ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoが綴るブログ。バリ島旅行記とスペイン旅行記だったのですが、最近は色々増えました。

浅見ハナさん個展

2010-10-31 20:36:34 | その他
Fukunosukeです。



hiyokoさん、オシャレタウン表参道に登場。でも田舎っぺに表参道のおしゃれカンケイは
敷居が高いので、今日はパスです。




裏路地の瀟洒なギャラリーにやってきました。




浅見ハナさんの個展です。



はて、我々がこんなギャラリーで個展を開くしゃれおつの
アーティストさんと、どういう親交があるかって?

や、そりゃそうですよね。正直言うと、数年前に何かの
ワインの試飲会で同席させていただいただけのご縁なんです。
だけど、ハナさんとそのご主人(これまたアーティスト!)の、
ほのぼのした波長に惹かれて、個展の案内をいただくと、
都合がつく限り脚を伸ばしてしまうのです。



お!賑わっていますよ!



hiyokoもたまには芸術の秋です。



ほら、素敵でしょう! 



もう、ひたすらおしゃれな感じ。センスがいいんだなー。
こういう才能って羨ましい。



ハナさんと歓談中。お久しぶりでした。



日曜日の午後、こんなギャラリーで作品鑑賞なんて、柄にもない。どうしたんでしょうね(笑)。



あ、猫をモチーフにした絵もあるよ。



これはhiyokoのお気に入り。

ちゃんと写っていないので、どういいかは、皆さん現物で確かめてください!!!



僕はペリカンが好きでした。この王冠がいいなーと。



浅見ハナさんの個展、表参道のHBギャラリーで11月3日までです。
興味のある方は是非!


北京2010(その4:ペニンシュラにチェックイン)

2010-10-30 09:30:00 | 北京2010
Fukunosukeです。



夕ご飯を食べて、やっと落ち着いてきました。おー、北京だ北京だ。間違いない。




今回のホテルはペニンシュラです。香港に比べちょっとリーズナブル。



あー、これは香港にもあったような獅子像。



香港と違って、風情のある感じというわけじゃないですが、



豪華な感じはあります。

エルメス、シャネルはじめ一流ブランドショップがホテル内に軒を
連ねるというのは香港と一緒。安くない。買っているのは中国人。


ロビーの奥には、北京名物の赤い提灯を模したガラス飾りがあります。



わーきれい。



そこにある螺旋階段を降りた所にダイニングがあって、朝の時間は朝食会場になってます。
洋・中・和まで含めてよりどりみどりの食べ放題です。



クラブフロアでも簡単な朝食を食べられるのですが、断然食べものの種類が豊富なこちらで
食べました。日本人は我々以外ほとんど見かけませんでした。




中華風の朝ごはんです。味はまあまあ。パンはどれも美味しかった。

どこもそうかもしれないけど、全体的に洋食の方が美味しかった。


部屋はどんなか。




それにしても、さすがに疲れましたよ。


北京2010(その3:新彊伊斯蘭飯荘)

2010-10-27 20:53:04 | 北京2010
Fukunosukeです。


ようやく、北京報告本編です。感動の再会(?)を果たした一行は、食べるぞパワー全開。
※ 一応、この先はもう大した事件は起きませんので。あしからず。


広大な中国は、特色ある様々な地域から成り立っています。首都北京にはそういった省や
自治区政府が「弁事処」という事務所を置いていて、そこが直轄するレストランがあります。
つまり、地方自治体肝煎りの地方料理店。なるほどおいしいらしいのです。

我々がやって来たのは、新彊ウイグル自治区弁事処にある、「新彊伊斯蘭飯荘」。
わー、新彊ウイグルの料理って、どんなのー??



巨大なホールが超満員です。すごい。

ここ、超人気店だそうで、予約必須です。


じゃんじゃん持って来~い!



お、やってるやってる! なにか、八つ当たりの様に食べてます(笑)



食事が脂っこいので、はみ瓜というメロンのような果物を一緒に食べるんだそうです。
  


肉類はほぼ羊。僕は堪んないです。これなんか、ギャー
トルズの肉みたい。見ただけで興奮。



パパもお気に入り。うまいうまいと言いながら、ムシムシ食べてます。



青梗菜に乗っているのは、新彊のキノコ。あっさりしておいしいです。
  
右のは茄子の料理。これもおいしかった。


新彊風のシシカバブです。スパイスがおいしい。
  
右の炒飯は出来損ないの様ですが、動物性油の旨みで美味しい。体に悪いか?


デザートはみんな売り切れで、揚げパイのみ。
ほのかな甘みが飽きないです。



北京に来て最初の夜は、変化球で内陸の珍しい料理を食べました。
このお店はとってもおいしかったです。




hiyokoより: デザートは先に押さえておかないとダメですね。失敗。ちなみに英語が
       全然通じません。食事中はガイドさんがいないので身ぶり手ぶり。
       これもまた楽し、ですが。

       ちなみに、我ら先発隊、お昼は「京味麺大王」というお店で軽めに北京名物
       「炸醤麺(ジャージャー麺)」をいただきました。味はまあまあ。
       でも、夫や父にも食べさせてあげたかったー!
       

