炭水化物の消化について以前調べた。
炭水化物=糖類+食物繊維
を思い浮かべて、再びウィキペディアから抜粋する。
炭水化物ーーーーー
ーーーーーー
代表的な食品の食物繊維編集
海藻、全粒穀物、豆などに食物繊維が多く含まれる。実際の含有量は、産地、収穫時期、品種等で異なるため代表値である。
主な食品100g中の食物繊維[42]
項目 状態
食物繊維 総量 水溶性食物繊維 不溶性食物繊維
ワカメ[15]
乾 68.9 g 9.0 g 59.9 g
ヒジキ[15]
乾 60.7 g 22.5 g 38.2 g
コンブ[15]
乾 36.5 g 7.4 g 29.1 g
かんぴょう
乾 30.1 g 6.8 g 23.3 g
海苔(スサビノリ[15])
乾 26.4 g 10.8 g 15.6 g
ラッキョウ
生 21.0 g 18.6 g 2.4 g
切り干し大根
乾 20.7 g 3.6 g 17.1 g
アズキ
乾 17.8 g 1.2 g 16.6 g
ダイズ
乾 17.1 g 1.8 g 15.3 g
エシャロット
生 11.4 g 9.1 g 2.3 g
コムギ
乾 10.8 g 0.7 g 10.1 g
おから
生 9.7 g 0.3 g 9.4 g
大麦
乾 9.6 g 6.0 g 3.6 g
エンバク(カラスムギ、オートミール)
乾 9.4 g 3.2 g 6.2 g
糸引き納豆
生 6.7 g 2.3 g 4.4 g
モロヘイヤ
生 5.9 g 1.3 g 4.6 g
ゴボウ
生 5.7 g 2.3 g 3.4 g
オクラ
生 5.0 g 1.4 g 3.6 g
蕎麦
乾麺 4.3 g 0.8 g 3.5 g
シイタケ
生 3.5 g 0.5 g 3.0 g
玄米
乾 3 g 0.7 g 2.3 g
カボチャ
生 2.8 g 0.7 g 2.1 g
タケノコ
生 2.8 g 0.3 g 2.5 g
ニンジン
生、皮むき 2.5 g 0.7 g 1.8 g
サツマイモ
生 2.3 g 0.5 g 1.8 g
キャベツ
生 1.8 g 0.4 g 1.4 g
タマネギ
生 1.6 g 0.6 g 1.0 g
リンゴ
生 1.5 g 0.3 g 1.2 g
ジャガイモ
生 1.3 g 0.6 g 0.7 g
ダイコン
生 1.3 g 0.5 g 0.8 g
白米
乾 0.5 g 0 g 0.5 g
ーーーーーーー
この表を見ると食物繊維は
海藻類に多く中でもワカメが一番多い。穀類では小麦、大麦、エンバク、玄米の順で、サツマイモは穀類より少ない。サツマイモは下から数えたほうが早い。
動物性の食物繊維はないらしい。食物繊維は植物性だ。
ーーーーー炭水化物は糖質と食物繊維の総称として扱われており、消化酵素では分解できずエネルギー源にはなりにくい食物繊維を除いたものを糖質と呼んでいる[2]。
ーーーー
炭水化物は主に植物の光合成でつくられる。
ーーーーー
食物繊維はどのように吸収されるのかも書いてある。
ーーーーーー
ヒトの消化管は自力ではデンプンやグリコーゲン以外の多くの多糖類を消化できないが、大腸内の腸内細菌が嫌気発酵することによって、短鎖脂肪酸やメタン、二酸化炭素、水素などに分解される。短鎖脂肪酸の83%が酢酸、プロピオン酸、酪酸で占められ、産生比は60:20:20の割合である。産生された短鎖脂肪酸の大部分は大腸から吸収される。酢酸は宿主のエネルギー源となり、プロピオン酸は肝臓で糖新生の原料として利用され、酪酸は結腸細胞に優先的にエネルギー源として利用される[2]。食物繊維の大半がセルロースであり、人間のセルロース利用能力は意外に高く、粉末にしたセルロースであれば腸内細菌を介してほぼ100%分解利用されるとも言われている。デンプンは約4kcal/g のエネルギーを産生するが、食物繊維は腸内細菌による醗酵分解によってエネルギーを産生し、その値は一定でないが、有効エネルギーは0〜2kcal/gであると考えられている。ーーーーーー食物繊維は、大腸内で腸内細菌によりヒトが吸収できる分解物に転換されることから、食後長時間を経てから体内にエネルギーとして吸収される特徴を持ち、エネルギー吸収の平準化に寄与している。大腸の機能は食物繊維の存在を前提としたものであり、これの不足は大腸の機能不全につながることになる。ーーーーー
大腸は水分吸収だけやっているのではなく、腸内細菌を利用して食物繊維を短鎖脂肪酸やメタン、二酸化炭素、水素などに分解している。食物繊維の働き=整腸作用と思っている人にとって驚きの結果だろう。動物性だけをとっていると大腸が不具合を起こすので、整腸作用だけ考えるようになるのかもしれない。
無塩で作ったワカメ入り小豆汁と根菜類の煮物に海苔をつけて、海水からとった塩を極少量で玄米をいただくと、グルコースとアミノ酸、食物繊維をたっぷりとれそうだ。塩加減は自分で使った分だけ。塩を全くとらなければ無塩料理になる。しかし、歴史上、味噌が塩をどういうふうに植物性に入れるか苦労したのかがわかっているので無塩はやめて、極わずか箸の先に着いた分ぐらいを十数回とる。超減塩になっていると思う。
千数百年の昔、味噌が登場したとき肉食禁止令下だった。現代で穀物菜食を行っている人間は、肉食している人とやり方はだいぶ違うがどうやって塩を減らすかで苦労している。
炭水化物=糖類+食物繊維
を思い浮かべて、再びウィキペディアから抜粋する。
炭水化物ーーーーー
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代表的な食品の食物繊維編集
