朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

花丸銀平

2010-05-30 | 京都の文化(春)
南座で観劇しました。歌舞伎以外にも、松竹が演劇を公演しています、ま、あたりまえか。



 「花丸銀平」は、ジェームス三木の原作・脚本、風間杜夫、竹下景子、村田雄浩たち豪華キャストが活躍する喜劇でした。

 近鉄の広告にいつも登場する竹下景子さん、ポスターの写真よりもスリムで若々しい舞台でした。



 戦前、昭和10年代前半の東京の小さな商店街の人情話です。観客には、隠された事情が先に提示されている中、ふとん屋の跡取り息子、村田雄浩さんの図抜けたお人よしさ、最後は事情を知った上での劇中演技と、大変好演でした。

 映画もいいですが、伝統ある名劇場で演劇を実際に見ることは、すばらしい感動を与えてくれました。
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