2012-10-21 20:05:23 | たべもの

Fukunosukeです。

 

我が家も人並みに結婚17周年。まずまず長持ちしてます。


お祝いのご飯は、新橋にやってきました。

 

トロワ・フレーシュっていうんだそうです。例によって僕は何にも知りません。引き連れられて来ただけです。

 

こんなステーキの高級店は初めてです。
ワクワクというか、場違いというか、ドキドキしてます。


 

まずは給仕の人と雑談しながら、メニューの構成と肉選びをします。
(給仕の方のメニュー紹介が素晴らしく、もの凄く気分が上がります(笑))。

ちなみに、↓上に乗っかっているのが山形牛のフィレ。左下が常陸牛のサーロイン。右下が岩手
短角牛のサーロイン。今回は、フィレと短角牛を選びました。

 

かんぱーい。だぜぇ!

 

今日はたまたまセンターテーブルというのが開いていて使わせて
もらったのですが、厨房の様子が丸見え。というかオープンキッチン
なんですね。厨房の緊張感が伝わってきて、何だか楽しい!

 

最初の一品は、厚岸の牡蠣。ひとつは生で。もう一つはシャンパン
蒸しで。見てくださいこの大きさ。いか飯かと思いましたよ。生牡蠣も
美味しかったのですが、シャンパン蒸しの絶妙な味わいには感動。

 

hiyokoもご機嫌です。

殻の大きさでこの牡蠣のボリュームがわかるかと…。

 

続いては、僕はカツオ。これは長崎のなんとかガツオというんだそうで、
炭火で焼いて、さっとスモークしてあります。食べ親しんだカツオとは
ちょっと違います。水っぽくなくて、昆布〆のようなもっちり感と旨みが
あります。

 

hiyokoは秋鮭のスモーク。これも美味しいです!

 

千葉から届いたというきのこのソテー。ソースが美味しいです!
(本当はここでのどぐろだったのですが、食べきれなそうなので
 きのこに変えてもらいました)

 

コンソメのスープ。鶏、牛のスネなんかをメインにとった出汁です。
この雑味の無さはビックリ。すばらしい。深いです。

 

 

そして、備長炭の窯で焼かれたお肉がやってきました。切った断面が
見事なレアは短角牛。右の塊はフィレ肉。

 

左が短角牛、右がフィレです。肉としての旨みは、短角牛の方が
あるかも。あまり脂のきつい和牛より、肉の旨みのある方が好き
なのですが(いわゆるトロより赤身)、今日のこのフィレは素晴らし
かったです。繊維質を全く感じない絶妙な歯応え(柔らかさ)、それで
いてただ脂っぽくない旨み。素晴らしい。

 

ほらほら。味は想像してみてください。(あ、すみません!汗・汗)

 

ここは値段も一級ですが、他では味わえないような極上のステーキを
食べさせてくれます。

 

デザートの一品目。チョコレートのアイス、カカオのムース。
水出しコーヒーとのマッチングは感嘆します。

 

 

無殺菌の牛乳のアイス。ヌガーグラッセ。僕はこのヌガーグラッセ
大好きでした。和牛ステーキの後って、濃厚なデザートは無理な
感じですが、デザート二品、何れも美味しく軽くてペロリです。

 

 

こちらのお店のご主人(給仕の方も)は、東京ステーキの最高峰、
あら皮で修業をはじめ、ここにお店を出すに至ったのだそうです。

値段的にはかなりの高級店ですが、あら皮ならこの数倍の値段は
取られるらしいので、それを考えればお値打ちなのかな。

でも確かに、料理に飾り気はないのですが、最高級の素材を、
シンプルな味付けで堪能させてくれるこのお店は、東京の名店の
ひとつじゃないでしょうか。

 


ちょっと京都03_河井寛次郎記念館

2012-10-20 14:44:21 | 京都

Fukunosukeです。

 

河井寛次郎って、なんですかね。

ふむふむ。陶芸家で民芸運動の主導者の1人。ふうむ、あそう。その河井寛次郎のお家が、
記念館になっていると。ふうん。どうやらhiyokoは、日本民芸館で河井寛次郎展をやって
いたのを見に行っていたようです。それでここに来たかったのかー。

 

ここだここだ(hiyokoはいつも先頭切って歩いていきます)。

 

 

ほー。立派なお家ですね。

 

家の中。

 

存在感ありますねー。

 

いかにも武骨で力強い造形。

 

これは「みの」ですか?

 

この時計も何かこだわりなんでしょうか?

 

何だかわからないけど箱が意味ありげに置かれていたりいます。まじまじ見てみるとおもしろい。

 


どことなく、小津安二郎っぽい構図。

 

こっちには猫の置物。やっぱり小津安二郎風。

 

 

1階の居間の上は吹き抜けになっています。へー。

 

2階の書斎机。こんな所で物思いにふけってみたいですね。何かいい着想を得られそう。

 

hiyokoは、お尻の形に削られたいすの座り心地を確かめています。

 

おやー、何これ。目玉が飛び出ているよ。

 

このうさぎもだ。ははは。

 

河井寛次郎は陶芸家なのですが、なんと敷地の奥に立派な登窯があります。登窯を見るのは初めて。

 

中はこんな風になってます。

 

招き猫というより、顎に手をあてて、おとぼけ顔の猫の石像。
家の中にあった猫の置物と同じ形かな。

 

庭における猫の石像をずっと探しているんです。これもなかなかいいなあ。ちょっと大きいけど。

 

河井寛次郎記念館。

ここにあるものは、ひとつひとつが強烈な個性と存在感を放って、その場の主役になっています。
目に留まると思わず見入ってしまう。というより、目を離せなくなるような磁力を持っています。
ここまで個性が強いものを集めたら、喧嘩して相容れないカオス状態になりそうなものですが、
不思議と平和で、落ち着いた空間になっています。妙な表現ですが、居心地が悪くない。

やはり、河井寛次郎一個の審美眼によって選び抜かれた物達だがら、どこか共通するメッセージが
あるんでしょうね。それが統一感と調和をもたらしているようです。まるで、この記念館が河井
寛次郎の意思そのものとなって、訪れる者に何か語りかけているかのようです。

それがどういうことなのか、僕には上手く表現できないのですが、河井寛次郎という人が伝え残し
たかった気分は、何となく”体感”できたような気がしました。