・ 一貫性
ボーダーの人と接する際は、
毎回同じようにリアクションをする 「一貫性」 が最善策です。
・ 反撃
変化することに対抗しようとする、 防衛的な反応。
ボーダーの人は 自己主張を始めると、 自分が変化しないために、
あなたが境界を本気で設定したのか 試そうとし、
「望まれない行為」 や はったりをかましたりするでしょう。
境界設定に反してしまうと、
ボーダーの人は あなたが本気でないと学習してしまいます。
・ 防衛機制
不快な感情に対する 代替策。
抑制, 抑圧, 感情の否定, 投影,
昇華 (感情を 受け入れられる活動に移行する), 合理化が 含まれる。
・ 否認
明白な事実を否定すること。
悲嘆過程の一歩にもなるし (家族が亡くなったことを受け入れられない)、
継続的な防衛機制にもなりうる (亡くなった人を理想化する)。
・ 解離
非現実感, 「頭が真っ白」 のような状態。
ボーダーの人は、
極度の苦痛を伴うでき事を 忘れたり、 全く違う形で思い出したりする。
・ 極度の落ち込み
多幸感の反対語。
うつ, 不安感, 激怒, 絶望感の混ざったもの。
・ 空虚感
慢性的で 苦痛を伴う情緒状態。
多くのボーダーライン行動の 発動源となる。
セックス, 浪費などの 衝動的な活動で、 内的な虚無を満たそうとする。
〔「境界性人格障害=BPD 実践ワークブック」
(星和書店) 〈ランディ・クリーガー著/監訳:遊佐安一郎〉 より〕
[星和書店の許可の上掲載]