玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

無肥料で大きく育った野菜

2018-12-26 01:01:10 | 野菜
 先日、富里の自然農園から無肥料なのにたいへん大きく育った野菜をいただきました。どうもありがとうございます。

 白菜はこれでも密植で育ったそうです。まともに疎植のところはもっと大きくなったそうです。
 カブも同じように育ったとのことでした。

 不耕起で無肥料でこんなに大きくなるなんて我が目を疑うというほどにびっくりしました。
 今年は暑くて草がすぐ出てきて苦労したそうです。ものすごい忍耐力と長期間の猛暑の中での草刈りの成果だと思います。

 なんの味もつけないで煮ただけで、サクサク、ホクホク、美味しくいただきました。大量も大量、何日分もありそうです。
 畑にこういう野菜があれば、一日に食べるのは葉二三枚ですからいつまでももぎたてをいただけるかもしれません。草に負けなければですが。

 野菜は土がついた状態で販売されているようです。ものぐさな誰かさんは苗木のようにポットに土ごと売ってくれないかなあ、などといっています。畑に植えなおしてもぎたてで食べたいようです。
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食物繊維

2018-12-25 06:50:32 | 知識
 炭水化物の消化について以前調べた。
炭水化物=糖類+食物繊維
を思い浮かべて、再びウィキペディアから抜粋する。


炭水化物ーーーーー
ーーーーーー


代表的な食品の食物繊維編集
海藻、全粒穀物、豆などに食物繊維が多く含まれる。実際の含有量は、産地、収穫時期、品種等で異なるため代表値である。
主な食品100g中の食物繊維[42]

項目 状態
食物繊維 総量 水溶性食物繊維 不溶性食物繊維
ワカメ[15]
乾 68.9 g 9.0 g 59.9 g
ヒジキ[15]
乾 60.7 g 22.5 g 38.2 g
コンブ[15]
乾 36.5 g 7.4 g 29.1 g
かんぴょう
乾 30.1 g 6.8 g 23.3 g
海苔(スサビノリ[15])
乾 26.4 g 10.8 g 15.6 g
ラッキョウ
生 21.0 g 18.6 g 2.4 g
切り干し大根
乾 20.7 g 3.6 g 17.1 g
アズキ
乾 17.8 g 1.2 g 16.6 g
ダイズ
乾 17.1 g 1.8 g 15.3 g
エシャロット
生 11.4 g 9.1 g 2.3 g
コムギ
乾 10.8 g 0.7 g 10.1 g
おから
生 9.7 g 0.3 g 9.4 g
大麦
乾 9.6 g 6.0 g 3.6 g
エンバク(カラスムギ、オートミール)
乾 9.4 g 3.2 g 6.2 g
糸引き納豆
生 6.7 g 2.3 g 4.4 g
モロヘイヤ
生 5.9 g 1.3 g 4.6 g
ゴボウ
生 5.7 g 2.3 g 3.4 g
オクラ
生 5.0 g 1.4 g 3.6 g
蕎麦
乾麺 4.3 g 0.8 g 3.5 g
シイタケ
生 3.5 g 0.5 g 3.0 g
玄米
乾 3 g 0.7 g 2.3 g
カボチャ
生 2.8 g 0.7 g 2.1 g
タケノコ
生 2.8 g 0.3 g 2.5 g
ニンジン
生、皮むき 2.5 g 0.7 g 1.8 g
サツマイモ
生 2.3 g 0.5 g 1.8 g
キャベツ
生 1.8 g 0.4 g 1.4 g
タマネギ
生 1.6 g 0.6 g 1.0 g
リンゴ
生 1.5 g 0.3 g 1.2 g
ジャガイモ
生 1.3 g 0.6 g 0.7 g
ダイコン
生 1.3 g 0.5 g 0.8 g
白米
乾 0.5 g 0 g 0.5 g

ーーーーーーー

この表を見ると食物繊維は
海藻類に多く中でもワカメが一番多い。穀類では小麦、大麦、エンバク、玄米の順で、サツマイモは穀類より少ない。サツマイモは下から数えたほうが早い。

 動物性の食物繊維はないらしい。食物繊維は植物性だ。

ーーーーー炭水化物は糖質と食物繊維の総称として扱われており、消化酵素では分解できずエネルギー源にはなりにくい食物繊維を除いたものを糖質と呼んでいる[2]。
ーーーー
炭水化物は主に植物の光合成でつくられる。
ーーーーー


