【加納有輝彦氏寄稿】
民主党政権が発足し、これほど簡単に、政府によって国民の自由が略奪、剥奪された時期はありません。
振り返れば、事業仕分けに始まり、民主党政権が行ってきたことは、縮小、停止、阻止、中止のみです。創造は一切ありません。
明るい未来像が菅直人首相の頭の中には一切ないのです。
今回の東日本大震災の発災後も、本来なら、迅速に大規模な復興補正予算を組んで、大規模公共事業を施行し、明るい未来創造(復興)に着手することもできたはずです。
幸福実現党の大川隆法名誉総裁が、菅政権発足前より指摘していた事が、現実となってきました。
それは、菅直人という人物の潜在意識の「心象風景」に、発展的未来ビジョンが一切なく、存在しているのは「戦後の焼け野原」の風景のみだということです。
菅直人という人物の、潜在意識、心象風景は「戦争で悪いことをした日本が、発展繁栄する資格はない。発展繁栄は“悪"であり、アジアの人々への贖罪として、もう一度、日本は戦後のような焼け野原にならなければならない。焼け野原こそ日本にふさわしい──」
この恐るべき心象風景は、自由な資本主義、民主主義による繁栄を完全に否定しており、貧しさを分かち合う社会主義国家へと繋がります。
先進国日本を焼け野原にするには、強権的、独裁的統治がふさわしいのです。ゆえに、それは自ずと国家社会主義体制へと至るのです。
東日本大震災という大カタストロフィーが起こったのも、「脱原発」によって日本全体が電力危機に陥っているのも、増税による国家衰退が現実化しているのも、実は菅直人氏の心象風景の具現化であり、民主党の集合想念であります。(つづく)
加納 有輝彦
HP:http://ameblo.jp/papadad/
画像参照http://syunsyouan.betoku.jp/archives/201103.html
戦後の復興と重ねる人も多いようです
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