玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

古代小麦をまく

2018-12-14 00:47:52 | 
 先週、古代小麦をまいた。
 荒起しをした田へトラクターの前につけたグランドソアーで小麦をまき、後ろにつけたロータリーで土をかぶせた。普通は、トラクターで何回も土を細かくしてから、ドリルシーダーを使うらしい。

 7年ぶりに麦播き。このあたりの農家は麦を作らない。種まきすれば赤字確定。古代小麦では補助金が出ない。普通の小麦を作っている農家も、数年前と違い出なくなった、と言っていた。

 こうなってくると趣味の世界だろう。

 輸入された無塩パスタは小麦の味そのものだ。国産の小麦では塩で粘りを出して麺を作る。塩分が入っていても、たっぷりの湯でゆでれば、塩分は湯の中へ出ていく。
 数百年前、イタリアで法律で塩分添加を禁止した。無塩パスタにこだわるには理由がある。肉食の国では肉の塩分で塩分過多にならないように肉以外のものには塩を使いたくないのかもしれない。わが国のように肉食禁止令の国では海の塩を入れるのに苦心している。正反対だ。イタリアで良く実る小麦は、気候の関係で作れない。

 古代小麦は、塩分をなるべく取らないようにしているところで作られていたので、現代の小麦より陰性だろう。アレルギーを起こすこともないらしい。穀物で陰性を取りたい誰かさんには最適のものだ。


 
コメント
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