monologue
夜明けに向けて
 



昨夜の「SONG TO SOUL」はジミ・ヘンドリックスエクスペリアンス(Jimi Hendrix Experience)のパープル・ヘイズ(Purple Haze )を採り上げていた。かれジミ・ヘンドリックスは登場してきた時代がベトナム戦争中であったことで米国国歌「星条旗よ、永遠なれ」をエレキギターにオクタビアというエフェクターを使用してこれまで聴いたことのないような音で演奏して世界を驚かせた。ギターを歯で弾いたり炎で燃やしたりは演奏というより宗教儀式だった。ジミは自分の歌を下手だと卑下していたが「パープル・ヘイズ」をシナトラやアンディ・ウイリアムズ風に歌っても良くないだろう。歌はうまい下手ではなく合っているかどうかなのだ。ジミの持っているわけのわからないなにかが「パープル・ヘイズ」にピッタリだったのであの時代のアンセム(讃歌)になりえたのだ。
fumio

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