枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

旧暦・赤穂浪士討ち入り・・・

2014年01月14日 | Weblog

 先日、背中をこっぴどく打ち、転倒を防ごうと支えたが間に合わず、肘をぶつけた。孫に足の裏を踏んでもらいながら、痺れに呻く。体の左上半身がこりこりだ。元は、高校生の時の事故が原因で、左足の痺れが抜けない。通学中のバスに、乗用車が突っ込んで来た。

 夏のことだった。運転席の周りを囲むパイプに、急ブレーキで押し付けられた。乗客は略、満員状態で、最前列で立っており、試験期間中で教科書を持っていた。不幸中の幸いは、バスと乗用車とがぶつからなかったことで、打ち身・打撲で済んだ。私以外は無事・・・

 左足の付け根が、翌日には腫れて真っ黒になった。足が上手く動かない。停留所から家までは坂道で、上下が辛かった。だが、若いという事は、うっ血が消えれば治ったと思う。すっかり忘れてしまった頃、足の痛みを覚えた。普段は気づかせないようにしているが。

 然し、疲労困憊したり、休みの日など気が緩むと出る。それが今回は仕事中に出た。頭で指令するのと、体が反応するのとが、かみ合わないためであった。以前には、咄嗟の行動で失敗したことなどなかった。年齢を重ねるということには、体力の低下が潜んでいる。

 運動が苦手で、体を動かすことが嫌いだ。ごろごろと芋虫でいればよく、そこに本があれば満足だ。スポーツの類は、怪我があるからしない。歩くのも、山歩きは好きだが、自由気儘にしたい。云わば、自分のペースでの歩きで、他人の歩幅に合わせるのは苦手だ。

 今夜は、月と木星が近くで輝いている。午後7時現在でのことだが、400年前の一月十四日の宵は、月もなく夜半には雪がちらつき始める。大石内蔵助を始めとする、赤穂浪士46名は、表門と裏門に分かれ、目指す吉良邸に討ち入って、深夜主君の敵を果たした。

 折りしも降りだした雪に、浅野内匠の守の松の廊下での無念さが思え、浪士は声を殺して啼いたであろう。孫等には到底理解不能の事態だろう。忠臣蔵など、ゲームとしか思い浮かばない。食欲旺盛な孫の現状には、歴史の話は腹が空くのか林檎を丸ごと頬張る。

 菜花が届いていたので、夕食の献立に作る。食べる一方の孫に、焼いた卵を切らせる。包丁を持つ手つきを教え、こっちはせっせと卵を焼いた。息子の家まで送る時間になり、まだ少し明るい宇宙に、木星と月が斜め一直線に並ぶ。昴が霞んで観え、オリオン出でず。

 昨夏の、ブルーベリーの収穫。小粒だがとても甘い。油断していると、野鳥に食べられる。手作りエキスもかなりの効き目。

 

コメント
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