婚約者と散歩中に暴漢に襲われ、婚約者は殺され自らも重傷を負った被害者が、護身用に買った銃で強盗を射殺したのをきっかけにギャング狩りを始める、という話です。
主演はジョディー・フォスター。
映画の設定自体は昔からあるものですが、銃規制問題などとからみ、作品を選んで出ている彼女が今回どんな作品を選んだかも興味ありました。
主人公の心情、退院した後のPTSDとか悪人を殺すことの葛藤などはきめ細かく描かれていますし、登場人物のセリフ回しも緻密です。
そしてストーリーも単なる銃保持の正当化や報復賛美にもなってはいません。
その意味ではよく出来た映画です。
ただ、よく出来た脚本だけあって、最後も丸くおさめてしまっているので(どこかであったような・・・という結末です)鮮烈な問題提起、という色合いはありません。
それは"Brave"と言ってしまっているあたりから既にある限界だったのかも。
銃規制だけでなく、大きな構造としては911の報復として加害者ではないが悪人と言われていたフセイン政権下のイラクに侵攻するのと同じなんですよね。
もっとも映画にそこまでの批評性を求めるのも酷だと思いますが・・・
私はジョディー・フォスターは好きなので十分楽しめました。
演技力だけでなく、40代半ばで顔と体型を維持しているのは立派です(もともと太らない体質なのかもしれませんが)。
主演はジョディー・フォスター。
映画の設定自体は昔からあるものですが、銃規制問題などとからみ、作品を選んで出ている彼女が今回どんな作品を選んだかも興味ありました。
主人公の心情、退院した後のPTSDとか悪人を殺すことの葛藤などはきめ細かく描かれていますし、登場人物のセリフ回しも緻密です。
そしてストーリーも単なる銃保持の正当化や報復賛美にもなってはいません。
その意味ではよく出来た映画です。
ただ、よく出来た脚本だけあって、最後も丸くおさめてしまっているので(どこかであったような・・・という結末です)鮮烈な問題提起、という色合いはありません。
それは"Brave"と言ってしまっているあたりから既にある限界だったのかも。
銃規制だけでなく、大きな構造としては911の報復として加害者ではないが悪人と言われていたフセイン政権下のイラクに侵攻するのと同じなんですよね。
もっとも映画にそこまでの批評性を求めるのも酷だと思いますが・・・
私はジョディー・フォスターは好きなので十分楽しめました。
演技力だけでなく、40代半ばで顔と体型を維持しているのは立派です(もともと太らない体質なのかもしれませんが)。