ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoが綴るブログ。バリ島旅行記とスペイン旅行記だったのですが、最近は色々増えました。

アマンのサービス

2008-07-29 22:59:16 | バリ旅行2007
hiyokoです。



この写真を見て、あ、っと思われた方もいるかと思います。

そう、アマンキラのスタッフがパッキングしてくれた手荷物です。


一昨年、アマヌサに宿泊した際、我々が持っていたジェンガラケラミックの
袋を見て、パッキングしますよと、何度かスタッフに言われたのですが、
その都度、あ大丈夫ですー、と答えて結局やってもらいませんでした。


で、昨年、アマンキラに宿泊したときにも同様のことを言われたので、
そんなに言ってくれるなら・・・、とお願いしたところ、出来上がってきた
のがこれです!!

どーです、素晴しいですよねー。見た目にも美しいし、とても持ちやすい。
感激しました。


アマンのサービスって、どうしてこうも心憎いんでしょう。
こういう一つ一つの事がゲストの心を鷲づかみにして、また絶対に
泊まりたい!と思わせるのでしょう。

年々、値段も上がり、ますます高嶺の花になってしまいましたが、
またいつかは、このサービスを受けに泊まりたいなーと思うのです。

アマンでは、スタッフからの提案を、臆せずに(ここが大切!笑)
いちいち受けてみるというのが鉄則だなーと、二度目のアマン滞在で
ようやく気付きました。

それによってお金のかかるものも勿論ありますが、こういう無料サービス
にも、アマンならではのアイデア溢れるものが沢山あるからです。
それを受ければ受けるだけ、アマンマジックにかかっていくという
図式がありますが、せっかくアマンに泊まったならば、やっぱりアマン
マジックにかかって帰国しなきゃ!ですよね。





こちらは、我々がマジックにかかったまま帰国して、夢遊病者のような
状態で自宅に戻ったときに、現実に引き戻された瞬間です。



不機嫌なフクが我々を待ち構えていましたっけ。



フクにとっては、このアマンの手荷物も単なる台でしかないようで・・・。
アマンの物だからといって、別に乗り心地は良くなかったようです。


ガルーダの思い出

2008-07-18 22:55:39 | バリ旅行2007
hiyokoです。


毎日暑いですねーーー。
でも、寒いより暑い方がずっといいhiyokoです。


さて、タイチョさんが、我が家のアマンキラ宿泊記をたくさん文中リンク
して下さって、私も久しぶりに去年の写真を色々見直していたところ、
思わぬ写真が出てきました。
Fukunosukeもバリ旅行記の中で紹介していなかったので、ちょっと
公開してみることにしました。


去年はガルーダのビジネスクラスで行ったのですが、今どきこんな
ビジネスクラスって珍しいー、という驚きのシート、食事、機器類、、、。
どれも落胆させられたのですが、その中で、ハハハって思わず笑って
許せちゃうものがありました!


バリからのリターンフライトで出た朝食。確か「おにぎりセット」という
ような内容でした。

んーーー、海苔をケチってないかー??
これを日本人はおにぎりとは呼ばないぞ!と思わず愚痴ってしまいました。
しかも、具なんて入ってないしさ。。。もちろん、ご飯はポソポソだし。




そして、更に注目すべきはこちらです。

梅干に胡麻・・・???ありえなーい!!!
老眼の進んだ私は、一瞬、「げーーーっ、虫だーーーーーっ!!」と言って
しまいましたよ。



*タイチョさんより、「Bach to Bach」のやまさまのところの同様の記事
 教えてもらいましたので、追記リンクさせてもらいました。
 面白いので 是非ご覧下さい。
 よくよく見てみれば、私はこちらで コメントしていました。  
 すっかり忘れてるー!(汗)

 やまさまのところと比較させていただいたところ、ビジネスとエコノミー、
 食器が違うだけで内容はほぼ同じというのがガルーダらしい。
 ブサイクな梅が付くか付かないか、、、くらいか、違いは。
 あ、あと海苔の量が若干違いました。(爆)




アジア系のエアラインのビジネスクラスの中でも、特に格安なガルーダ。
ここまで来たら、いっそのこと、もっともっとうーんと安いビジネス料金を
打ち出して、座席の半数くらいをビジネスクラスにしたら、案外儲かるんじゃ
ないでしょうか。
そこまで割り切ってやってくれた方が、こちらも色々期待せずに諦めもつく
というものです。


それにしても、これまで乗ったどのエアラインの食事よりインパクトが
あったかも!
ある意味、楽しい思い出でした。(あ、けっこう楽しんでるじゃん)





A letter from....

