monologue
夜明けに向けて
 




島原天草の乱は熊本県大矢野中越の浦1383番地で生まれた益田甚兵衛好次(洗礼名:ペイトロ)によってプロデュースされた民衆一揆だった。
キリスト教弾圧時代、ママコフ神父が、「25年後、16歳の天童が現れ、パライゾ(天国)が実現するであろう。」と予言してマカオに追放されたことから、その実現を喧伝して
森宗意軒(もりそういけん)山田右衛門作などと共に蜂起したのだった。
森宗意軒は朝鮮へと渡航途中に船が難破し南蛮船に助けられ南蛮(オランダ)へと向かい西洋の知識を学んだ先進的進歩人だった。山田右衛門作は当時の人々が見たことのない西洋画の絵師として一揆の旗には合唱して唱えるために異国の文字を描き一揆衆を鼓舞したのである。
fumio

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )