くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

とどのつまり。

2018-05-02 | 日記

夫と話をしていて これが こうなった と簡単なことを説明するにも 夫が
こうなった までに以前より時間がかかるようになり 聞く妻はいらつきます。

あれはえ~と と考えつつ語るは結論までが長く 聞く側も年齢から短気になり
それで結局 とどのつまりはどうなった?   と意識せぬまま妻は連発するらしい。

あんたの好きな とどのつまりの語源はなんじゃろね 知って使っているのかと
夫に聞かれました。

 

調べると この体型に親しみを覚える ↑伊勢シーパラダイスのとど 小鉄くん
とは とど違いでありました。

とどのつまり のとどはぼらのことで おぼこ→すばしり→いな→ぼら→とど
になる出世魚のぼらは 初期の名前のおぼこも おぼこい娘の語源になっており
最後の名前のとどが とどのつまりの語源であると知りました。

成長過程で名前を変える ぶりが出世魚とは広く知られますが ぼらが出世魚と
言われてもねぇ。 からすみは滅多に買えませんが 近くの橋の上からぼらが見え
糸を垂らした釣り人が 掛かると舌打ちで針を外し 水に帰すのもぼらですから。。

後頭部に膨らみがなく    平らな頭のぼらは    ふっくら形のいい鯛などと比べたら
確かに品がありません。

  
  

とどのつまりと言わず ぶりのつまりとなぜ言わんのか! 二つも語源をもらい
おまけに    ぼら頭など人の後頭部にまで名を残して    ぼらはそんなに偉い魚かっ!
とバカなことを言ってないで 散らかった部屋の掃除をせねばなりません。

語るを減らし相手の話をよく聞くこと   これをここ数年    新年の目標にしています。

結論を相手にせかすようでは   これはまるでだめで   よしっ   月も替わったことだし
今月からは とどのつまりを 意識して使わんよう気をつけます。



 

コメント (24)
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