枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

世界平和記念日

2012年11月11日 | Weblog

 そうか。そういう日だったのか・・・、と妙に感心する。夜半からの雨で、何だか地球が泣いているように思う。これまでに消えた命の多くは、戦争や無差別で数え切れない。自然災害と云えば、聴こえはいいが、人類の愚かなる仕業。

 武器よ、さらば。戦争と平和。誰がために鐘は鳴る。風と共に去りぬ。ああ無情。聴け、わだつみの声。古今の名作には、命の大切さも、重さも書かれている。それを読んだ者が居るのに、諍いを起こしているのも不思議。何故、戦争は無くならないのか。

 心に轍が広がる。子どもではなく、大人であるのに、どうしてしてはいけないことをするのだろう。良心が傷まないのか、理性はないのだろうか。人一人を殺すまでが怖く、済んでしまえば、何人でも平気なのか。何かが違っており、何処かで狂ってしまった。

 目的に向かって、進むことは、容易くなく険しい。その都度、弱い自分を発見する。だが、どれも私でもある。矛盾しているとは思うものの、後戻りはできない。ぐじぐじと立ち止まる。雨上がりの夜空に、木星が輝いていた。満天の星の光に、心奪われる。

 母の三回忌を息子たちとする。土砂降りの雨であったのに、夕刻には上がっていた。親が居なくなることは、哀しいけれども、順送りでもある。御仏のおわします場所に、昇って往けているのだろうか。どうか迷うことなく、成仏してほしい。

 白いランタナ。とても大きな株になっている。ランタナは、七変化というが、これは白色。

 

 

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