日中の気温は暖かく、過ごし易い。少し風はあるものの、冷たさはない。ありがたい。布団も洗濯物も、好く乾く。午前中は、ぼんやりと過ごし、午後から花屋に出かけ、パンジーとミニバラを買う。山茶花が綻んで来た。立冬を境に咲くのが待たれる。
枇杷葉も、薄茶色の苞が、かなり膨らんで来た。白枇杷は、幾分色がついているくらいで、ベージュと言ったほうがいい。何れも、今月の下旬から咲き始めるだろう。庭では、万唐辛子が最後の実を結んでいた。金魚草が風に揺れ、カーネーションの蕾が1輪。
水遣りをする。塩を入れているのが、鮮やかな緑の葉に見えるが、見間違いか。大蒜も、葱も、唐辛子も、農薬をかけるよりはいい。これで虫がついたとしても、自然の掟だろう。人間の手を加えていくのだ。誤っていないとは云えない。
塩を使っての入浴も、今まで、ドクダミ茶に始まって、枇杷葉茶を続け、更には、鉈豆やきらん草で、体の管理をしてきたことが元になっている。そういったことがなく、急に塩を使ったとしても、然程効果は出なかったであろう。体質改善が必要でもある。
快適な、便利な生活であれば、免疫も抗体も作られない。不便なこと、足らない暮らしは、決して恥ずかしいことではない。節約も倹約もするが、ケチとは違う。寒ければ、衣類の調整をして、冷暖房に頼らないこと。その点、現在は改善がされている。
私が子どもの頃には、足の冷えは霜焼けになり、初夏が近くなるまで、その痒さと痛さに泣いた。体中が乾燥し、皸にもなった。肌着も乾かず、何日も着ていた。科学や文明が進むと、いいことも多いがその反対もある。何を以っても、原発との共存はできない。
蒟蒻を温め、枇杷葉の生葉を貼って、腰に当てている。冷蔵庫には、蒟蒻が山とある。食べて良し。治療に使って良しである。色んな方法があるが、簡単で便利なこの方法がいい。就寝時にはこれが眠りに誘う。
今年の鉈豆。鞘が小さい内に採っていたが、葉と同じ色なので、見落としたもの。未だ、残してぶら下げてある。