枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

宇宙は晴れ、星は瞬く・・・

2014年01月09日 | Weblog

 帰宅途上の宇宙に、八日月が懸かり、煌々としている。東天に眼をやれば木星が輝く。少し雲が出るものの、北風に押しやられて、星は瞬く。つと足を止め、背筋を伸ばす。この極上の宇宙を独り占めしている満足感に浸る。ああ何という美しさだろう。

 冷蔵庫の冷凍室の調子が変で、電気屋さんに来てもらう。その間、ペンギンどもは鳴りを潜め、何処に行ったか見当らない。鴨は葱をしょって来るのに、隠れるとは卑怯千判。あ・外を飛びまわっている。風も出て来たようだ。おおっ!ペンギン奉行だ!!

 リエさん達と一緒なら、知識の少なさを補うことも可能だが、そうでない場合では、独り芝居になってしまう。朝、新聞を読まないそうだ。いや、新聞を取っていないらしい。細々とした記事は、帰宅してから丹念に読むが、朝は絶対大見出しには眼を通す。

 朝礼での挨拶も、時候からか世情から、話すことは多々ある筈。年齢を重ねれば尚、深みも増し、艶めくものだろう。ところが今時の持ち回りは、小学校の子供か、とも思える内容である。思わず座り込みたくなるのだ。次元が低いのか、思考停止かな。

 物書きの端くれとして、井戸端会議はしたくない。自分の思いや考えが違うことを、堂々と本人に伝えたい。影口は避けたい。そのためには、読書は欠かせない。どんな書籍でもいいのだ、自分の力に加わる。3分間の内容など、直ぐに埋まる筈だが。

 原稿用紙に万年筆でひたすら書いていた頃、孤独との闘いには周りがみえていなかった。それでも、編集長の助言や、作家の声には励まされたもの。引退したり、鬼籍にある。現役で活躍中の方々もおいでだ。我が家には金はないが、宝物は多いよ。

 誰も知らない秘密。うふふ・・・、そうなのよね、世界中を探したって、この葉書は数枚しかない貴重物で、物凄い価値があるの。サイン本も同じだが、これはあちこちに所持者が居る。写真も等しいだろう。遠い過去の栄光かも知れぬが、パワーの基。

 本は楽しい、読むことで広がる世界がある。知識も豊富になるし、夢への実現にも可能だ。諦めないこともあるが、自分なりの努力を怠らないこと。様々な角度から眺めることも、大切であり必要なこと。凝縮したのが、国語辞典。豊かな発想に繋がる。

 ゆすらうめの実。殆んど野鳥に啄ばまれるが、熟した物は甘くて美味しい。麦刈りの頃、赤く熟れてくる。

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