空気が澄み、天頂には夏の大三角が輝く。月が満月に近くなる。彼岸も開けた。彼岸花の、どこか寂しげな色が、土手に鮮やかに咲く。今月一杯、秋の交通安全月間。事故をせぬよう、気をつけよう。満月の午前0時過ぎには、特に注意。
そろそろ山女が熟れる頃。山形県では、山から移植して来、栽培しているそうだ。早生や晩生の品種を植えて、自然の中での収穫というのを、現代農業で読んだ。子どもの頃には、山女など家の周りにもあって、種の多いことに閉口しながら口にした。
最近では、誰も取らないから、至る所で見かける。尤も、崖っぷちでは危険がある。いや、危ないあぶない。咳止めや、細胞の活性化にもいいようだが、根拠はない。個人差もあって、試すしかない。また一度にたくさんの摂取は禁物だ。
山女に限らず、生鮮物は傷み易いので、焼酎に漬ける。自然乾燥では、黴がくる。鉈豆も、乾燥ができていないと黴が生じ、お茶にも不味い。味噌漬けか、焼酎が安心でよい。簡単で、手間がない。出物・腫れ物に効き、にきびや物貰いに効果がある。
台風が去り、鰯雲が覆う空に、秋の装いを感じる。今年は、ずれ込んでの景色になろうか。旧暦では、秋の遅いことを予測しており、人間の愚かしさを恥じてしまう。近年の世の中に失望する想いが強い。だが、生きていかねばならない。
毎晩のように、蒟蒻を温めて腰に置き、仕事には焼酎に漬けた葉を貼って行く。それでも体調の思わしくない時はある。後は、気力でやる。枇杷葉をしていると思うので、我慢できることもある。結局、膀胱炎は枇杷葉で治した。
パソコンをしている部屋に、観葉植物を置いてある。挿し芽でついた。ちょっとづつ増えている。これも、月の満ち欠けに関係があり、摘むタイミングがあるみたいです。