monologue
夜明けに向けて
 



ABCナイトラインによると16日朝、米国バージニア州西部ブラックスバーグにあるバージニア工科大学( Virginia Polytechnic Institute and State University )略称バージニア・テック(Virginia Tech)で史上最悪の乱射事件が発生した。事件はまず大学の寮でアジア系アメリカ人が2人を射殺し。その2時間後に歩いて5分ほどの研究棟で、教授や生徒らを半自動銃によって乱射した。少なくとも32人が死亡し、容疑者は乱射後に自殺した。
だれもが思い出す、コロンバイン高校銃乱射事件に題材を取った、2002年に製作されたアメリカ映画、マイケル・ムーア監督のノンフィクション・ドキュメンタリー作品、「ボウリング・フォー・コロンバイン」(Bowling for Columbine)のキャッチフレーズは「こんなアメリカに誰がした」であった。事件の背景となった銃社会アメリカの圧力団体全米ライフル協会会長のチャールトン・ヘストンがマイケル・ムーアの突撃インタビューから逃れようとする後ろ姿が印象的だった。
。銃規制に反対する全米ライフル協会のスローガンは「人を殺すのは人であって銃ではない」である。
しかし、人は実際には銃なしで一人でひとりを殺すことも大変なのである。原子爆弾がなければ一瞬で数十万人が死ぬことはなかった。人には人を殺戮する武器は不要なのだ。
生かすために武器なしで闘わなければならない。アメリカで生活していればいつも銃を目にする。ライセンスなしのものは犯罪に使用するために高値で売買される。早くこんな西部劇の時代を終わらせなければ本当の先進国と呼べない。
fumio









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