「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

「フラガール」(1)

2006年10月02日 21時40分00秒 | 映画
 
 昨日「映画の日」、話題の 「フラガール」 を観てきました。

 かなり 涙腺を刺激されました。

 
 昭和40年、長年 隆盛を誇った 福島県の炭鉱も、

 石油に取って代わられる 時代の流れにあって、閉山の危機に迫られています。

 起死回生の町おこしで、豊富な温泉を利用した 「常磐ハワイアンセンター」の設立が計画され、

 炭鉱の娘を フラダンサーとして募集します。

 主人公・紀美子(蒼井優)は、閉塞した炭鉱町の中で 自らの夢を求めて、

 また ある娘は、解雇された父親の代わりに 家族を支えるため、

 それぞれの理由で ダンサーに応募します。

 フラダンスなど 裸踊りと思われていた当時、娘たちは決死の思いでした。

 紀美子の母親 (富士純子)も、「働く」 ということは

 汗水垂らして 泥まみれになって 石炭を掘ることだと考えており、

 人前でヘラヘラしながら 腰を降ることを 「仕事」 とは認めません。

 石炭を守ろうとする者も、新しい時代に 挑戦しようとする者も、

 どちらも真剣であり 必死です。

 両者の激しい ぶつかり合いのシーンは 見ごたえがあります。

 そんな炭鉱町に、ダンスの教師として招かれた 平山まどか(松雪泰子)。

 SKDのスターとして 活躍していましたが、借金を背負って 東京から追われ、

 昼間から 飲んだくれているような始末です。

 一方の娘たちも フラダンスの「フ」の字も知らず、前途多難なスタートです。

 しかし、まどかが踊るフラダンスを見て 感動した娘たちは、まどかに着いていく決心をし、

 まどかも 娘たちの熱心さに、次第に情が移っていくのでした。

(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/40770261.html
 
コメント (2)
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