Fukunosukeです。
我が家も人並みに結婚17周年。まずまず長持ちしてます。
お祝いのご飯は、新橋にやってきました。
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トロワ・フレーシュっていうんだそうです。例によって僕は何にも知りません。引き連れられて来ただけです。
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こんなステーキの高級店は初めてです。
ワクワクというか、場違いというか、ドキドキしてます。
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まずは給仕の人と雑談しながら、メニューの構成と肉選びをします。
(給仕の方のメニュー紹介が素晴らしく、もの凄く気分が上がります(笑))。
ちなみに、↓上に乗っかっているのが山形牛のフィレ。左下が常陸牛のサーロイン。右下が岩手
短角牛のサーロイン。今回は、フィレと短角牛を選びました。
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かんぱーい。だぜぇ!
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今日はたまたまセンターテーブルというのが開いていて使わせて
もらったのですが、厨房の様子が丸見え。というかオープンキッチン
なんですね。厨房の緊張感が伝わってきて、何だか楽しい!
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最初の一品は、厚岸の牡蠣。ひとつは生で。もう一つはシャンパン
蒸しで。見てくださいこの大きさ。いか飯かと思いましたよ。生牡蠣も
美味しかったのですが、シャンパン蒸しの絶妙な味わいには感動。
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hiyokoもご機嫌です。
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殻の大きさでこの牡蠣のボリュームがわかるかと…。
続いては、僕はカツオ。これは長崎のなんとかガツオというんだそうで、
炭火で焼いて、さっとスモークしてあります。食べ親しんだカツオとは
ちょっと違います。水っぽくなくて、昆布〆のようなもっちり感と旨みが
あります。
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hiyokoは秋鮭のスモーク。これも美味しいです!
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千葉から届いたというきのこのソテー。ソースが美味しいです!
(本当はここでのどぐろだったのですが、食べきれなそうなので
きのこに変えてもらいました)
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コンソメのスープ。鶏、牛のスネなんかをメインにとった出汁です。
この雑味の無さはビックリ。すばらしい。深いです。
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そして、備長炭の窯で焼かれたお肉がやってきました。切った断面が
見事なレアは短角牛。右の塊はフィレ肉。
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左が短角牛、右がフィレです。肉としての旨みは、短角牛の方が
あるかも。あまり脂のきつい和牛より、肉の旨みのある方が好き
なのですが(いわゆるトロより赤身)、今日のこのフィレは素晴らし
かったです。繊維質を全く感じない絶妙な歯応え(柔らかさ)、それで
いてただ脂っぽくない旨み。素晴らしい。
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ほらほら。味は想像してみてください。(あ、すみません!汗・汗)
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ここは値段も一級ですが、他では味わえないような極上のステーキを
食べさせてくれます。
デザートの一品目。チョコレートのアイス、カカオのムース。
水出しコーヒーとのマッチングは感嘆します。
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無殺菌の牛乳のアイス。ヌガーグラッセ。僕はこのヌガーグラッセ
大好きでした。和牛ステーキの後って、濃厚なデザートは無理な
感じですが、デザート二品、何れも美味しく軽くてペロリです。
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こちらのお店のご主人(給仕の方も)は、東京ステーキの最高峰、
あら皮で修業をはじめ、ここにお店を出すに至ったのだそうです。
値段的にはかなりの高級店ですが、あら皮ならこの数倍の値段は
取られるらしいので、それを考えればお値打ちなのかな。
でも確かに、料理に飾り気はないのですが、最高級の素材を、
シンプルな味付けで堪能させてくれるこのお店は、東京の名店の
ひとつじゃないでしょうか。