枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

凍てつく夜に・・・

2014年01月27日 | Weblog

 木星の煌きと、冬の星座の輝きが、凍てつく宇宙を賑わす。プレアデス・ヒアデス星団、和名昴の美しさは、ため息が出る。冬は、西高東低で大気が澄むので、肉眼での観測には持って来いだ。野外は寒いのだ。冬の宇宙の醍醐味は、冴え冴えとした星の輝き。

 木星がかなり上昇して、オリオンの頭上を照らす。カシオペアの美しさも、ちょっとばかり翳る。来月になれば節分が、次いで立春が訪れる。春の星座のスピカの、緩やかな曲線が眼を惹くようになる。月日も経てば、宇宙の星座の配置も変わる。さて、何座が?

 12星座のかに座、ふたご座、おうし座、しし座、おひつじ座、うお座。これは、初夏から秋の誕生座の黄道12星座である。これらのものが冬の宇宙に観えている。望遠鏡は元より、双眼鏡での観測も素晴しく、大気の澄んだ冬季だからこそ、観る価値があるのだ。

 まあそういうことに興味がなければ、何が面白くて、と眼を剥かれるかもしれない。哲学的なことにも、心理的なことにも通じているのですが、命は何処から来て、何処に往くんだろう、とか。宇宙の果ては、何処にあるのか。との疑問にも心が騒ぐかもしれないが。

 明日、早出をもらったので、帰宅して弁当の準備をする。朝、着替えたら、枇杷葉の湿布と懐炉を貼るので、ストーブは極力点けない。一旦、点けてしまうと傍に寄ってしまうし、寒さを更に意識する。確かに指先は冷たいが、南極のことを思えば、暖かいものだ。

 江戸時代以前のことを考えても、寒さに凍えたりすることもない。暖かい衣類があるし、それなりの防具もある。多少の我慢をしても、働けることがありがたい。それらの元には枇杷葉がある。自然からの援けがある。感謝して暮せることが大きい。お蔭さまの心。

 我が家で、種を取った鉈豆を蒔いた。赤鉈豆だが、花は咲いたものの、豆に生り難かった。まあプランターだし・・・

コメント
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