週末のこと。

2010-10-25 22:50:43 | その他
Fukunosukeです。


誰にも頼まれていませんが、週末報告です。


土曜日は久しぶりにいい天気。



前から行ってみたかった駒沢のハンバーガー屋さんにお昼を食べに行きました。



お店の名前はFellows。Openちゅう。



食べ方が書いてある。親切だ(笑)。



すごいボリュームのハンバーガーです。なかなか美味しかった!気に入りました。



お昼の後は、水墨画教室の小品展に出品するために、千束のギャラリー レモンツリーに
絵を持って行きました。


ここは小さいけれど、ずいぶんオシャレなギャラリーです。上手な生徒さんの絵に囲まれて
肩身が狭いですが、ヒマな方いらっしゃったら冷やかしに行ってみてください。でも29日で
おしまいですけど。


え、Fukunosukeの絵はどれかって?むー。事情により秘密。ここには写っていません。




日曜日。松陰神社の「幕末維新祭り」を見物。大河ドラマの影響かすごい人出です。



松陰先生を先頭に、長州の偉人達が練り歩きます。右の若者は高杉晋作らしいです。
関係ないけど、龍馬伝の高杉晋作はかっこよかったですよねー。本当にしびれました。
ちなみに、松陰先生の後ろ、どさくさまぎれに龍馬もいます。楽しそうだこと(笑)。



奇兵隊は、ずいぶん感じが出ています。おもしろーい!



その奇兵隊の後を、なぜか新撰組がついて歩きます。幕末ごった煮状態。なんでもいいのか。



お、奇兵隊、弾込めの号令がかかりました。新撰組とひと戦おっぱじめるのか?



ワイシャツ屋の看板に向かってドーンと一発。あはははは。



「敬礼」のポーズは、これは!? “アイーン”ですよね? ねぇ?




とまあ、報告に値しない週末模様でした(笑)

北京2010(その2:12時間)

2010-10-24 15:18:28 | 北京2010
Fukunosukeです。



さて、「パパはパスポート持ってないの事件」の顛末です。




08:00 「パスポート持ってない」衝撃の告白に、一同、鯉みたいに口を開けて茫然。
    「なんちゃって持ってました」というオチは望めないみたい。こりゃどう考えても
     間に合わない。無理。絶対絶命。そんな雰囲気、、、。



08:05 何かにピンと来たのか、いち早く気を取り直したhiyoko、猛然と場を仕切りだす。

    hiyo:「たしか午後にも便があるはず。空いてるか聞いてみる!」

    一同、催眠術から醒めたかのように我に帰る。でも結局どうしていいか
    わからずワラワラする。荷物を持ったり降ろしたり、50センチくらい
    横に動いてみたりするだけで、さっぱり役に立たない。

    hiyokoはANAカウンターに突進し、「午後の便ありますかぁ!」と声を張り
    上げる。気押されたのか、ANAの係員は思わず「今日はもうありません」と
    答えてしまう。ならばJALだとhiyokoが指示をだす。僕が隣のJALカウンター
    に行くと、「ANAとエアチャイナの共同運航便があるはずです」と言われる。
    それをhiyokoに伝えると、ANAも慌てて「すみませんありました!」と返事を
    する。しっかりしろANA!あんたまで動転してどうする!
    出発時間を聞く。13:50発、間に合いそうだ! 空席はあるか?


      Fuku:「だけど、どうするの、北京まで一人で来てもらうの?」

      hiyo:「そうよっ!(目はまだ三角)」

      Fuku:「無理だよ!耳が遠くて携帯も使えなくて、どうやって落ち合うの!?
           、、、じゃあ2席にして! 僕が一緒に行くから!」

      hiyo:「えぇ~(泣)」

      パパ:「すまないなー、じゃあ2席ともビジネスにしてくれや」

      hiyo:「えー?高いよ!」

      パパ:「いいんだ!俺が悪いんだから」

      Fuku:(ラッキー!)

      hiyo:「帰りをみんなと同じエコノミーにしても、2人で往復60万円以上だって」          
      
      パパ:「、、、、、、。まあ、それじゃあエコノミーでいいか、、、」

      Fuku:「...」


08:20 手元のチケットはキャンセル料を払ってキャンセル。新しいチケットに買い直し。
    でもしっかり帰りのシートアサインはキープ。あっという間に、2人分のチケットを
    (エコノミーで)手配完了。鬼の手配師hiyokoスゲー!
    目処が立ったところで、叔父夫婦とhiyokoは先発組として出発ゲートへ。僕は
    パパの手を引きタクシーに飛び乗る。


08:30 Fuku:「運転手さん! とにかく横浜まで!」


08:40 車中、なんとも言えない空気が漂う。

      Fuku:「あ、ベイブリッジですねー」

      パパ:「おぉ、、、」

      Fuku:「、、、」

      パパ:「、、、」






08:55 横浜駅着。電車に乗り換えて、更にパパ宅を目指す。


09:00 hiyokoから「こちらはそろそろ搭乗」との連絡入る。


09:30 ついにパパ宅に到着。鍵をかけたキャビネからパスポートを取りだす。


09:40 ネットで、東名高速、東京方面が渋滞していないことを確認する。さらに、駅前
    (家から5分)から10:15発羽田行きのリムジンバスがある事を突き止める。
    こいつで行ける!


