( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/41672485.html からの続き)
治療後、再発することもあるので、予防のため 定期的に治療を続けたり、
薬物療法と併用したりします。
また、物忘れをするという 副作用もあり、
治療直前の記憶が 消えることもありますが、大抵は一過性です。
でも 改良された療法では 副作用が起きにくくなっています。
ただ、何故 この療法が効くのか、詳しいメカニズムは 分かっていません。
神経伝達物質の バランスが崩れている 脳の状態を、
通電により修正する とも推測されているようですが。
日本でも 大学病院などで行なわれており、保険も適用されます。
麻酔科との連携が しっかりしていて、インフォームド・コンセントが
充分になされる病院で 受けることが 望ましいということです。
こうして 新しい療法が開発されていくのは、当事者の人たちにとっても朗報だし、
今後も 臨床の現場が もっと進んでいってほしいものですね。
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ところで、僕は小学生の頃に、仮性近視を治すために
電気療法を 受けていたことがあります。
ヘッドホンのような電極を こめかみに当て、
水を入れた洗面器の中の電極に 素足を付けて、電流を流します。
ビリビリするのを感じて、それが我慢できる上限まで
看護婦さんが 電圧を上げていきます。
1年以上 続けていた記憶がありますが、どのくらい効果があったのか、
近視の進行が遅くなったのかは 定かではありません (^^; )。
現在でも この療法を行なっている所も あるみたいです。