土竜。ふ~ん、土の竜か。なるほど、器量が小さいんだ。でも、宇宙に居る龍に憧れて、何時かきっと天に昇れると、一生懸命に土を掘る。然し、太陽を目に下した途端、死んでしまうのだ。本能的に知っているからこそ、ひたすら土を突き進む。直向きな土竜。
明日は、天気らしいので、ドクダミを刈り取ろう。薩摩芋の茎が付いたのか、葉が勢いいい。芋が入るかどうかは別で、育ってくれるか心配であった。大豆も、たくさんの芽を出した。自然に感謝していけば、作物は育つのかもしれない。小さな物にも命は宿る。
勤務先の、冷暖房のフィルターを掃除したいんだが、中々できない。冷房に変わるこの時期には、比較的使用しないので、外してやっておきたい。冷房がフル回転で作動し始めたら、電気代がうなぎ上りになる。原発に賛成しているようで、納得いかないのだ。
我が家では、設置していないので、その心配はない。扇風機ですら使わずで、暑さには打たれ強い。冷房をかけるのは、運転中に居眠りしてしまうからで、上半身にいくようにしている。強度も1で充分寒い。帰宅したら温めた蒟蒻を当てる。冷えから病気になる。
生協で、枇杷の実を購入して、がっかりするのは毎度のこと。皮は硬く、実は味がない。糖度など全くなく実が腐っている。粒が大きいと言えばそれまでだが、これで¥600は高いよ。我が家のは粒こそ小さいが、甘さも糖度も引けを取らない。ハウス物だろうか。
淡路島の田中でも、作る農家で甘さも違っている。やはり、農薬をかけているのだ。収穫量が増えて、売れればいい考えでは、味も不味いし、鮮度も悪いのだ。木村秋則さんの林檎は、無農薬で腐らないよ。枇杷も、農薬をかけるから、却って不味く腐るのだよ。
10年の後、元気で居られたら、我が家の枇杷葉は鈴なりになる。花芽茶もたくさん採れる。今年の冬には剪定をして、あまり高くならぬようにしよう。脚立では作業がし難い。鉢植えの枇杷苗を、地に下ろそう。そうして大豆を蒔いて、麦も育てよう。自然のままに。
白いクリスマスローズ。本来は、これが一番早く、12月に咲くのだそう。あちこちに、優しい色が広がる。