あえば直道─最強国家
マックの回生
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日本マクドナルドが、14ヵ月連続で客が減少し続けるという不振に喘いでいます。
どうしたら起死回生できるのか、悩ましいところですが、「W杯メニュー」などの企画ものを立て続けに打ち出すばかりの路線では、もはや客を戻すことはできないかもしれません。
ネット情報が行き渡る社会的背景からすれば、ナゲットに使う鶏肉やフライに使う油の質の悪さなどを消費者が知ってしまった以上、子供や家族の健康を考えると、警戒せざるをえないからです。
モスバーガーのような路線を狙っても二番煎じでしょうから、昔ながらのメニューを堅持しつつ、素材(産地明記!)や製法や味を一気にレベルアップさせて、「食べるほど健康に!」的路線を、”実験的に”試してみてはどうでしょうか。
もちろん値段が心配ですが、特に日本人は、各国と比較しても実に味覚が優れているので、案外、お客も戻ってくるような気もします。
・・・今や外食産業、食品業界は徐々に変革を迫られつつあると思う。
テレビや雑誌では、相変わらず目新しいお店をこれでもかと紹介して
視聴者の食欲を刺激しますが・・・
インターネットでは外食、食品産業に対してシビアな意見交流がなされています。
こういった書籍の紹介などがいい例
これはツィッターで紹介されてて
さっそくアマゾンの中古で格安購入しました。
具体的なお店の名前は控えつつも、読んでる人には
「あ、あそこだな・・」とわかるように
著者とその知人の方との、お店での生々しい会話の中で
食事の批評をしていきます。
おいしい、まずいなどというレベルではありません。
食品会社に勤めていたという著者が食材の裏話を披露しつつ、
バッサバッサと出てきた料理を裁いていきます・・・
肉が半分以下のミートボールや
まったく肉の入っていない餃子
「混ぜもの」すなわち「植物性タンパク」を大量に打ち込まれ増やせるだけ
増やされたたハンバーグはいまやファミレスの常識。
サラダに使われる野菜も、すでにカットされたまったく栄養素の洗い流された
抜け殻。
安いカツ丼や安いカレーの上に乗ってる「成型トンカツ」は添加物や「植物タンパク」
「卵タンパク」「乳タンパク」であって肉ではない。
でも、そんな中で救いなのは、昔から手作りや食材にこだわっているファミレスやイタリアンレストラン、定食屋。ファーストフードやベーカリーも紹介されています。
その他、カフェ、回転すし屋や牛丼屋など著者おすすめのお店も書かれています。
お店の選び方も載っていて
皆さんそれぞれの意見もあるとは思いますが、
もはやこうした参考書は手放せません。
因みに私は、今のところ以前と変わらず、マックよりモス派。
でも、同じ7&iホールディングスのセブンイレブンは利用しますよ。
セブンプレミアムのワインは・・・買いやすいしおいしい。
マックのまずいハンバーグは食べない。