玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

玄米も作り方によるのでは

2018-12-12 07:59:27 | 知識
穀物菜食を実行しているから完璧と思っている人は、体の点検をおこたっています。愛知食養村様のホームページを見れば、思い込みがどれほど危険なことかがわかります。表題には、ベテラン穀物菜食者、と出ていますが年数を重ねただけで同じことを続けている人は、ベテラン、といえないことがわかります。ただ単に、惰性で動いているだけでは、ダメなのです。
 ホームページから抜粋させていただきました。


ベテラン穀菜食者の失敗

 穀菜食を実践すれば、病気は速やかに治り、健康で幸福な人生を送り、長寿が約束されているように信じている人が多いと思います。しかし、現実にはその通りになっていないのです。
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股関節が歩くと痛いのも、腰、臀部、股関節の周囲の筋肉が硬直して弾力を 失い、血液循環が悪く、股関節に酸素、栄養素が充分に届かないため、股関節 内の滑液が汚れ炎症を起こし、熱を持って痛みを発するのです。それがこじれ ると軟骨が弾力を失い、しかも軟骨が矧が(は)れて慢性的な関節痛となります。
Q.10年以上玄米菜食を実践しているのにナゼ硬くなったのですか。
A.どのような食事を摂っているのですか。
Q.玄米にごま塩をかけて、きんぴら、ヒジキレンコン、根菜の煮つけなど食養 の基本食を忠実に守っています。
A.真面目に長年基本食を実践した人ほど、あなたと同じような症状で苦しんで いる人をたくさん見ています。
ーーーーーーー
Q.胃腸が弱く陰性だから、食養の基本食を食べなさいと指導を受けたから食べ てきました。
A.最初は陰性でも症状・体質とも刻々と変化します。その変化と共に食事の内 容を変えなければ体調は整いません。
ーーーーーーー
A.陰性状態から中庸になり、体がよく動けるようになったところで、麺類(うど ん、冷麦、そうめん)、緑黄野菜、豆腐、芋類などを摂る必要があったのです。
Q.中庸の玄米を食べてナゼ締まりすぎ体が硬くなるのですか。
A.玄米で硬くなるのではなく、玄米菜食に入る前に動物性食品を食べていた老 廃物を抜かずに、玄米とごま塩で締めてしまったのです。
  その結果、陽性の冷え症・低体温、腰痛、夜間にトイレに起きる、イライラ、 怒りぽっくなったりなどの症状が出るのです。
Q.今後どのような食事がよいのですか。
A.極陽性になっているから、当分玄米をカットして、主食はうどん、冷麦、オ ートミール粥など麦製品か、リンゴのくず練に変えて下さい。
Q.おかずは何を食べますか。
A.緑黄野菜、豆腐、芋類を摂り、基本の副食は時々食べる程度で良いでしょう。
Q.副食は、主食の1/3と聞いていますが、もう少し食べたいのですが。
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Q.穀菜食を実践している人は、私のように痩せている人が多いように思います。
A.肥大型陰性の人が、穀菜食の基本食を食べると血液中の水分が抜けると陽性 の萎縮型になるのです。それを貧血型の痩せ衰えと錯覚しているのです。
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 長いこと玄米食ですごしてきましたが、夫婦で今もって体型が反対なのはなぜかわかりません。玄米食でやせる、と書かれていますが、玄米食を始める前の体型そのままというのはどういうことなのでしょう。もともとやせていたほうは、あいかわらずやせていて、太っていたほうは今もって太っているということがよくわかりません。
 ごま塩やキンピラには、しめる力がある、とわかりました。これは
ごまのタンパク質と塩、キンピラの塩が腎臓の濾過機能の障害になっているからだと思います。グルコースは濾過されても血液中に再び回収されますが。タンパク質は濾過されないということがウィキペディアに書いてあります。植物性と言っても、タンパク質はタンパク質なのかもしれません。
 玄米とたいへん少量の生味噌の組み合わせは、体型を全く変えない、と思います。膝間接から音がするようになったのは、日頃やったことのないような、重量物を階段で持ち運びするようなことをしたからです。そいういうことをやろうとすること自体、陽性にはなっていますが、麺類で力が出なくなり、重量物を持ち運びしようとしても力が出なくなって今に至る、という気がします。
 体がついていかなかったと思います。

