枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

月日は一瞬の如く・・・

2014年05月18日 | Weblog

 正月であったのは、つい先頃のような感覚がする。寒さにびくつき、春の待ち遠しかった想いは何処に行ったのだろう?夏日のような極端な天気や、寒さのぶり返す気温に戸惑っていた。爽やかな季節になったもので、吹き渡る風に、初夏の匂いを感じる。

 速いもので、5月も半ばである。年を重ねているから思うのか、単に時間が素早く過ぎるのかは不明。1日は24時間と言うが、果たして真実なのか?ちょっと疑ってみるのも、疑問を抱いているよりはいいかもしれない。等と考えてみたりする。もったいない。

 薔薇祭りが始まっていて、天気もいいので出かける。古里は、何時訪れても懐かしい。高齢になられてはいるが、皆さんお元気なのは何よりと散策する。売店の方に行くと、名前を呼ばれる。然し、誰やら見当がつかない。相手に名乗られてびっくりである。

 大勢の中、偶然の出会いである。尤も、こちらは仕事であるから、世間話はできないが、一瞬学生時代に還る。時間が逆戻りするのも不思議な感じで、言葉は必要ない。お互いの顔を見れば、納得できてしまう。先輩・後輩であった当時が、走馬灯の如く。

 このところ毎朝、揚羽の幼虫との語らいが続いている。蛹になったらしいのもいて、その変化に驚く。命の育みに眼を瞠る。自然の掟とは、弱肉強食ではあるが、どんな小さな生き物にも、生きる権利のあることや、人間の勝手我儘は、思い上がりと気づく。

 絵本を差し上げた子どもさんから、声の便りが届く。つい顔が綻び、祖母ちゃんになってしまう。よそ様のお孫さんであるが、可愛くてならない。小さい頃から知っていると、ほだされてしまうのも仕方のないこと。妹ができてから、ちょっとお兄ちゃんになった。

 今年のブルーベリーは花が少ない。桑の実は鈴生りで、剪定するのにたわわに撓る。昨年、桑の実をジャムしたり、焼酎に漬けたら、意外に美味しかった。氷砂糖を入れてみるのもいいかも。夏に飲むジュースには、さっぱりするかも。送れないのが難点。

 早春に咲いたクリスマスローズ。鉢を置いている下には、たくさんの芽が見える。数年経つと株も大きくなる。

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