しげるの自遊学

自由に遊び、自由に学んで生涯現役。
ソプラノの森岡紘子さんを一人のファン
として応援しています。

恍惚の人

2005-07-13 19:45:58 | Weblog
恥かしいことに昨日ちょっとしたチョンボをしてしまいました。妻に頼まれて駅前の銀行のATMに寄りお金を引き出しました。帰宅して念のためお金を数え、さて通帳とキャシュカードをしまおうとしたらカードが見当たらないのです。あせって、あちこち探すのですがどうしても探し出せません。いや、確かに持って帰ったはずだと自分にいい聞かせ、再三探すのですが、やはり駄目。
もしかしたら、あそこのATMの場所へ忘れてきたのかと、不安がよぎります。

これはまずいことになったぞ、というわけで、銀行へ電話することにしました。「では、カードが使えなくなるよう手続きします。再発行までに時間がかかりますから、二週間ぐらいは引き出し出来ませんよ。よろしいですね。」と念を押す銀行の担当者。では確認のためと云われ、住所・氏名まではよかったのですが、電話番号は、と云われたとたん、しどろもどろ。とっさに自宅の電話番号を間違って云ってしまいました。なんというお粗末。

電話をかけ終わった途端ホットして、もう一度身辺をあらためました。なんと、あるではないですか、いやはや情けない。帰宅した妻に弱みをみせるのもどうかと思ったのですが、いずれしれることと観念して事情を説明しました。

今日パソコンサークルから帰る途中、本屋さんに寄りました。ふと目に留まった一冊の本。「60歳でぼける人、 80歳でぼけない人」というタイトルです。早速買ってしまいました。この本、なかなかいいことが書いてあります。

ボケた老人の数はいまや百万人どころではない。2005年現在、二百万人も目前に迫っているとか。故有吉佐和子さんが「恍惚の人」を書かれた当時はまだあまり話題になってなかったようです。もう笑ってすますことが出来ないところまで来ているようです。遺伝子、食物、環境因子、生活習慣等々いろいろ云われているようですが、私も真剣にこの問題考えて行きたい、そのように思いました。ひとごとではなくなりました。


ランチタイム・コンサート

2005-07-12 21:41:19 | Weblog
今日お昼、新宿三井ビルLbへ行き、ランチタイム・コンサートを楽しんできました。若手の声楽家「森岡紘子さん」と「谷地田みのりさん」ピアノ「青木愛さん」による「歌曲とオペラの世界」と銘打った約45分間のコンサートでした。一応係りの方に断って、「宵待草」、「私のお父さん」=プッチーニ作曲、最後の「浜辺の歌」はビデオ撮影させてもらいました。二人で歌い上げる最後の「浜辺の歌」特別に感激しました。

新宿三井ビルでは月に何回か「55癒しの指定席」というランチタイム・コンサートを開いているようです。こんな素晴らしいコンサートが比較的近いところで楽しめるとは、本当に有難いです。これからちょくちょく出かけたいと思いました。(55とあるのはなんでしょうね?)

帰宅してから、ビデオを編集、DVDに焼きました。おかげで楽しみがまたひとつ増えました。

脳の話

2005-07-12 07:57:14 | Weblog
「シルバーコレクター」を読んだ弟からメールがあり、似たような話があるよ、と云ってきました。

<一流のスポーツ選手で、技術的には同等でも、試合になるとどうしても勝てない人がいる。女子短距離走者ジョイナーはいつも2位に甘んじていた。ジョイナーは三段跳び金メダリストのアルと結婚して、ついに女王になった。技術的な問題以前の”心理的な問題”を伴侶でありコーチのアルが解決してくれたからだ。> 以上のようなことが「脳の革命」永田勝太郎著に書いてあるとのことでした。

口はばったい云い方ですが、女子プロの表選手も、技術的な鍛錬もさることながら、今後は精神面、心理的側面の研究を進められたらいいな、と思います。女子プロの不動選手が強いのは、精神面の強さによるところが大きいかもしれません。

人間の脳についてはいろいろな本が書かれているようです。私もこの機会に「脳」についてもう一度じっくり本を読むなりして勉強してみたいと思います。

シルバーコレクター

2005-07-11 08:38:14 | Weblog
昨日の日曜日、ゴルフ女子プロの競技で表純子プロが優勝しました。最終ホールでも決着がつかず、プレーオフの結果、表プロが初勝利を獲得したのでした。その瞬間、私も思わず涙を流してしまいました。

万年二位、シルバーコレクターとも云うそうです。
二位(準優勝)が11回もあったそうです。二位だってすごいことに違いはないのですが、あと一歩でどうしても優勝できなかったのですね。競技会で、常時上位にいるということは、実力は十二分にあるのに勝てないということ。これはどう理解したらいいのでしょう。運がなかった、つきがなかった、人が良すぎる、勝負師でない、いろいろ云われたことでしょう。いままでも、何回となく優勝にからみながら、いつも最後には優勝を逃す、その心中や察するにあまりあります。

そう云えば、私も表プロと似ているところ、共通点があるような気がしてなりません。小学校、中学それ以降でもよく云われました。小学校では先生が質問します。そうすると、生徒がみんないっせいに「ハイ、ハイ」と云って手を上げますね。手を上げない私。先生は私を指名します。するときちんと答える私。「なんだ、分かっているじゃないか」と先生。思い出してもこんなこと再三ありました。そのような性格ですね。「謙譲の美徳」ということにしておきましょう。