 食物繊維はどのように吸収されるのかも書いてある。

ーーーーーー
ヒトの消化管は自力ではデンプンやグリコーゲン以外の多くの多糖類を消化できないが、大腸内の腸内細菌が嫌気発酵することによって、短鎖脂肪酸やメタン、二酸化炭素、水素などに分解される。短鎖脂肪酸の83%が酢酸、プロピオン酸、酪酸で占められ、産生比は60:20:20の割合である。産生された短鎖脂肪酸の大部分は大腸から吸収される。酢酸は宿主のエネルギー源となり、プロピオン酸は肝臓で糖新生の原料として利用され、酪酸は結腸細胞に優先的にエネルギー源として利用される[2]。食物繊維の大半がセルロースであり、人間のセルロース利用能力は意外に高く、粉末にしたセルロースであれば腸内細菌を介してほぼ100%分解利用されるとも言われている。デンプンは約4kcal/g のエネルギーを産生するが、食物繊維は腸内細菌による醗酵分解によってエネルギーを産生し、その値は一定でないが、有効エネルギーは0〜2kcal/gであると考えられている。ーーーーーー食物繊維は、大腸内で腸内細菌によりヒトが吸収できる分解物に転換されることから、食後長時間を経てから体内にエネルギーとして吸収される特徴を持ち、エネルギー吸収の平準化に寄与している。大腸の機能は食物繊維の存在を前提としたものであり、これの不足は大腸の機能不全につながることになる。ーーーーー


 大腸は水分吸収だけやっているのではなく、腸内細菌を利用して食物繊維を短鎖脂肪酸やメタン、二酸化炭素、水素などに分解している。食物繊維の働き=整腸作用と思っている人にとって驚きの結果だろう。動物性だけをとっていると大腸が不具合を起こすので、整腸作用だけ考えるようになるのかもしれない。


 無塩で作ったワカメ入り小豆汁と根菜類の煮物に海苔をつけて、海水からとった塩を極少量で玄米をいただくと、グルコースとアミノ酸、食物繊維をたっぷりとれそうだ。塩加減は自分で使った分だけ。塩を全くとらなければ無塩料理になる。しかし、歴史上、味噌が塩をどういうふうに植物性に入れるか苦労したのかがわかっているので無塩はやめて、極わずか箸の先に着いた分ぐらいを十数回とる。超減塩になっていると思う。

 千数百年の昔、味噌が登場したとき肉食禁止令下だった。現代で穀物菜食を行っている人間は、肉食している人とやり方はだいぶ違うがどうやって塩を減らすかで苦労している。
 
 
 



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目は口ほどにものをいう

2018-12-24 05:25:03 | 知識
消化酵素についてウィキペディアから抜粋する。


消化酵素
ーーーーーー
炭水化物分解酵素編集
唾液
アミラーゼ(プチアリン) – 多糖であるデンプンを主に二糖であるマルトース(麦芽糖)に変える。
膵液
アミラーゼ(アミロプシン) – 多糖であるデンプンを主に二糖であるマルトースに変える。
腸液
サッカラーゼ –二糖であるスクロース(ショ糖、蔗糖)を単糖であるグルコース(ブドウ糖)とフルクトース(果糖)に変える。
マルターゼ –二糖であるマルトースを単糖であるグルコースに変える。
ラクターゼ –二糖であるラクトース(乳糖)を単糖であるグルコースとガラクトースに変える。

タンパク質分解酵素編集
一般にプロテアーゼ(広義のペプチダーゼ)と呼ばれる。また、腸液に含まれるプロテアーゼの混合物はエレプシンと呼ばれる。
胃液
ペプシン – タンパク質をペプトンにする。
レンネット
膵液
トリプシン – タンパク質やペプトンをポリペプチドやオリゴペプチドにする。塩基性アミノ酸残基にはたらく。
キモトリプシン – タンパク質やペプトンをポリペプチドやオリゴペプチドにする。芳香族アミノ酸残基にはたらく。
エラスターゼ – タンパク質やペプトンをポリペプチドやオリゴペプチドにする。脂肪族アミノ酸残基にはたらく。
カルボキシペプチダーゼA – タンパク質のカルボキシル末端のペプチド結合を切断して中性、酸性アミノ酸を遊離させる。
カルボキシペプチダーゼB – タンパク質のカルボキシル末端のペプチド結合を切断して塩基性アミノ酸を遊離させる。
腸液
アミノペプチダーゼN – タンパク質のアミノ末端のペプチド結合を切断してアミノ酸を遊離させる。

脂肪分解酵素編集
胃液、膵液、(腸液、唾液)
リパーゼ – 脂肪(トリグリセリド)を最終的にモノグリセリドと脂肪酸に分解する。
※唾液には少量含まれる。リパーゼが腸液に含まれるとするかは解釈が分かれている。
ーーーーーー


