朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

洗浄式

2010-05-27 | 外国の風物
日本で普及しているのに、外国ではほとんど見かけないもの。

 洗浄式トイレットです。

 以前、米国の学生・教員たちの日本での研修旅行に同行しました。日本の大学生も参加していたので、懇親を深めるためパーティで「スキット」(コミカルな寸劇)を即興でやることがありました。
 米国学生の一つのチームが選んだテーマは「インテリジェント・トイレット」でした。



 彼ら彼女らは、実際、日本のホテルに泊まって驚いたのは、お湯が噴出すトイレでした。

 それをヒントに、とてもユーモラスなコントを演じてくれました。

 その割りには、欧米、アジアで、この洗浄式トイレは普及しませんね。清潔さと快適さを知らないのか、メーカーのマーケッティング不足なのか。

 さて、こんなことを思っていたので、外国に出かけるときに、とうとう「携帯式ウオシュレット」を買いました。

 電池で動くポンプと温水を入れる小型水筒がセットされています。まずまず便利に使用することができます。

~~ 

バンコクに行ったときも、持参したのですが。

 なんと宿泊した中級ビジネスホテルには、この設備がありました。



 トイレに小型のシャワーです。もともと暑い国なので水道水も30度前後ですから、水道水が温水。これで洗浄すればOK。

 ・・・

 実は、東南アジアの諸国では、紙の代わりに水で洗って済ますことが良くありますね。紙がもったいないことと、水洗トイレでも下水パイプが詰まりやすいので、もし紙を使った場合は横にあるバケツの中に紙を捨てます。

 使用後の紙をバケツに捨てる、前の人の紙が残っていたことも。

 これは初めのうちはちっとカルチャーショックでした。でも、考えてみればこちらのほうが、省資源かもしれません。(下水で溶かしてその後分離処理はエネルギーが沢山必要かな)


コメント
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