10:00 家を出てバス乗り場へ。そぼ降る雨、寒空の下、年寄りの引率はなんか侘しい。
   「でも諦めちゃぁいけない」なんて自分に言い聞かせる。


10:15 リムジンバス搭乗。スムースに行けば、1時間後には羽田に戻れそうだ。


10:45 車中にて。パパ、「次の一手」という囲碁の練習問題を読む。「旅の準備」でも
    読ませたい気もするが、新たな忘れ物が発覚しても困る。寝たふりをする。





11:30 15分遅れで羽田に到着。少し余裕ができたので、腹ごしらえに蕎麦を食べる
    パパは鴨南蛮(温)、僕は鴨せいろ(冷)。なんで気が合う。微妙。


12:15 チェックイン、出国審査を済ませ、待合に入る。


12:40 、、、思いがけず、時間をもてあます。並んで座り、語らっちゃったりする。

    波平:「迷惑をかけるなぁ。すまないなあ。何十回と海外旅行して、こんなこと
        初めてだよ」

    マスオ:「いえいえそんな。それより何とか行けます。よかったじゃないですか」

    波平:「しかし、疲れないようにと思って羽田に前泊までしたのに、これじゃあなぁ、
        いやんなっちゃうなぁ」

    マスオ:(僕もいやんなっちゃいました)


13:29 hiyokoから、「北京に着いた」との報が入る。


13:30 いよいよ搭乗。なんだか半信半疑。ちゃんと行けるよね?




13:45 エアチャイナ。定刻通り出発。




16:30 (ここから1時間時差があります)


    ついに北京空港着!! ここまで来た!


    どうだと言わんばかり得意気に「印籠」じゃない「パスポート」を提示し入国。
    hiyokoに連絡し、ホテルに向かうか、夕飯のレストランに直行するか、道路状況
    等を確認する。


17:30 市内渋滞とのことで、直接レストランを目指す。タクシーをつかまえ、メールで
    送ってもらった店の名前と住所を運転手に見せる。「好」と運転手。もう一息だ。


17:40 順調に車は走る。(車線を跨いで走る車多いなぁー)と余裕すら生まれる。




17:45 すぐに渋滞につかまる。再びあわあわする。



18:15 渋滞はますますひどくなる。レストランの予約は18:30。間に合いそうにない
    今夜は我々だけルームサービスか、、、。



18:30 hiyokoから、「こちらも渋滞でまだレストランに着かない」と連絡が入り、
    少し安心する。




18:40 渋滞で運転手がイライラしているところへ、パパが「車が多いねー」というような
    意味のインチキ中国語を話しかける。一向に通じやしない。運転手も困り顔。
    パパは渋滞が大嫌い。自分の気を紛らせたくて、運転手に話しかけたのだ。

    そのやり取りを見て、ちょっとイラっとする。でもそのくらいの「心のささくれ」は
    許して欲しい。


18:50 hiyokoより「レストランに着いた!」との連絡入る。


18:55 レストランのある通りに入る。どうやらこちらも目的地に近づいたようだ。
    北京までの長い道のりが、ようやく終わろうとしている。



   道 程

     僕の前に道はない
     僕の後ろに道は出来る
     ああ、自然よ
     父よ
     僕を一人立ちにさせた広大な父よ
     僕から目を離さないで守ることをせよ
     常に父の気魄を僕に充たせよ
     この遠い道程のため
     この遠い道程のため



意味は全く関係ないけど、何となく、雰囲気的にこの状況にしっくりくる。




19:00 そしてレストランに到着。hiyoko組に遅れることわずか10分。はかったみたい!
    一同感激の再会を果たす。まるで「生き別れの家族再会」の場面みたいだ。





朝8時のふざけろ発言から12時間。まるで何事もなかったかのように、夕飯のテーブルに
5人が集っている、これはちょっと感慨深いものがあった。


  僕たちは、今日、何かをやり遂げた。



と、ここまで書いてハタと思い至る。なにもお年寄りを引きずりまわさなくても、僕がパス
ポートを取りに行けば、もっと苦労なく済んでいましたね。まあ、そのくらいその時は泡食っ
ていたということで。



(追記)
さすがにこんなことがあれば、さすがのパパも二度と「海外旅行に行きたい」なんて言わない
だろうなーと思っていたら、既に「もう二度と忘れない。今度は台湾か、上海にしよう」などと
言ってます。いやはや。それにしてもまた中華圏(泣)。


(追記2)
Cecilさんすみません。20:30前に一件落着してしまいました。「入浴シーン」は来週のお預け
ということにさせてください。