 玄米といっても、作り方で違うのではないかと思います。無農薬、無肥料でつくられた玄米はそれほど陽性化させないように思います。



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高音が聞こえない原因

2018-12-10 22:45:03 | 知識
 難聴になり、補聴器をつけて電話や会話をする人が身近にいます。それに時々難聴になる人間がいます。
 愛知食養村様のホームページには、難聴の対処法が書かれています。抜粋させていただきました。。

ーーーーーー略ーーーーー
 ・難聴の程度分類
 軽 度:小さな声が聞きづらい。騒音下での会話が聞きづらい
 中等度:普通の会話が聞きづらい。
 高 度:普通の会話が聞き取れない。
 重 度:耳元で話されても聞き取れない。自分の声が聞こえない。
・原 因
  西洋医学
   中耳炎や耳垢が原因の難聴、聴神経に腫瘍ができたとき、中耳炎、外傷などによる難聴、内耳や神経系の衰えで起こる老人性難聴などがあります。
穀菜食
難聴にも香辛料、甘い物、果物など陰性食品を摂り過ぎ、聴神経が麻痺した陰性難聴もありますが、ここでは動物性蛋白を取り過ぎて起こる陽性難聴を取り上げます
加齢と共に動物性蛋白の老廃物が、腎臓の網の目からの排泄作用が徐々に鈍り、古塩が血液内に逆流し、体が硬くなります。鼓膜、中耳、内耳の細胞なども硬くなり、振動数が下がってきます。
従って、最初高い音から徐々に聞こえづらくなってきます。大きい声でも高い音だと聞こえないが、小さなひそひそ話でも低い音なら聞こえます。
世間では、あの人は「かってつんぼ」と言われることがあります。
・症状
  よく知った話題はいいが、知らない話題になると聞こえにくいと感じる。
  ハッキリ話されると分かるが、ボソボソした声がわからない。
  後ろから呼びかけても反応がない。
  電子レンジなどの電子音が聞こえてこない。
  テレビの音量が大きくなった。
・治し方
  西洋医学
   耳から入ってくる情報が減ると、脳の活動が鈍る恐れがある、うつ病や認知症の予防のためにも早めに対応することが大切である。
   根本的な治療法はなく、補聴器を勧めています。
穀菜食
陽性の難聴であれば、第一大根湯、椎茸スープ、野菜スープ、或いはリンゴ果汁とかみかんの果汁を少し薄めて、利尿剤として使い、腎臓の網の目に詰まっている古塩を洗い流し、膀胱へ送り出します。
陰性の難聴の時には薄い玄米スープ・くず湯・ヤンノー・小豆の煮汁などの陽性な利尿剤を用います。
食事も腎臓病の食事療法が有効です。玄米粥、赤飯、玄米餅(里芋入)、うどん、ひやむぎ、そうめん、オートミール粥、リンゴの葛練りなど。
副食も大根、或いは白菜・キャベツ、小松菜など緑黄野菜を中心に食べ、動物性老廃物を溶かし、腎臓から体外へ排出します。
突発性の陽性な難聴の時には、一時的に主食を抜き、野菜、海藻、豆腐、里芋、ジャガ芋だけですませることもあります。
いずれにしても中庸の条件を維持することが大切です。
外用手当
腎臓の後ろ(腰)か下腹部へ生姜湯シップ、里芋パスター、生姜油の擦り込み、耳の前後に生姜油の擦り込み、耳の穴へ生姜油か野菜の汁を1滴入れる。
炎症が起きているところには酸化した老廃物があるから、アルカリ性の飲み物で中和し、外からもアルカリ性の野菜を使い酸化物質を吸い出します。
愛知食養村
 ※ ここで紹介した方法は、基本的な方法です。初期の状態であれば上記の方法で治まります。しかし、体質・症状は各々異なります。根治するには体質・症状の陰陽を勉強して実践して下さい。
 ※ 効果が出ないときには勉強会に参加したり、個人健康相談を受けて下さい。

 ※ 癌、糖尿病などの生活習慣病、高血圧、躁鬱病、膠原病、及び「てんかん」など各種難病の方は、充分に勉強し、納得した上で厳格な穀菜食を実践して下さい.
 ※ 醤油番茶、梅醤油番茶、第一大根湯、干椎茸スープなどの飲み物、
   生姜湯シップ、里芋パスター、生姜油などの手当法の作り方
  ・「穀菜食BOOK」 大森一慧著 宇宙法則研究会発行 税込 2,160円
  ・DVD手当法実技 大森一慧指導 宇宙法則研究会発行 税込 4,000円
   (生姜湯シップ、里芋パスター、生姜油、足湯の実践)
 ※ 醤油、味噌などの調味料は天然醸造の品をお勧めします。
   塩はニガリ成分の入った塩、ごま油は圧搾法で絞った油をお勧めします。
   上記の書籍、調味料は最寄りの自然食品店でお求め下さい。
 ※ 「体質の陰陽の見分け方」、「ナゼ病気になるか」は、ホームページで動画と資料を無料で配信しています。
   生姜湯シップ、里芋パスターの作り方を「
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   生姜湯シップ、里芋パスターの作り方を「一慧のクッキング」のホームページで公開しています。
   各地で勉強会、料理教室も開いています。
   最寄りの会場で一度参加して家族の健康回復、維持増進に役立てて下さい。

 
 補聴器に頼らなくてもすむ方法が書いてあります。年をめされても、良く耳が聞こえる方は腎臓の働きが良く、動物性の老廃物を排出できる能力が優れている、ということがわかります。そういう方々は、現在とった動物性ばかりか、古い老廃物も排出できるのでしょう。ものすごい方々です。
 
 冬になると、時々、難聴になり、動物性などいっさいとらないのに、どういうことだろう、という人間もいて不思議に思っていましたが、どうやら食い過ぎで血液中の栄養分の濃度が高いため、老廃物の濾過の障害になっているらしい、とわかりました。ディーゼルエンジンの騒音で聴覚が一時麻痺したか、回転数はずうっと下げているはずだが、と思って環境のせいにしていました。
 老廃物を濾過できなくなり血液に戻る、ということですが、過食をしなければ排出できた、ということでしょうか。動物性を全く食べないので食べた物からは老廃物は出ないと思いますが、時々難聴になるのは、ものすごく古い老廃物が各細胞内から出ていた、ということで過食のため濾過できなかった、ということだと思います。年間通して、玄米と味噌だったのですが、それでも老廃物の排出は行っていたようです。各細胞の中の老廃物が出てくる速度が遅いので排毒の量がすくなすぎるか、過食するので、濾過できなかったのだと思います。
 乗り物に乗っていて、座っているだけなのに、腹へった、となるのはどうしてでしょうか。難聴の献立と体をゆるめる献立は同じようです。過食しないようにするにはどうすれば良いのか、が問題になります。
 
 加齢にともなう難聴の解決方法も書いてあります。加齢だとあきらめているようですが、単なる腎臓機能の低下とわかりました。そのうえに、動物性ですから、何をやっているのか、になります。機能を回復する方法も書いてあります。それをどうやって実行してもらうか、が問題です。
 まず、自分で、体の測定からやってもらいたいと思っています。お医者さんが大好きで、お医者さんに計ってもらったほうが長生きできる、と考えているらしいのですが、重大な疾患のある人のためにお医者さんの負担を減らしてさしあげよう、という気はあるのかないのかーーーーー長時間待ち、短時間診療でたいへんな状態になっています。
 自分でできることは、自分でやった方が良い、とわかってもらえるかどうか、が問題です。


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寒くなるが、暑いときの仕様で続行

2018-12-09 03:40:11 | 知識
 寒さ対策をどうするか。体をどういうように対応させるか。
  
 暑い時期に体温を正常に維持するのは、正常に血液が流れていなければならない、ということがわかった。残念なことに、寒さ対策について愛知食養村様のホームページには記載がない。
 寒さから体を守る、ということについて考えると、皮下脂肪のことが思い浮かぶ。断熱材をまとっているかどうかで違いが出るはずだ、思える。女は皮下脂肪が暑いので寒さに強く、男は皮下脂肪が薄いのでよわい、と思える。ところが、
 伊藤先生は痩せておられる。それにもかかわらず、冬でもたいへん薄着ですごされている。特に大麦を食べられているというわけでもない。断熱材の性能より、血液の流れを考えた方が良いとわかる。

 体は、暑さには汗で、寒さには汗腺を閉じて対応している。流れる血液は、年間通してほぼ一定の成分に保たれている。違ってくるのは、流量だ。寒いと収縮して流量が減る。手など痛くなるほどつめたくなるが、血液が流れなくなって栄養分が届かなくなるので、危険信号を出している。そのまま進むとたいへんなことになる。痛くならないようにするには、血液の成分を正常に保って、末端の血管を広げ流量も正常に保つことだ。

 血液を動かす原動力は、ナトリウムだとわかった。女は中心が陽性なのでナトリウムが血液に多く含まれており、男は中心が陰性なので少ない、といこともわかった。男は外側が陽性なので寒さには対抗できると思えるが、血液にナトリウムが少ないので、末端の血管が収縮すると、血液の移動する力が不足する。陽性なのでしまっている。それで女より早く寒くなる。対策はナトリウムを増やせして、ゆるめれば良い、というように同時にはできないことをやらねばならなくなる。

 陽性な食べ物でナトリウムを入れるのは簡単だ。玄米と味噌の組み合わせですんなり入っていく。そうすると、しまってきて、成長期にとった動物性の老廃物の排出ができなくなる。また、間接がおかしくなるかもしれない。

 末端の血管を広げるには、ナトリウムを減らして麺類や野菜海藻をとれば良い。すると、血液には陰性のカリウムが多くなり移動の力が弱まる。
 こうして考えると、ゆるめるということは、血液にナトリウムが普通より多く入っていることが前提になっている、とわかる。女が外側がゆるんでいるのは、血液にナトリウムが多いからだ。中心が陰性の男が陰性食品を続けて血液にナトリウムが減ると、末端がゆるんでも、血液の流れが悪くなる。

 半年前の春、伊藤先生は講演で、陽性でしまっている人は陰性をとってゆるめれば血行が良くなり手足も暖かくなる、といわれた。体をゆるめるのは夏が最適ともいわれた。冬は向かないらしい。伊藤先生は老廃物の排出が終わり、血液にナトリウムをたっぷり持っておられるのだ。

 今のままで続行するしかない。寒くて堪えられなくなったら別の方法を考える。
 
 ものすごく寒くなっても、空気を温める暖房は嫌いなので、もともと野外むきになっている。防寒服がはなせないかもしれない。どうしようもなくなれば、玄米と味噌。
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ほぼ、解決

2018-12-07 14:56:41 | 知識
 愛知食養村様のホームページにでは、たいへんわかりすい熱中症対策について解説されています。トップページから『穀菜食で健康に』を選択、続いて『熱中症』を選択すると対処法が書いてあります。全文掲載させていただきました。短い文章に要点が圧縮されています。
 なぜ、暑い夏の空の下で倒れる人がいるのか、原因がよくわかります。倒れない人でいられたら良いと思っています。


熱中症対処、予防対策
 ここ10年ぐらい前から熱中症により救急車で搬送されるニュースをよく耳にします。50年前にはあまり聞く機会がありませんでした。
 食生活が洋風の高脂肪、高蛋白になり、しかも、間食にもスナック菓子、砂糖の入った洋菓子を食べ、カロリー過多になり、その結果、生水、清涼飲料水、コーヒー、ビールをがぶ飲みしています。それが熱中症の原因になっているのですが、一般的には知られていません。
○ 熱中症
 日射病、熱射病の総称を熱中症と言い、高温の場所で起こる熱による障害です。
 気温が30℃以上(真夏日)になると多く発生するようになります。
 日射病は太陽光線を直接受け長時間スポーツ、労働をして体温が上昇して起こる症状です。屋外が70%、屋内が30%と言われています。
 高温多湿の車内で放置したり、ビニールハウス内、暑い室内で労働して体温が上昇して起こる症状で、日当たりが良く、風通しの悪い鉄筋コンクリートの部屋、蒸し暑い寝室では、体が弱っていると部屋に居るだけで熱射病になることもあります。
 汗が出るときに熱を奪い体温調節をして暑さをしのいでいますが、汗と共に塩気が抜けるため、汗が出過ぎると脱水症状を起こします。
 血液がキレイで塩分濃度が適正であれば、部屋の温度が上がっても体温の上昇が押さえられ発汗も少ない、しかも、血液の流れが良くなるから体温の放出もスムーズに行われます。炎天下でも最初に汗を出したら、後は蒸発する汗がほんのり出るのが理想です。
 水は0℃で凍りますが、海水は0℃では凍りません。血液も塩気が効いていると外気温に左右されにくいし、血液は塩気があるから流れます。
 反対に陰性食品を摂り過ぎると塩分濃度が低くなり、水分を保持する力が弱く発汗が多くなり、ますます脱塩状態となり体力を消耗します。
 もう一つ、同じ汗でも霧状に出る汗は、気化熱で体温を放出しますが、粒の大きい汗が流れ落ちると汗腺を塞ぎ、体温を放出することが出来ず、その結果、体温の上昇になります。
・症状:疲労感、頭痛、立ちくらみ、めまい、意識障害、多臓器不全。
    重傷になると失神、熱けいれん、脱水症状などがあります。
    陰性食品を摂りすぎていると血液中の塩分濃度が下がり、脱水症状を起こしやすくなります。
    動物性食品を摂りすぎていると脳梗塞、心筋梗塞を起こしやすくなります。
・熱中症の分類と症状 中日新聞 2011年6月7日より紹介
 熱失神:顔面蒼白、数秒間の失神、めまい、頻脈など。
     涼しいところから急に暑いところへ出たとき。炎天下であまり動かないときなどに起こりやすい。
 熱痙攣:高めの体温、吐き気、腹部・上肢・下肢などの痙攣など。
     炎天下で運動をして多量に汗を出したときなどに起こる。
 熱疲労:高体温(40℃未満)、めまい、疲労感、虚脱感、吐き気、頭痛、多量の発汗、失神など。
     多量の発汗で体重の2%以上の脱水と塩分の不足で起きる。
 熱射病:高体温(40℃以上)、意識がない、返事がおかしい、全身の痙攣、汗が出ない、過呼吸、まっすぐ歩けないなど。
     熱疲労の段階で気が付き、対処すると重傷にならずに済みます。
 2010年に熱中症で搬送された人の68%が男性、32%が女性で、男性が多くなっています。これはナゼでしょうか。
 女性は中心が陽性で周りを陰性で包んでいます。従って女性は中心に塩気を多く持っているから、水分の放出を防ぐ力が強いのです。
 反対に男性は中心が陰性で、周りを陽性で包んでいます。従って男性は、水分を引きつける力が弱いから夏に備え、水分などの陰性な飲み物、食べ物を抑え血液中の塩分濃度を適正に保持する努力が必要です。暑さに負けて冷たい飲み物を沢山飲むと熱中症にかかりやすくなります。
・対処:風通しの良い木陰に寝かせる。
    風通しを良くするため衣服を弛める。
    霧吹きで冷たい水蒸気をかけ扇ぐ。
 西洋医学
  水は少しずつ。冷たい水(常温程度)を飲む。
  首筋、両脇、足の付け根を冷たいタオルなどで冷やす。
 穀菜食
  頭部に豆腐パスター、青菜パスター。
  後頭部にキャベツ、胸に里芋パスター。
  胸・頭に生姜油をすり込む。冷たいタオルで汗をぬぐう。
  醤油番茶、梅醤番茶を少しずつ飲ませる。がぶ飲みしない。
  或いは常温の水分・塩分の補給。野菜スープなど。
  体を冷やすのではなく、酸化した老廃物を中和したり、吸い出すことが大切です。
・予防法
  普段から正しい穀菜食を実践し、濃いキレイな血液にし、健康の目安(中庸の条件)を維持し、血液内の塩分濃度を適正にする。
  冷房で室温を下げ過ぎない。下げ過ぎると冷房で皮膚が収縮し、毛穴が閉じ発汗できない。
  運動をして血液循環を良くし、汗を蒸発させる。
  入浴により血液循環を良くし、汗腺を開き汗が蒸発しやすくする。
  大粒の流れる汗は、汗腺を塞ぎ体温が放出されない。
  蒸発する細かい汗は気化熱で体温を下げる。
  この条件が整えば体温調節機能が充分に働き熱中症予防になります。
愛知食養村
 ※ ここで紹介した方法は、基本的な方法です。初期の状態であれば上記の方法で治まります。しかし、体質・症状は各々異なります。根治するには体質・症状の陰陽を勉強して実践して下さい。
 ※ 効果が出ないときには勉強会に参加したり、個人健康相談を受けて下さい。
 ※ 癌、糖尿病などの生活習慣病、高血圧、躁鬱病、膠原病、及び「てんかん」など各種難病の方は、充分に勉強し、納得した上で厳格な穀菜食を実践して下さい.
 ※ 醤油番茶、梅醤油番茶、第一大根湯、干椎茸スープなどの飲み物、
   生姜湯シップ、里芋パスター、生姜油などの手当法の作り方
  ・「穀菜食BOOK」 大森一慧著 宇宙法則研究会発行 税込 2,160円(消費税8%)
  ・DVD手当法実技 大森一慧指導 宇宙法則研究会発行 税込 4,000円(消費税8%)
   (生姜湯シップ、里芋パスター、生姜油、足湯の実践)
 ※ 醤油、味噌などの調味料は天然醸造の品をお勧めします。
   塩はニガリ成分の入った塩、ごま油は圧搾法で絞った油をお勧めします。
   上記の書籍、調味料は最寄りの自然食品店でお求め下さい。
 ※ 「体質の陰陽の見分け方」、「ナゼ病気になるか」は、ホームページで動画と資料を無料で配信しています。
   生姜湯シップ、里芋パスターの作り方を「一慧のクッキング」のホームページで公開しています。
   各地で勉強会、料理教室も開いています。
   最寄りの会場で一度参加して家族の健康回復、維持増進に役立てて下さい。


 簡単、明瞭に書かれています。
 原因は、洋風の高タンパク、高脂肪、間食でカロリー過多になり、そのために、生水、清涼飲料水、コーヒー、ビールをがぶ飲み、その結果、陰性になり血液の体温調節能力が減少する、と書いてあります。水分をたっぷりとってもダメで、しかも生水も原因になるとは考えてもいませんでした。水道水なのか井戸水なのか、両方なのか、どうなのでしょうか。
 綺麗な血液が循環していないと下がらないようです。薄まれば能力低下は当たり前。体温調節を血液そのものの働きで説明できるのですから、すごいことです。 
 循環させる力は、ナトリウムそのものにあるようです。たしかに小さな心臓でものすごく長い細い血管を滞りなく流れて行くには流れる物質そのものに動力がなければ無理なことでしょう。そういえば、ウィキペディアにはナトリウムポンプという言葉があったような、後で調べてみます。
 普通に考えると、男は陽性、女は陰性、ですが、中心は男が陰性、女は陽性、であり周囲を、男は陽性、女は陰性、をまとっている、と書いてあります。外見は全くその通りです。中心が外側と正反対のものでなければ反発して分解するでしょう。中心が陽性の女が長生きするのはわかります。いつまでも形態を保持できるからでしょう。中心とはどこなのでしょうか。骨髄あたりが思い浮かびます。
 陰性の砂糖のとりすぎで、中心と考えられる骨髄まで陰性になるというようなことがあるのでしょうか。もし、そうなると、中心まで陰性、外側も陰性となり保持ができなくなるような気がします。寿命は、女なら陰性と陰性になり崩壊、男も陰性食品のとりすぎ飲みすぎで同じようになり崩壊、ということなのでしょうか。それとも、男は陽性食品のとりすぎで中心も陽性、外側も陽性になり崩壊、ということなのでしょうか。年齢と共に陽性食品はとれなくなるでしょうから、男女共に陰性と陰性の組み合わせになり崩壊という気がしますが、老廃物の排出ができなくなって熱中症が出るのですから年齢とともに増加する、ということになりますが良いのでしょうか。
 暑い夏の日、熱中症は、水分を多くとってもダメ、生水も飲みすぎはやめたほうが良いようです。老廃物を体外に吸い出さねばなりません。頭に野菜や豆腐を当てて吸い出し、梅醤油番茶を飲ませる、と書いてあります。このような方法はさいわいにしてまだ一度も使ったことがありません。西洋医学の方法が書いてありますが、穀物菜食の方法が吸いだしを行うのでそのほうが的確です。
 半年前、伊藤先生の講演でお伺いした方法を思い出しました。講演をお伺いしてから、靴の中に雑草の葉を入れて歩いていました。15分ぐらいでしんなりしてしまい、交換がたいへんでした。熱中症は頭を保護しなければならない、ということがよくわかります。
 ものすごい長さの血管にまんべんなく行き渡らせる力は、心臓以外にもありそうです。すごいことです。血液はコロイド状態になっています。このような混合物を、ナトリウムが引っ張って行くのでしょうか。それとも、押し出して行くのでしょうか。
 すごい、わくわくします。
 





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原理は簡単なはず

2018-12-06 02:12:41 | 知識
 腎臓は一日にドラム缶一本分の水、無機塩類、その他を濾過して再び吸収してから最後にペットボトル1リットル2本分を排出する、とわかった。細かいところの動作原理は難解な語句でよくわからない。わかったのは、腎臓の入口と出口の血圧の差圧で濾過して、再吸収も浸透圧の差で吸収しているらしい、ということぐらいだ。

 塩はナトリウムイオンと塩素イオンに別れて水に溶けている。脚光を浴びるのはナトリウムイオンだけで、塩素イオンはどうしたんだろう。ナトリウムイオンと対照的に扱われるのがカリウムイオンで、これは野菜果物として出所がはっきりしているようだ。

 脱水症状についての項目をみると脱水というより脱微量物質といったほうが良いような感じだ。
 ドラム缶一本分も濾過しているのに、何で脱水など起きるのだろう。排出するのは、多めにみてもたった1%の2リットルだ。
 大量の水分以外に、ごく微量で体を調整している物質があり、それが失われると脱水症状が出るようだ。脱水症状は重要な微量物質がなくなってしまうので起こるらしい。もっと詳しく調べる必要があるが、脱水症状が出ている時、微量物質をとらないで水だけを飲むのはやめたほうが良いようだ。

 腎臓の疾患の項目を見ると、ナトリウムの名前が一番多く出てくる。塩はとりすぎないように一日の目安があるらしい。しかし、最終的に重要な微量物質はナトリウムだ。しかもナトリウムはイオンになっているものだ。腎臓の病気に必要なナトリウムはタンパク質などとむすびついていないで、イオンになっているものだ
 海水から製塩した塩を水に入れればナトリウムはすぐにナトリウムイオンになる。それ以外に、海水の成分がそのまま詰まっている。この塩を使った味噌なら口の中、胃の中、腸の中、どこでもイオンになっているだろう。
 
 サーーーと見るだけでも、穀物菜食の献立が腎臓に最も優しいものだとわかる。腎臓の機能について、もっと詳しく細かいことまで調べたいと思っているが、腎臓の病気の解説になってしまうと、わからない。そういう病気の人にあったことがない。

 原理原則などは単純なはず。ストレートで説明できる簡単な書き方があるはずだ。それがわかれば、老廃物の排出はどうすれば最も効率的なのかわかる。

 献立をどうするかが問題。

 

 
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