くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

聞き上手。

2012-12-18 | 日記
                          

                       プールの帰りにスーパーの2階にある100均へ寄りました。

                   そこでばったり 久しぶりの友人に会い あら~ でさっそく立ち話です。

                   100均へは洋裁の道具を買いに行ったため カゴの中を見て彼女が尋ねるので

                   色々の説明をするのに 立ち話ではなんだから  でお茶になります。

                   洋裁を始めたいきさつ プールの授業 つれあいや母のこと 血圧のこと‥‥

                   際限なくしゃべっていて  あれっ  と思いました。

                   ほとんど私がしゃべり通しで 彼女は  フンフン  そうよねぇ  としか言ってなく

                   これでは くりまんじゅう一人芝居ではないか  とね。

                   昔から いつもニコニコ話を聞いてくれる人でした。

                   若いときは気にも留めずにいたけれど 歳を重ねると しゃべるより聞くを多くするように

                   と心がけているはずが つい悪い癖で ペラペラしゃべり 聞くが少なくなっています。

                   トンボに言われて 初めて気がついたこともあります。

                   例えば相手が 「 選挙も終わったねえ 」 と言ったとします。

                   すると私が  自民が圧勝で民主が惨敗 と報道通りだったね 出口調査は当たるね

                   ああでね こうでね‥‥  ときっと言います。

                   これではいけないのです。

                   相手が 選挙が終わった と言えば 私が次に発する言葉は

                   「 終わったねえ 」 でないといけません。

                   すると相手から そこからの話が展開し こちらは聞き役に回ります。

                   相手の言葉を取って言ってはいけない  相手の話をさえぎってはいけないのです。

                   これは トンボに言われるまで気がつかず 言われないと今でも気がついてないことです。

                   聞き上手はオトナの女を感じます。

                   これが 見事にできるのはお水の彼女たちです。

                   だから 殿方は 彼女たちに話を聞いてもらい癒されるのだと思います。

                   いい女を目指したら 多くを語らず聞くを多く と心がけてはおりますが

                   頭が弱いのですぐにボロが出ます。

                    沈黙は金なのであります。

                    分かっちゃいるけど 未だに実践できない私なのでございます。


        

                       先日の ガラス工房作品展の額にはいった作品です。

                   尼さんが釣りをしています。

                   昔観た オードリー・ヘップバーンの  『 尼僧物語 』 を思い出しました。

                   清らかな美しさの彼女は聞き上手だったのでしょうか ねぇ。
 

                     

               
コメント (6)
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