枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

心待ちに・・・

2012年11月06日 | Weblog

 先日来、居間の外が気になって仕方ない。どうしても確かめておきたかった。今朝、窓を開け、まじまじと見る。やはり花芽だ。サンタさん枇杷葉の、なんと3枝に花芽がついている。淡路田中枇杷で大きな実が特徴だ。あれから6年が経つ。

 長崎茂木枇杷と、土肥白枇杷は同じ10年もの。茂木は4年目から生り始めたが、白枇杷は昨年からだ。その年は3粒。今年は9粒である。今年の枝には、たくさんの苞が見え、日に日に膨らんでいく。雑種もある。一口に枇杷といっても、その種類は豊富だ。

 心が急く想いだが、一番に食べさせてあげたい、両親は居ない。それが何よりも、残念でならない。父母の生前、茂木枇杷は、瑞々しい捥ぎたてを持って行き、皮を剥いて食べさせた。母の喜びは例えようもなかった。言葉少ない父でさえ、美味しいと言ったもの。

 生葉で使う枇杷葉と、実をつける枇杷葉は区別しよう。その他には、花芽専用も要る。1年、1年木丈は伸びる。葉も繁っていく。剪定をすれば、横に広がり、そのままだと上に伸びてしまうのだ。大きな葉があっても、背が届かない。優に2mを越す。

 りささん枇杷葉は来年当たりか。毎年、大きく青い葉をたくさん繁らせる。焼酎に漬けて湿布にしている。用途が広いので、たくさん必要だ。それでも庭にある枇杷葉で足りる。あちこちで分けてもらっていたが、やっと我が家のだけで済みそうだ。

 秋になると、色が鮮やかになる。特には何もしないが、季節を忘れないで咲いてくれる。

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