くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

スペイン紀行3 フラメンコ♪

2014-03-17 | 旅行

セビリアの夜は この旅で とても楽しみにしていた
フラメンコディナーショーです。

情熱の舞フラメンコといえば まず浮かぶのがビゼーのカルメンで
氷上でみごとカルメンを演じ 金メダルを獲得した 当時東ドイツの
フィギュア選手 カタリーナ・ビットを思い出します。



国営たばこ工場で働くカルメンは 恋多き女で次々と男を誘惑します

 



その 国営たばこ工場のあった場所は 現セビリア大学とのこと

 



次々と相手を替え 奔放な恋を続けるカルメンに かつての恋人が
よりを戻すように頼みますが 彼女は断ります
嫉妬に身を焦がす彼は ついにカルメンを刺し 彼女は息絶えます



スペイン各地にあるといわれるフラメンコ教室で 幼い頃より練習を積み
その中の一握りが こうしてショーの舞台に立てるわけで 彼女や彼たちは
とても優秀である と説明を受けました

ダンサーの激しい靴音 ギターの音色 カンテといわれる男性歌手の伸びの
ある声など 劇場一帯が興奮していくさまが 手に取るように分かります

 

 



シージョと呼ばれる大判の三角ショールは フラメンコにとても重要な
ものらしく バラの花が刺繍してありました

 



しっかりと 肉づきのよいダンサーのフラメンコは とても魅力があります

 



ショーの終盤は 全員が出て踊ります
全員の踏み鳴らす靴音は 大迫力です

 

 

 



セビリアで見たフラメンコに すっかり魅せられたツアーの大半は
翌日泊ったグラナダの 洞窟フラメンコへもいきました

昨夜の劇場とは大違いの 狭い洞窟で見るフラメンコは これはこれで
趣があり 満員のすし詰め状態です

 



狭い客席の通路を通り 舞台へ出るダンサーはすぐ近くで見られ トンボが
言うには 「どう見ても80歳は過ぎちょるね」 顔中深いしわのダンサーがおりました

その ばあちゃんダンサーは 力強く靴音こそ立てませんが 手に持つカスタネット
で舞い やんやの喝さいを受けました



洞窟フラメンコが終り外へ出ると 次のショーを待つ観客であふれており
人気の高さに驚きました



洞窟のある高台から見た アルハンブラ宮殿の夜景ですがピンボケになりました

  
                 

               
               
 


                 

               

コメント (14)
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