海が苦手で、人魚姫を読む度に、こういう世界のあることに、疑問を抱く。ベルヌの海底二万里は別。地上も然程のことはなく、汚染されているから、単に海の汚れは言えない。昔、昔には、浦島太郎が訪れた、竜宮城があったらしい。
平家の滅亡時に、幼い帝を抱いて、波の下にも都はありましょうぞ。と、入水したのは有名。果たしてその都には、辿り着けたのだろうか。環境的に、汚れは自然のままだろう。まあ、真実を突き詰めなくても、行ってみたいとは思わない。
宇宙も同じ。然るに、見上げれば観えるから。これが、防護服を着たり、宇宙服を被ったりでは窮屈だ。酸素があってこそ、外での観察が可能になるのだ。要は、貧乏人には、お金がかからぬからできることだ。枇杷葉も同じです。
金銭的に恵まれていたり、医者の友達がいれば違っていた。幸いにも、一人も居ない。枇杷葉は、お釈迦さまのお導きだと思える。赤ひげのように、庶民に親身になる医者なら、信頼できるのだが。パソコンを見つつ、患者の顔をきちんと見ないで、症状がわかるのか。
医は二術。と言うではないか。精神的に参っていたり、どことなく浮かない顔であれば、心に病を抱えていることがある。性格もあるかも知れぬが、笑顔が出ない訳は根深い。確かに、他人のことなどお構い無しにしなければ、業績は上がらないだろう。
負け惜しみではなく、金のないのを幸せに思う。貧乏で卑屈になることはないが、時に腹立たしい思いもある。然し、我が家のポストには、誰も投げ込んではくれぬ。宝くじを買うよりは、今日の生活を大切にしようと想う。夜空に、十六夜の月と木星が輝く。
ちょうど、午前0時を周って撮った。月を眺めていれば厭きないが、首が痛くなった。今日日、外で寝転ぶには寒い。寝袋がないのだ。