2007-11-20 23:27:59 | バリ旅行2007
Fukunosukeです。



1枚のAIR MAILが届きました。


アマンキラ!?



そっか、これが噂のバースデイ・カードか。


思い出しちゃうなー。こうして遠くからアマンキラを眺めていると、
どうしてもそこへもう一度行きたくなっちゃう。




ところで、バックのアグン山は合成ですよね?

ちょっと大胆すぎやしませんか?ホントにこうだったら怖い。
いつ噴火するかと夜も眠れなくなっちゃう。


あー、また行きたいなぁ。

そう言えば、アマヌサからはハガキ来ないなぁ。

バリ2007(その30):エピローグ

2007-07-30 20:28:30 | バリ旅行2007
Fukunosukeです。
6月29日(金)/7日目



僕らの楽しかったバリ2007は、こうして幕を閉じました。

旅で起きたこと、食べたもの、順を追ってほとんど全部紹介しました。
こんなにしつこく旅日記を書いたのは初めてですが、何より自分自身が
もう一度追体験したくて、書き進めてきました。その甲斐あって、僕に
とってはまるひと月バリで遊んでたみたいです。

旅日記を終えて、いよいよ旅も本当に終わったなーと思うと、ちょっと
寂しいです。来年またバリに行ける様に、1年間頑張らなきゃ。はぁ。


    “サンペイ・タウン・ドゥパン!(また来年!)”





hiyokoより:バリから帰って早1ヶ月。いまだに夢の中にいるような気分が
      抜けません。これまでにもいろいろな旅行をしてきましたが、
      今回ほど充実した旅はあまり思い当たりません。
      帰国後のこの脱力感から早く抜け出したくて、来年のバリ行き
      の日程を早々と決めてしまいましたー。
      ですので、またしても楽しみができて、毎日を過ごすのが苦では
      なくなりました!ヤッター
      今回、色々ご相談に乗っていただいた皆様、どうもありがとう
      ございました。この場を借りてお礼申し上げます。
      来年のバリ行きに向けてまたいろいろとアドバイスをいただきに
      伺うと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。











帰り際の1枚。眺めているだけで、なぜか静かな、ゆっくりした時間の
流れを感じるのは気のせいでしょうか? 不思議。






バリ介:「うひゃー楽しかったー! 俺V2だもんね!」

お嬢:「来年またあたしを連れてくの約束よー!」









「ただいまぁー。フクちゃん元気にしてたぁ?」



福之助は荷物の上に飛び乗って、「もうどこへも行かせん!(怒)」と
言わんばかりの意思表示。



フク:「もー! 帰って来ないかと思ったよう。もうどこへも行くなよー」


「ゴメン多分また来年も行く」





バリ2007旅行記はおしまい。

あと少し、「バリのよもやま」が続くと思います。




バリ2007(その29):日常と非日常

2007-07-29 15:12:50 | バリ旅行2007
Fukunosukeです。
6月29日(金)/7日目の午後




ピクニックブレックファーストの後から降り出した雨は、昼まで降り続けた。




雨に濡れる3段プール。今日で最後と思うと、感傷的な気分になる。





仕方ないので早めのランチ。ナシゴレン。

ノー・マニス・プリーズって言うの忘れた。ちょっと甘い。



イカン・ペペス(魚をバナナリーフで包んで焼いたもの)




昨夜食べ残したチキンも、温めなおして出してもらった。






お昼を食べ終わった頃、ちょうど雨が上がった。




僕らのアマンキラは、あと数時間で終わろうとしている。






hiyoko様は、いつもの様に午睡。




アマンキラは、いつもと変わらない姿でそこにある。





けれど僕らにとってのアマンキラは、もうすぐ終わる。




そういう僕らの感傷とは無縁に、アマンキラの時間は緩やかに流れている。




この眺めも、今は現実だけど、もうすぐ僕らにとっては記憶の景色になる。




女の子達は、いつものようにゲストへの贈り物を作っている。
何を、おしゃべりしているんだろう。





この風景も、人も、空気も、ゆったりとした時間に支配されている。明日
からもずっとそうなんだろう。アマンにとっての日常がそこにある。

僕らは、お互い口にはしないけれど、その時間に支配され続けることを願う。
けれどその魔法は、いや応なしにもうすぐとける。

時計の針が止まらないことを、こんなに恨めしく思ったことはない。








午後一杯をバレで過ごし、部屋に戻った。




「さあ、帰る仕度をしなきゃ、、、」


胸の奥でざわついている子供みたいな気持ちを、荷物と一緒にスーツ
ケースに無理やり押し込んだ。







2時間後、僕らは空港へ向かう車の中にいた。


僕らの非日常は、終わった。


*次で最終回です。