玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

目は口ほどにものをいう

2018-12-24 05:25:03 | 知識
消化酵素についてウィキペディアから抜粋する。


消化酵素
ーーーーーー
炭水化物分解酵素編集
唾液
アミラーゼ(プチアリン) – 多糖であるデンプンを主に二糖であるマルトース(麦芽糖)に変える。
膵液
アミラーゼ(アミロプシン) – 多糖であるデンプンを主に二糖であるマルトースに変える。
腸液
サッカラーゼ –二糖であるスクロース(ショ糖、蔗糖)を単糖であるグルコース(ブドウ糖)とフルクトース(果糖)に変える。
マルターゼ –二糖であるマルトースを単糖であるグルコースに変える。
ラクターゼ –二糖であるラクトース(乳糖)を単糖であるグルコースとガラクトースに変える。

タンパク質分解酵素編集
一般にプロテアーゼ(広義のペプチダーゼ)と呼ばれる。また、腸液に含まれるプロテアーゼの混合物はエレプシンと呼ばれる。
胃液
ペプシン – タンパク質をペプトンにする。
レンネット
膵液
トリプシン – タンパク質やペプトンをポリペプチドやオリゴペプチドにする。塩基性アミノ酸残基にはたらく。
キモトリプシン – タンパク質やペプトンをポリペプチドやオリゴペプチドにする。芳香族アミノ酸残基にはたらく。
エラスターゼ – タンパク質やペプトンをポリペプチドやオリゴペプチドにする。脂肪族アミノ酸残基にはたらく。
カルボキシペプチダーゼA – タンパク質のカルボキシル末端のペプチド結合を切断して中性、酸性アミノ酸を遊離させる。
カルボキシペプチダーゼB – タンパク質のカルボキシル末端のペプチド結合を切断して塩基性アミノ酸を遊離させる。
腸液
アミノペプチダーゼN – タンパク質のアミノ末端のペプチド結合を切断してアミノ酸を遊離させる。

脂肪分解酵素編集
胃液、膵液、(腸液、唾液)
リパーゼ – 脂肪(トリグリセリド)を最終的にモノグリセリドと脂肪酸に分解する。
※唾液には少量含まれる。リパーゼが腸液に含まれるとするかは解釈が分かれている。
ーーーーーー


要約すると

唾液は
デンプン

胃液は
タンパク質と脂肪
 胃液にはでんぷんの消化酵素はない。

膵液は
デンプンとタンパク質と脂肪

腸液は
スクロース(ショ糖、蔗糖)をグルコース(ブドウ糖)とフルクトース(果糖)に変える。
マルトースをグルコースに変える。
ラクトース(乳糖)をグルコースとガラクトースに変える。
タンパク質のアミノ末端のペプチド結合を切断してアミノ酸を遊離させる。
脂肪はモノグリセリドと脂肪酸に分解されている



これからわかることは

 胃液にはでんぷんの消化酵素はないので、穀物は何度も噛んで唾液と混ぜて腸へ送ること。会話の余裕はない。目と目で会話する。
 タンパク質や脂肪の消化酵素は唾液になく胃液にあるので、胃を働きやすいようにすること。ゆったりとした気持ちで和やかな雰囲気にするため会話を楽しむことも良いかもしれない。
 最終的に腸では
でんぷんはグルコース(ブドウ糖)とフルクトース(果糖)、ガラクトースに分解されたものを吸収し、
タンパク質はアミノ酸に分解されたものを、
脂肪はモノグリセリドと脂肪酸に分解されたものを吸収する
ので、くれぐれももとのかたちが残らないようにしないと腸内で腐敗すると臭いもきつくなるだろう。

 食事会などに高たんぱく料理が出てくるが、その理由がわかった。それでは、目で会話するにはどうすれば良いか。とりあえず目をじーーーーーーーーーっと見てから



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする