民主党や自民党などの有志の国会議員が、震災復興の財源を確保するための臨時増税に反対する立場から、超党派の議員連盟を発足させることになりました。
この議員連盟は、民主党の松野元官房副長官や自民党の塩崎元官房長官、それに国民新党の下地幹事長ら、有志の国会議員およそ10人が呼びかけ人となっています。
この議員連盟では、震災復興の財源を巡って、政府が大規模な臨時増税を検討していることや、自民党執行部が所得税や法人税を一定期間引き上げざるをえないとしていることについて、安易な対応で認められず、反対するとしています。
そして、財源を確保するためには、経済成長を実現して税収の増加を図ることや、歳出の削減を優先すべきだとして、政策の提言に向けて議論を進めていくとしています。
松野氏や塩崎氏らは、今月23日に準備会合を開き、今後の活動方針などについて協議したうえで、与野党の議員に参加を呼びかけて、近く議員連盟を発足させることにしています。
NHKニュースWeb
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110821/k10015034871000.html
きわめてまっとうな議論であり、民主党政権の政策決定に大きな影響を与える事を期待したい。