先日 市役所近くに みごとな皇帝ダリアを見つけました。
さっそく デジカメでパチパチ撮っていると 中からこの家のご主人が
「 ねえさん モデル料をもらわんといかんよ 」 と出てきました。
持ち主は理髪店で この店のご隠居さんと思われます。
見上げる高さに枝を伸ばしたダリアは 満開の花がたくさん付き
青空にスクッと立つ姿は 皇帝という名前がピッタリです。
なんと豪華な さぞや何年もかかり これまでに育てたか と思いきや
2年ほどでこの高さになったとのこと。
皇帝は背の高いイケメンとなり 倒れたらいかん とご隠居が
つっかい棒を立てた とのことです。
普通 ダリアは夏の花と思っていましたが ご隠居が言うには
「 うちの皇帝は 秋から冬が うんと好きじゃあ 」 とのこと。
なかなか 皇帝も数おると個性の強い者も出てくるねぇ と感心し
「 これほど立派なら 高知新聞社へ連絡したら記事になるとちがいますか? 」
と言い 帰ろうとすると
「 まだツボミがどっさりあるき また皇帝に会いに来ちゃってや 」
とご隠居にも 皇帝にも見送られ帰ってきました。
娘のインドみやげ話より
皇帝ではないが インドのお金持ち マハラジャの子息は
日本でいえば江戸時代 英国へ留学するとき この大かめ2個にガンジス川の水を入れ
旅立ったとのこと。
毎日 聖なるガンジスの水を飲み 勉学にはげんだらしい。
「 水が腐るでしょう? 」 との娘の質問に 敬けんなヒンズー教のガイド氏は
「 腐りませんっ! ガンジスの水は 100年たっても腐りませんっっ!! 」
と力強く宣言したそうな。
信じる者は救われるのです。