《本記事のポイント》
・尖閣諸島の近海における中国海警局の公船の航行が常態化している。
・中国共産党には、尖閣や台湾を占領し、アジア太平洋地域に積極的に進出する狙いがある。
・尖閣は日本固有の領土であり、日本は米軍に頼らず、自国で尖閣防衛を強化する必要がある。
北朝鮮情勢に注目が集まる中、日本に迫るもう一つの脅威に気づいているだろうか。
沖縄県の尖閣諸島の領海外側にある接続水域で、5日連続で中国海警局の公船が確認された。海上保安庁の巡視船が21日に2隻の中国の船舶が航行しているのを確認。18日、19日にもそれぞれ4隻が船隊を組んで尖閣海域を航行しているのが確認された。那覇の第11管区部海上保安本によると、1隻は機関砲のようなものを搭載していたという。日本側は警告を発し、監視を続けている。
(続きは以下のURLより)
http://the-liberty.com/article.php?item_id=13435
《本記事のポイント》
・前川証言の報道量は2時間で、反対派の証言は8分強
・憲法に想定されていないマスコミの「黙殺権」
・多チャンネル化で、テレビはもっと公平で、面白くなる
「加計問題」についてのテレビ報道に関し、「放送法遵守を求める視聴者の会」は、22日付の読売新聞・産経新聞の朝刊に意見広告を掲載した。
同問題が議論された国会の閉会中審査では、3人の参考人が呼ばれた。そのうち、文科省側の意見を代表したのが、「行政が歪められた」と主張した前川喜平・前文部科学事務次官だった。意見広告によると、その発言を取り上げた放送時間は2時間33分46秒だったという。
(続きは以下のURLより)
http://the-liberty.com/article.php?item_id=13402
[HRPニュースファイル1854]http://hrp-newsfile.jp/2017/3257/
幸福実現党 広島県第2選挙区支部長&HS政経塾5期卒塾生 水野よしひろ
◆反対の声が再び大きくなる「オスプレイ」
8月5日午後、米軍普天間飛行場に配備されているオスプレイが豪州沖で墜落し、日本政府は6日、オスプレイの国内飛行自粛を米国へ要請しました。
しかし、米国側はオスプレイの安全を確認し飛行を継続するとの声明を発表しました。
オスプレイは、沖縄の基地問題と関連して、沖縄県知事を中心に危険なシロモノとして発信されており、それはマスメディアでもよく取り上げられています。
もちろん、豪州での墜落事故の原因に関しては、しっかりと検証し改善すべきではありますが、北朝鮮や中国の有事がいつ起きるか分からない中で、オスプレイを安易に排除する方向は行き過ぎているでしょう。
◆「オスプレイ」とは?
現在、沖縄県の米軍普天間基地には、海兵隊向けティルトローター機のMV-22オスプレイが配備され、陸上自衛隊もMV-22に近い仕様のものを配備しています。
ティルトローター機とは、ヘリコプターの垂直離着陸機能と、飛行機の特長である速さの利点を兼ね備えた航空機のことです。
特に、飛行機の速度を有するので、長い航続距離を飛行でき要員や物資の輸送活動を通じて、国境に近い離島防衛や、滑走路がない遠隔地の人命救助ができるなど大きな成果を上げることが期待できます。
◆安全性の検証
では、実際の安全性はどうでしょうか?
日本のマスメディアは、心配な点を並べあげて不安を煽っていますが、「事故率」を指標とし、各種軍用機と比較するとどうなのかわかります。
2012年8月15日に提供された米側の資料には、MV-22の事故率は、米軍運用航空機の中でも平均以下であることが示されています。
つまり、海兵隊機の中でも安全上筋がいい航空機であることがわかります。そもそも、もし本当に危険な航空機であれば、海兵隊員や米軍将兵など多くの人々の命を託して世界中の空を飛ぶ輸送機にV-22を選択し、部隊配備の決定をするはずがありません。
◆民間開発が進むティルローター機
また一方で、有力ヘリコプターメーカーである「レオナルド・ヘリコプターズ」により、V-22と全く同じコンセプトの民間用ティルローター機AW609の開発も進められています。
現在2018年のFAA型式証明取得を目指して飛行試験を実施しており、受注機数も50機以上を得ているようです。
もちろん性能も通常のヘリコプターの速度の2倍、航続距離もおよそ2倍であると言われています。
民間機の安全性は、軍用機に比べて、格段に高いことが求められるので、V-22と同じ技術をもつ民間機ができ受注もあるということは、世界的には危険なものと見なされていないこともわかります。
◆北朝鮮・中国の有事に備えて重要なオスプレイ
ましてや日本を取り巻く国際情勢は、国防強化まったなしの状況になっています。
米国は、北朝鮮が米本土に届く大陸間弾道ミサイル(ICBM)を持ち、ICBMに搭載可能な小型弾頭の開発に成功したと分析しており、米国と北朝鮮との間で緊張感がピークに達してきています。
もし、米国と北朝鮮との間で戦争が起きた場合は、日本国内はもとより、韓国に住む日本人約4万人の救出も考えなくてはいけません。
その際に、例えば、2012年10月に米軍海兵隊普天間基地に配備されたティルローター機MV-22があると、在来のヘリコプターと比べ、最大速度は約2倍、搬送兵員数は2倍、貨物搭載量は約4倍、行動半径は600kmで約4倍となり沖縄本島から尖閣諸島までは悠々といけます。
また、空中給油を使えば、1100kmまで拡大することも可能で、遠隔地における有事の際の輸送や救出活動において大きい役割を演じるだけでなく、災害発生に即応して被災地へ急行し、支援活動や救出活動にも威力を発揮することができるのです。
こうした、国防と災害の視点からも、「オスプレイ=危険、悪」といったイメージを払しょくし、北朝鮮・中国の有事に早急に備えていく必要があるでしょう。
<参考図書>
「航空機産業と日本-再成長の切り札」中村洋明
8/10 中国新聞、読売新聞
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