というわけで、昨日の表プロの優勝は特別に嬉しく思いました。しかも、キャディを務めるのはご主人なんですね。優勝の瞬間、二人はひしと抱き合ったのでした。

百歳から元気をもらう

2005-07-10 09:29:41 | Weblog
今朝のTV番組「百歳万歳」には感激しました。百歳になっても一人であちこち一日三時間も出かけるとか。ゲートボールを楽しんだり、また、いっしょにプレーしている人達におやつまで配ったりと、心遣いがすごいです。デパチカにも一人で行って買い物したり、本当にびっくりです。

先日、パソコン講習会へ行ったら、仲間の女性から「お腹出てきたわよ」などとからかわれ、自分でもお腹もさることながら、足腰の老化を痛感しています。こんな状態では、百歳で外出できるなんて「夢のまた夢」ですね。夢で終わらせないよう頑張りたいと思います。

2005 Black Berry Jam

2005-07-09 15:53:04 | Weblog
庭のブラックベリーも最盛期を迎え、妻はこのところ「ブラックベリージャム」の製造に大忙しです。ジャムというより、ヨーグルトへかけるソースと云ったほうがいいかもしれません。ヨーグルトにかけて美味しくいただけます。早速近所にも配っていますが、好評です。

これ我が家の年中行事になったようです。


美しい日本語

2005-07-07 09:55:07 | Weblog
「問題な日本語」という本を読んだあと、自分でも驚くほど言葉に敏感になったようです。「気になる日本語」「間違った用法」が目につく今日この頃ですが、日本語はやはり美しいということをあらためて実感する今日この頃でもあります。

「さようなら」という言葉の語源、初めて知りました。左様ならば=さようならば=そういうことなら、「そういうことなら仕方がない」という意味なのですね。あなたと別れたくない、ずーっと一緒にいたい、しかし貴方に「そういう事情があるのなら、仕方がない」、このように、相手と離れたくないという感情、いつまでも一緒にいたいという切ない思いが込められている言葉は、ほかにはないそうです。日本語は、いつも相手のこと、相手の立場を意識しながら話す言葉だということがよく分かりました。このような言葉はほかにはあまりないのではないでしょうか。

中国語では「再見」=ツァイチェン、明日会うのであれば「明天見」=ミンテンチェン。ちょっと味気ない気がします。英語はどうなのでしょう。Good bye 英語の挨拶には Good という単語がよく使われます。Good Bye には意味があるようです。 God be with you 「神があなたと共にいますように」別れ際に相手の幸せを祈る言葉だそうです。

いろいろなブログを拝見していますと、勉強になることが多いですね。

素晴らしい日曜日を有難う

2005-07-04 08:28:12 | Weblog
私の後輩(高校)で芸大の声楽科を出て、現在オペラ歌手(ソプラノ)の女性がいます。後輩と云っても私が45期で彼女が94期ですから、かれこれ50歳も年が離れています。親子どころの年の差ではありません。嬉しいことに、一寸したきっかけがあって彼女と知り合いになりました。

彼女が出演している演奏会の案内をもらったので、昨日妻と出かけました。開場予定より大分早く着いたので、お茶でも飲もうとあたりを探したのですが、適当な場所がなく、「山の上ホテル」というところへ行きました。古くから、文士、学者がよく利用したホテルだと聞いていましたが、訪れたのは初めてです。小高い丘の上にあるホテルですから、歩いて上がるのは骨ですね。おまけにコーヒー一杯も結構なお値段です。高い場所にあるからコーヒーも高い、仕方ないですか?

演奏会は予想に違わず素晴らしいものでした。(日本声楽家協会・10周年記念特別演奏会)演奏会にもいろいろ行きましたが、演奏会の最後のパートで女性のボーカリストがずらり勢ぞろいして日本古謡、わらべうた、日本のうたメドレーを次々と披露する様は圧巻でした。いよいよフィナーレというところで、指揮者は客席の聴衆にも一緒に歌うよう促すので、私も歌おうと思ったのですが、悲しいかな高い音域の声は出ないのです。口だけパクパク動かしているような始末でした。演奏会が終わったあと、出演者にも会えるのではと思いしばらく待っていたのですが、残念ながら会えませんでした。あとで、「後片付けに時間がかかり、会えずに申し訳ありません」というメールをもらいました。

素晴らしい感動、素晴らしい日曜日を有難う。



もうすぐ夏本番

2005-07-01 10:10:52 | Weblog
梅雨とはいえ、今年は雨が少ないようで、給水制限を始めたところもあるとか。一方で、豪雨で被害の出ている場所もあるようで、ままならぬ世の中です。

田舎の弟からの便りでは、母(98歳)は相変わらず元気なようで、安心しています。昔から暑さには強いと自分で云っていましたので、夏は問題ないようです。ジャスコへ連れって行ったら、「がいな店で寒かった」と云っていたそうです。(がいな=大きな)

近所の方が母に会いに来たとき、嫁が喋りすぎるので、私の出番がなかったと云っていたそうですが、実際は母の方がよく喋っていたらしい。

最近は夏の海に行くこともなくなりました。田舎では、300メートルも歩けば海だったので、夏の海特に懐かしいです。雑誌に出ている手本を見てまたいたずらしました。