monologue
夜明けに向けて
 



天草・島原の乱において、キリシタンを弾圧する幕府に抵抗する農庶民一万三千の一揆軍のリーダーとして立った、うら若い16歳の若者天草四郎時貞は美しい艶やかな衣装を身に着けて、かれの片腕として働いた絵師山田右衛門作が旗に書いたキリストを讃美する言葉 LOVVAD・SEIAOを反乱軍みんなで「ラヴアンド・セイ アイオオ サクティシム・サクラメント」Love and say I,oh SẨCTISSIM・ SACRAMENTO (最も貴い秘蹟を愛おしみ唱える)、と唱えて投石抵抗運動したのだった。すると有馬家の客分として参戦してきた宮本武蔵でさえ立てなくなって戦線離脱せざるを得なくなってしまったのである。そんことあるかとアニメのようでふしぎといえば不思議…。
fumio



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dirty  


Don't get dirty this earth anymore!
We got to remain the earth for our offspring.

fumio

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わたしが米国留学した頃ハリウッドヒルのユダヤ人癌科医の家庭にしばらくホームステイしたことがある。アーノルドとフランシス夫婦は仲が良くて子供達との喧噪の夕食後、わたしにギターの弾き語りを所望する。最近の曲がいいか、と訊くと「ラヴ・ミー・テンダー」がいい、という。それでギターを抱えて歌い始めると、抱き合って踊りだした。かわいい子供たちはいつも喧嘩して喚きあって暴れていた。
そしてある日奥さんが日本の歌も聴かせてよ、という。それで日本のカラオケのレコードをバックにしてわたしが歌ったカセットテープをかけた。ふーん、これが日本の音楽、とやはりあまり反応はかんばしくなかったがカスバの女 に大きく反応した。「これはジューイッシュ・メロデイよ。聴いたことがあるわ、どうして日本にユダヤの歌があるの」と訊く。わたしは返事のしようがなかった。ただなぜか最後の「外人部隊の白い服」という歌詞で映像が浮かんできて胸が迫る思いがするので選んで歌ってみただけだったから。この曲のもつ切ないともエキゾチックともやるせないともなんとも表現のしにくい雰囲気はジューイッシュ・メロデイだからなのか、と思ったのだった。
ジャッシーなどあの子たちも今は40代半ば、現在のイスラエルのユダヤ人たちの他民族虐殺行為をアメリカから応援しているのだろうか…。
fumio


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