《本記事のポイント》
・ 人工知能の開発や利用が、日々進んでいる
・ AIは「仕事を奪う」派と「仕事をつくる」派の両方が存在する
・「新たな産業をつくる」未来は実現できる
最近、新聞やテレビなどで、人工知能(AI)が連日のように取り上げられている。
例えば、24日付読売新聞は、AIを用いて観光地の渋滞を緩和する実験を、国土交通省が今秋から始めると報じた。街頭カメラなどで集めたデータから、渋滞を予測するという。また同日の日経新聞は、米ウォルマート社と米グーグル社が提携し、AIを搭載したスピーカーなどで簡単に商品を注文できるようにすると報じている。
(続きは以下のURLより)
http://the-liberty.com/article.php?item_id=13438
[HRPニュースファイル1855]http://hrp-newsfile.jp/2017/3259/
HS政経塾 担当チーフ 古川裕三
◆「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン」開始
21日より、米韓両国による合同軍事演習「乙支フリーダムガーディアン」が始まりました。
本演習では、北朝鮮が核攻撃を仕掛けてくることを想定し、ミサイル発射の兆候を捉えた際の拠点への攻撃、反撃について指揮態勢を確認するなど、主にコンピューターを使用しての図上訓練が主となっています。
規模としては、韓国軍が約5万人、米軍は約1万7500人が参加し、今月末日まで実施される予定です。
◆「斬首作戦」始動か
北朝鮮は当然、この軍事演習に対して反発しています。
昨年も米韓合同軍事演習中に北朝鮮はSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)を発射し、建国記念日にあたる9月9日に5回目の核実験を強行しています。
本年も、この時期における軍事的挑発をすることが予測されますので、日本も最大限の警戒が必要です。
今春3~4月に実施された演習では、アメリカの原子力空母カール・ビンソンも参加しての過去最大規模の野外機動演習でしたが、本演習は、ミサイル拠点に加え、金正恩を含む政権中枢をピンポイントで攻撃する想定の「斬首作戦」だとして、北朝鮮は反発を強めています。
◆韓国の反応
韓国の文在寅大統領は、本演習に関し「完全に防衛的な演習だ」として、北朝鮮の反発を意識したコメントを出しましたが、韓国保守層を中心に「弱腰」との批判が出ています。
一方では、今回の演習における米軍の参加人数が昨年より約7500人減っていることに関し、韓国国防省も「演習の縮小を意味していない」と規模縮小については否定しています。
◆日本はどうする
目前に迫る第二次朝鮮戦争は、対岸の火事ではありません。
そもそも、朝鮮戦争は長らく休戦状態にあっただけで、しかも2013年には、北朝鮮は一方的に休戦協定の白紙化を宣言しています。
「斬首作戦」の決行を恐れ、極度の緊張状態に置かれた暴君、金正恩がミサイルを同時多発で発射し、在日米軍基地が標的となった場合、どう対処するのでしょうか。
今の迎撃態勢で国民の生命を守れるのでしょうか。この議論がなされることがなく、相変わらず日本の「平和勢力」は「憲法9条を守ろう」と言っています。
北朝鮮の核ミサイルが現実に日本の国土に飛来する危険性が高まっているなか、あまりにも無責任ではないでしょうか。
この喫緊の課題に対処するためには、憲法前文に規定されている「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、我らの安全と生存を保持しようと決意した」という条文に照らして、明らかに平和を脅かす国家、北朝鮮に対しては、日本の生存と安全を危機にさらしている現状に鑑み、憲法9条の適用除外を閣議決定し、自衛隊を特例的に「軍隊」として行動できるようにすべきです。
国民の生命を守れない憲法など、存在意義はありません。
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