要約すると

唾液は
デンプン

胃液は
タンパク質と脂肪
 胃液にはでんぷんの消化酵素はない。

膵液は
デンプンとタンパク質と脂肪

腸液は
スクロース(ショ糖、蔗糖)をグルコース(ブドウ糖)とフルクトース(果糖)に変える。
マルトースをグルコースに変える。
ラクトース(乳糖)をグルコースとガラクトースに変える。
タンパク質のアミノ末端のペプチド結合を切断してアミノ酸を遊離させる。
脂肪はモノグリセリドと脂肪酸に分解されている



これからわかることは

 胃液にはでんぷんの消化酵素はないので、穀物は何度も噛んで唾液と混ぜて腸へ送ること。会話の余裕はない。目と目で会話する。
 タンパク質や脂肪の消化酵素は唾液になく胃液にあるので、胃を働きやすいようにすること。ゆったりとした気持ちで和やかな雰囲気にするため会話を楽しむことも良いかもしれない。
 最終的に腸では
でんぷんはグルコース(ブドウ糖)とフルクトース(果糖)、ガラクトースに分解されたものを吸収し、
タンパク質はアミノ酸に分解されたものを、
脂肪はモノグリセリドと脂肪酸に分解されたものを吸収する
ので、くれぐれももとのかたちが残らないようにしないと腸内で腐敗すると臭いもきつくなるだろう。

 食事会などに高たんぱく料理が出てくるが、その理由がわかった。それでは、目で会話するにはどうすれば良いか。とりあえず目をじーーーーーーーーーっと見てから



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研修会

2018-12-20 02:45:03 | 
活性を作る会は玄米ごはん族と、かつて不耕起栽培に取り組んでいた農家で研修会を開いている。今回は田を自然の状態で肥沃にするにはどうすれば良いのかを話し合った。

 先日、代表して少しはなれたところで不耕起栽培をしている農場に研修に行った。不耕起栽培をすすめる団体の研修会だ。冬の間、田に水をためておくとミミズの働きで雑草が押さえられ、しかも肥沃になる、ということがたしかめられている、といことだった。なぜ、そうなるかを勉強させてもらった。
 冬、田に水をためる方法が肥沃にして雑草を押さえるという原理がよくわかった。不耕起栽培にしなければならない理由もよくわかった。

 冬に水をためなくても不耕起栽培はできる。一月も水をためておけば田面はものすごく柔らかになる。そうは言っても、冬の間水をためておくと様々な利点があることがわかったので、活性を作る会でも冬に水をためる方法をはなしあってみた。まず、無理の結論になった。用水機場が動きだすのは3月中旬だ。それまで水が来ないから、かえって畑としての利用方法を考えた方が良い。
 玄米ごはん族では、4月に水を入れて5月中旬田植だった。短期間しか水が入っていない。この方法では、ミミズの働きではなく、藻が全面をおおうようになって雑草を減らす。ところが、このあたりは粘土質土のためにトラクターを落とすようなことになる。冬に水をためられるところは砂質土ではないかと思う。このあたりではよほど慎重にしないと田植まで行かない。トラクターを落としてしまい、ずいぶん田植が遅れた田がある。
 短期間でも水をためて肥沃にする方法も検討した。やはり、粘土質では誰もやらないだろう。このあたりでは、水を入れたらすぐに代かき田植をやらないと田植機まで落とすかもしれない。んーーーーーーーーたとえ一月でも水を入れておくことがどれほど危ないことか良くわかった。よくもまあ、やっていたものだ。

 冬は畑として使うほうが良いだろう。数年ぶりに麦をまいたが、収穫まで行くかどうか。田は無農薬無肥料でも大減収とはいえ収穫はできる。畑にして無農薬無肥料で作ると収穫できるかどうか問題になる。トラクターの整備が長引いて麦まきがおくれた。うまくいくかどうか。ここからだいぶ離れている農家でまとまって麦を作っているところはずいぶん葉が成長している。さすが。
 
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排水路の泥上げ

2018-12-19 00:35:32 | 
 ボランティア団体の方々が、幹線排水路の泥上げを行ってくれました。泥も運んでいただき、そのうえ斜面の草刈りも、どうもありがとうございました。

 完成したばかりの排水路のように見えます。今まで雑草が水路の中に繁茂していたとは思えません。すごいことです。

 道路の斜面には最初、芝がはえていたそうです。手入れされないためいつのまにか雑草だけになったようです。今は、年に二回草刈りを行っていただいてきれいになりました。
 
 こんなに見通しがよくても、数年でまた水路がふさがります。砂州には雑草が生えないといわれています。水がかぶったり引いたりをくりかえしているところには草がでないそうです。この水路は常に水がありますので、雑草が繁茂します。数年に一度は泥上げを行う必要があります。
 水路底に泥が堆積していき、だんだん水路が浅くなってきます。その泥はどこから来るのでしょうか。台風の大雨がどこかくずして運んでくるのかもしれません。
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