7月15日(水)第74期順位戦A級2回戦が東京・将棋会館でスタートし、▲森内俊之九段(1勝0敗)-△郷田真隆王将(0勝1敗)戦が行われた。前名人と現王将の対戦ということで注目を集めた。戦型は矢倉になり郷田王将は矢倉中飛車で迎え撃った。駒が長い間ぶつからないままじりじりした展開が続いたが午前1時を過ぎて最終盤の森内俊之九段の飛車切りでついに勝負の帰趨が見えた。一手の余裕を得て詰めろをかければ勝ちという場面で必死をかけて郷田王将を投了に追い込んだ。森内俊之九段が勝ってやはり名人挑戦レースの最右翼であることを証明した。
fumio
| Trackback ( 0 )
|