「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

「スーパーマン リターンズ」

2006年10月04日 22時20分38秒 | 映画
 
 クリストファー=リーブ の スーパーマンから 約20年。

 劇場版 最新作です。

 スーパーマンは 自分探しの宇宙の旅に出て、5年後に地球に戻ってきました。

 恋人のロイスは結婚し、子供ももうけていました。

 スーパーマンの “失恋” から物語は始まります。

 ところが、思いもよらない 展開を見せていきました。

 クラーク=ケントとロイスが 寄りを戻すというような、単純な話ではありません。

 それは 観てのお楽しみです。 (^^)
 

 前作からCG技術は発達し、スーパーマンが空を飛ぶ スピード感は倍増しています。

 アクションシーンは鑑賞に値します。

 クライマックスは ダイナミズムにはかけたものの、スケールの大きさは圧巻でした。

 そしてそれより、スーパーマンの犠牲的な心のドラマに 引きつけられました。

 
 先代のスーパーマン役 クリストファー=リーブは、落馬して脊椎を損傷し、

 全身麻痺の体になりました。

 しかし 超人的なリハビリによって、

 何と 指を動かすという 『奇跡』 を起こしました。

 現代医学の常識をくつがえし、脊椎損傷患者に 大いなる希望を与えたのです。

 彼こそが、真の意味での 『スーパーマン』 だったのでしょう。