クリストファー=リーブ の スーパーマンから 約20年。
劇場版 最新作です。
スーパーマンは 自分探しの宇宙の旅に出て、5年後に地球に戻ってきました。
恋人のロイスは結婚し、子供ももうけていました。
スーパーマンの “失恋” から物語は始まります。
ところが、思いもよらない 展開を見せていきました。
クラーク=ケントとロイスが 寄りを戻すというような、単純な話ではありません。
それは 観てのお楽しみです。 (^^)
前作からCG技術は発達し、スーパーマンが空を飛ぶ スピード感は倍増しています。
アクションシーンは鑑賞に値します。
クライマックスは ダイナミズムにはかけたものの、スケールの大きさは圧巻でした。
そしてそれより、スーパーマンの犠牲的な心のドラマに 引きつけられました。
先代のスーパーマン役 クリストファー=リーブは、落馬して脊椎を損傷し、
全身麻痺の体になりました。
しかし 超人的なリハビリによって、
何と 指を動かすという 『奇跡』 を起こしました。
現代医学の常識をくつがえし、脊椎損傷患者に 大いなる希望を与えたのです。
彼こそが、真の意味での 『スーパーマン』 だったのでしょう。