かなり 面白かったです。
特殊能力を持つ ミュータントたち vs 人間、
そして 人間と共に生きる ミュータント集団 X-MEN。
その シリーズ第3弾、最終話です。
今回は、今までのミュータントの力を 遥かにしのぐ、
空前の超能力を持った ミュータント・ジーンが登場します。
一方、ミュータントの力を 無と化して、
普通の人間にしてしまう “治療薬” が開発されます。
それは、ミュータントの力を 消し去ってしまう 強力な超能力を 持った少年の、
DNAから 培養したものでした。
この少年を演じるのは、「記憶の棘」(http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/40237813.html )で
亡夫の生まれ変わりの 不思議な少年役だった、あの キャメロン=ブライト でした。
子供ながら 非常に魅惑的な まなざしの持ち主です。
本作の ミュータントたちの パワーのぶつかり合いは 超絶級です。
観ていて 全身に力が入り、緊張感に縛られました。
また ミュータント同士の闘いでは、それぞれが持つ 独特な能力が
実にうまく 活かされていました。
特に 主人公・ウルヴァリンの超能力は、どんな傷でも 一瞬で治癒してしまう というものですが、
アクション映画としては 地味で、敵を倒すことには 今まで 直接役立っていませんでした (^^; )。
ところが、今回のクライマックスの ジーンとの一騎討ちでは、
この力が 最大限に発揮され、屈指の見せ場に なっています。
愛のシーンでもありました。
充分に楽しめる 娯楽大作です。