海藻、全粒穀物、豆などに食物繊維が多く含まれる。実際の含有量は、産地、収穫時期、品種等で異なるため代表値である。
主な食品100g中の食物繊維[42]
項目 状態
食物繊維 総量 水溶性食物繊維 不溶性食物繊維
ワカメ[15]
乾 68.9 g 9.0 g 59.9 g
ヒジキ[15]
乾 60.7 g 22.5 g 38.2 g
コンブ[15]
乾 36.5 g 7.4 g 29.1 g
かんぴょう
乾 30.1 g 6.8 g 23.3 g
海苔(スサビノリ[15])
乾 26.4 g 10.8 g 15.6 g
ラッキョウ
生 21.0 g 18.6 g 2.4 g
切り干し大根
乾 20.7 g 3.6 g 17.1 g
アズキ
乾 17.8 g 1.2 g 16.6 g
ダイズ
乾 17.1 g 1.8 g 15.3 g
エシャロット
生 11.4 g 9.1 g 2.3 g
コムギ
乾 10.8 g 0.7 g 10.1 g
おから
生 9.7 g 0.3 g 9.4 g
大麦
乾 9.6 g 6.0 g 3.6 g
エンバク(カラスムギ、オートミール)
乾 9.4 g 3.2 g 6.2 g
糸引き納豆
生 6.7 g 2.3 g 4.4 g
モロヘイヤ
生 5.9 g 1.3 g 4.6 g
ゴボウ
生 5.7 g 2.3 g 3.4 g
オクラ
生 5.0 g 1.4 g 3.6 g
蕎麦
乾麺 4.3 g 0.8 g 3.5 g
シイタケ
生 3.5 g 0.5 g 3.0 g
玄米
乾 3 g 0.7 g 2.3 g
カボチャ
生 2.8 g 0.7 g 2.1 g
タケノコ
生 2.8 g 0.3 g 2.5 g
ニンジン
生、皮むき 2.5 g 0.7 g 1.8 g
サツマイモ
生 2.3 g 0.5 g 1.8 g
キャベツ
生 1.8 g 0.4 g 1.4 g
タマネギ
生 1.6 g 0.6 g 1.0 g
リンゴ
生 1.5 g 0.3 g 1.2 g
ジャガイモ
生 1.3 g 0.6 g 0.7 g
ダイコン
生 1.3 g 0.5 g 0.8 g
白米
乾 0.5 g 0 g 0.5 g
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この表を見ると食物繊維は
海藻類に多く中でもワカメが一番多い。穀類では小麦、大麦、エンバク、玄米の順で、サツマイモは穀類より少ない。サツマイモは下から数えたほうが早い。
動物性の食物繊維はないらしい。食物繊維は植物性だ。
ーーーーー炭水化物は糖質と食物繊維の総称として扱われており、消化酵素では分解できずエネルギー源にはなりにくい食物繊維を除いたものを糖質と呼んでいる[2]。
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炭水化物は主に植物の光合成でつくられる。
ーーーーー
食物繊維はどのように吸収されるのかも書いてある。
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ヒトの消化管は自力ではデンプンやグリコーゲン以外の多くの多糖類を消化できないが、大腸内の腸内細菌が嫌気発酵することによって、短鎖脂肪酸やメタン、二酸化炭素、水素などに分解される。短鎖脂肪酸の83%が酢酸、プロピオン酸、酪酸で占められ、産生比は60:20:20の割合である。産生された短鎖脂肪酸の大部分は大腸から吸収される。酢酸は宿主のエネルギー源となり、プロピオン酸は肝臓で糖新生の原料として利用され、酪酸は結腸細胞に優先的にエネルギー源として利用される[2]。食物繊維の大半がセルロースであり、人間のセルロース利用能力は意外に高く、粉末にしたセルロースであれば腸内細菌を介してほぼ100%分解利用されるとも言われている。デンプンは約4kcal/g のエネルギーを産生するが、食物繊維は腸内細菌による醗酵分解によってエネルギーを産生し、その値は一定でないが、有効エネルギーは0〜2kcal/gであると考えられている。ーーーーーー食物繊維は、大腸内で腸内細菌によりヒトが吸収できる分解物に転換されることから、食後長時間を経てから体内にエネルギーとして吸収される特徴を持ち、エネルギー吸収の平準化に寄与している。大腸の機能は食物繊維の存在を前提としたものであり、これの不足は大腸の機能不全につながることになる。ーーーーー
大腸は水分吸収だけやっているのではなく、腸内細菌を利用して食物繊維を短鎖脂肪酸やメタン、二酸化炭素、水素などに分解している。食物繊維の働き=整腸作用と思っている人にとって驚きの結果だろう。動物性だけをとっていると大腸が不具合を起こすので、整腸作用だけ考えるようになるのかもしれない。
無塩で作ったワカメ入り小豆汁と根菜類の煮物に海苔をつけて、海水からとった塩を極少量で玄米をいただくと、グルコースとアミノ酸、食物繊維をたっぷりとれそうだ。塩加減は自分で使った分だけ。塩を全くとらなければ無塩料理になる。しかし、歴史上、味噌が塩をどういうふうに植物性に入れるか苦労したのかがわかっているので無塩はやめて、極わずか箸の先に着いた分ぐらいを十数回とる。超減塩になっていると思う。
千数百年の昔、味噌が登場したとき肉食禁止令下だった。現代で穀物菜食を行っている人間は、肉食している人とやり方はだいぶ違うがどうやって塩を減らすかで苦労している。