枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

昼と夜の長さが同じ・・・

2012年09月28日 | Weblog

 秋分の日から、3日経過した日が、昼夜同じ長さになるとある。このところ陽射しは暑いくらいで、晴天の空だが、ずい分と高くなった気がする。爽快である。枇杷葉もグングン育って、葉を繁らせている。ありがたいことだ。今夜も、生葉を腰に貼ろう。

 曼珠莎華の、赤い華を見る度に、ごん狐を思う。この季節、うつらうつらして、心地よい。ごんの悪戯心がうずうずする筈だ。最後の件は、あまりにも有名。兵十が火縄銃を手にごんを打つ。其処に散らばる品物。ごん、おまえだったのか・・・。

 蝉が鳴かなくなったと思ったら、庭で虫が喧しい。昼間も、夕方も厭わず、せっせと仕事に精出して忙しい。虫の世界はとんとわからぬが、自然での生き残りは厳しい。蜂もそうだ。なまじ人間を襲うように云われるが、敵か味方の判断基準だと思う。

 自然には、其処での掟がある。人間は、自分に都合の好い、法律を定めるが、却ってそれが足枷にも。人間同士の欺き、知らないと、わからないであろうとの嘘。有罪になるにせよ、無罪であろうとも天に届く声は一つです。

 自然に叛く事は、その言葉の重みを受けきれない、天罰が下る。何故なら、自分の存在を消すことに相成る。道理的に納得いかぬことは、如何なることでも、頷いては生らぬのです。反対に、すべての根源は自分であると、謙虚になれば神は祝福する。

 昨夜、鉄腕アトムを読んでいたので、寝不足だ。初版コミックスで、価格は安いが、きっと手には入らない。何度も繰り返しているが、作者の思いがとても深いことに驚く。何故、こんなに心が締め付けられるのか、胸が痛むのか。

 近所の薔薇園。小学校の近くにあり、普段は学童所で、期間中だけ公開する。自然に囲まれた場所がいい。ほんとうに何もない。

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